新大阪に到着し、それからちょっと後戻り…、高槻という大阪北部の街に行く。
昔、関西地区を中心にチェーン展開をしていたとあるファミリーレストランのお手伝いをしていたコトがありまして、そこのモデル店があった街が高槻だった。
昔と行ってもボクが20代の前半の頃のコトでしたからもう30年近くも前のコトにて、本当にかなりのひさしぶり。
駅前の景色は代わりはしたけれど、かつての名残りも感じる…、再開発ビルの裏側に昔ながらの商店街がシッカリ今でも息づいていて生活感に溢れた街並み、ホッとする。
ココに来たのは、とある喫茶店に来たかったから。
コーヒー専門店の「マウンテン」…、ずっとブログでお付き合いして、TwitterにFacebookといろんなところでつながっていただいている。
何度かコーヒーを贈っていただいたりもして近所に来たらぜひと思って、やっと今日。
どんなお店だろう…、喫茶店とかカフェのようなお店なのかなぁ…、って勝手に思い込んで実際来てみると、その想像と随分違って、ビックリします。
コーヒーの焙煎工房に売店と試飲コーナーがついてるみたいなお店でコーヒー好きにはたまらない。
いい店だなぁ…、ってニッコリします。
お店に入るとコーヒーの香りが体にまとわりついて、いらっしゃいませ…、って挨拶をする。
お店をやってるご夫婦と、ボクも挨拶。
そして早速、おすすめの季節のブレンドいただきました。
お願いすると、使う分だけ豆を挽きペーパードリップでユックリ、やさしく丁寧に一人前だけ落としてくれる。
春まちブレンド。
香り華やか、やさしい苦味。
舌にのせると苦味が甘さにユックリかわり、鼻から甘い香りがぬける。
明るい味とでもいいますか…。
重苦しい冬がどこかに姿を消して、ウキウキするような春がもうすぐやってくる。
たしかにそんな味がする。
地元のお客様が次々やってくるお店。
その忙しさの合間をぬって、ちょっとお話させていただく。
夫婦二人で一緒にできる、終わりのない仕事をしようと、それで脱サラ…、試行錯誤しながら今のお店になったというのですネ。
自ら終わりを決められぬ「人が生きるというコト」と、自分でお店を開店し叶う限りお客様をもてなし続けるというコトはなんと似ていることなんだろう。
ニコニコ、2人が仲よげで今日のコーヒーは「シアワセの味」とボクは思った。
今日は時間がそんなに無くて、また参りますと約束をして表にでたら、まだシアワセの香りがずっとボクの体についてくる。
電車にのって移動の途中も、舌の上にはコーヒーの甘い香りがしておりました…、今度はユックリまいりますです、オキニイリ。
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