鹿児島市来にある回転寿司の横綱に来る。
40席ほどの回転寿司の店としては小さなお店…、かつてはこの界隈で回転寿司と言えばココだけという状態だった。
ところが最近、チェーンの回転寿司店が次々やってきては安売りをしかける。
どうしようかと悩みもしたけど、むしろ小さなお店というのを逆手にとって地元のネタ、つまり凍ってない魚を一生懸命調達し、質の良い寿司を作ることを選んで営業。
チェーンストアが出来ればできるほど、不思議なほどに良いネタが売れるようになるんですよ…、と。
特にマグロは地元名物という事もあり、たちの鮨屋でもなかなか出せないモノを提供していてビックリ…、地域に根ざした商売こそが飲食店の生き残り術って感じたりした、また来ます。
それから移動で国分の「うを佐」。
今、ボクが注目しているお店のひとつ。
手軽な値段でたのしめる。
それが今の飲食店の勝ちパターンのひとつと言われる。
けれど手頃な値段を、働く人の努力であったり、仕入れ業者を泣かせるコトで無理やり実現しちゃうお店も結構ある。
それでどんなに繁盛しても、本当の成功とは呼べない。
ボクはそう思ってる。
最初から高く売らなくていい仕組み。
清潔で、居心地がよく、けれど贅沢じゃないお店。
お客様からお預かりしたお金を合理的に使って営業し続ける。
真剣に商売のあり方自体を考えて、作り上げたお店でないと「みんながよろこぶ手頃な価格」を作り出すことは出来ないだろうと思いもするワケ。
で、このお店。
その考えで作られていて、たちの鮨屋のクオリティーの見事な寿司に茶碗蒸しやらサラダに天ぷら…、和食があれこれついて1000円前後とビックリするような値段で提供できている。
寿司に釜飯、とんかつ、天ぷら、うどんにフライ。
気軽な和食を食べたいな…、と思ったときにほしい料理が過不足なくほぼ揃っているのがうれしくて、しかも出汁やタレはほとんど自家製。
スタッフみんなが若々しくて、まだ伸び盛り。
みんなと話をしているとボクまで元気がもらえるようで、また参りますと約束をしてお店をにっこり、あとにする。
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ところで今朝の朝ごはん…、ホテルのバフェで食べたのだけど、これがたのしい。
鮭のグリルとかベーコン、漬物とどこのホテルのバフェにもあるような料理もある中、甘いさつま揚げや明太子…、九州的なるおかずがいくつか。
特に鹿児島のさつま揚げの、まるでお菓子のようなさつま揚げって、直接的に体の元気になってくれそうな感じがするのがオキニイリ。
それから甘い麦味噌にいりこの出汁で作った味噌汁。
田舎の味がするのがウレシイ…、ポッテリ大きな梅干しを食べて過食の準備をしました、朝のご飯は健康の素と信じて今日もパクリと食べてでかけます。
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