フレッシュネスで朝。
フィッシュバーガーで朝にします。
四角いフィッシュパテ。
かなりシッカリ、パン粉の衣をまとってて揚がり具合も強めでサクサク。
ゴマ付きバンズではさんで噛むと、ジュワッと油が滲み出す。
パンのフカフカ、衣のカリカリのコントラストがとてもよく、それに魚のシットリ感が混じっておいしい。
サニーレタスの固い繊維が存在感がかなりあり、油をスッキリ、拭ってくれる。
玉子とタマネギがたっぷり混ざったタルタルソースがまた旨い。
これでご飯が食べられそうな、シッカリ味。
それにしてもここのフィッシュフライ。
これ、どこかで食べたコトがある味なんだよね…、ってそう思いながら食べてたら、ピンポン!頭に答え、ひらめく。
ケンタッキーフライドチキンに昔あった「フィッシュケトル」。
その味に良く似ているって気がついた。
そもそもフィッシュバーガー。
あるいはフィレオフィッシュという料理。
昔はまるで食べなかった。
ハンバーガーやサンドイッチは肉をたのしむ料理であって、なんで魚を挟むんだ…、って。
まずその段階で「食べたい」ってモティベーションがあがらぬ料理。
そもそも興味がなかった食べ物。
それがなんだか、40過ぎて急においしく感じはじめた。
ボクの中からいろんな「かたくな」とか「こだわり」とかがなくなった、というのが一番の理由でしょう。
ずっと長い間、ボクが苦手としていた食材や料理をどんどん、この年齢になって克服できてる。
おもしろいなぁ…、と思うと同時に、ありがたいなぁと思いもする。
ボクが若くて生意気でとてもかたくなだった頃。
「最高」だったり「究極」だったりって言葉が好きで、そうしたモノを食べるコトこそシアワセって思ってた。
けれど今では「程よき」コトと「多様」なコトを経験出来ると言うコトこそがシアワセなんだ…、って思えるようになってきた。
世界的にも数少ない「花あるファストフード」のフレッシュネスのテーブルで、ぼんやり思うそんなコト。
今日のお花はいつも以上に立派で元気。
間もなく春!というコトなのでありましょう。
ところでティルト&シフトレンズを使ったミニチュアっぽく撮れる写真。
デジタル一眼で獲った画像をつないで作る、パラパラ漫画みたいな動画。
その両方を融合させたミニチュアパラパラムービーがいろんなところで公開されてる。
表現方法として定着しはじめているんでしょう。
作品のクオリティーが日に日に向上。
目新しさだけじゃない独自のジャンルが確立しているような気がする、なかでも最近、ピカイチだなぁ…、って感心したのがこの1本。
The Sandpit from Sam O'Hare on Vimeo.
神の目線で見る街の様。
妙にいきいき、活気があっておどろくほどに愛らしい。
特に乗り物。
トンボのようなヘリコプターや、お風呂に浮かんでブクブク泡をたてて進むボートのようなフェリー。
みてるとワクワクしてきます。
何より舞台になったニューヨークと言う街の表情豊かなコトに、圧倒される。
身近な昔と連続性をもったまま前へ前へと進んでく街。
待ってなさい。
そのうちキスをお見舞いするため飛んでいくから、覚悟なさい!
そんな元気をもらいます。
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