朝をフクヤベーカリー、家の近所の早起きパン屋さん。
昭和な感じの普通のパン…、サンドイッチやロールブレッドの調理パン、カレーパンやジャムパンと昔懐かしい商品がたくさん揃っている。
けれど中でもボクがどうにもこうにも好きなのが、お弁当類。
手作り感が抜群で、コンビニだとかお弁当屋さんの弁当とは違ってまるで、おかぁさんが作ってくれた弁当みたいな感じがするのがオキニイリ。
今日いったらば、まだ炊き込みご飯の出来上がる前。
棚においてあったのは二色ご飯…、鶏のそぼろと炒り玉子、これに青物…、例えばグリーンピースやさやえんどうを炒めたモノが入っていたらば、小学生の頃、お弁当に作ってもらって一番うれしかった「三色ご飯」になりそうなコレ。
思わず買って、味わいたのしむ。
まずはそぼろ。
醤油の味がクッキリとして、生姜の風味がピリッとしてて、それだけ食べるとかなり濃い味。
玉子は甘くて、ネットリかなりクリーミー。
そぼろと一緒に食べるとちょうど甘みと醤油の辛みがバランスとれてて、ご飯のおかずにピッタリとくる。
量は少なめ、なんだかそれも健康的で、さてさて仕事と家をでる。
お茶を飲もうとドトールコーヒー。
そしたらお店の入り口脇に朝限定の新商品のメニューがあった。
コンソメジュレとチキンハムサラダ。
焼いたサンドイッチのシリーズの新作ということ…、もうその名前。
特に「ジュレ」の部分に心奪われ食べなくちゃって思ってそれをたのんじゃう。
だって朝だけセットは飲み物付きで300円台。
お得なんだもの…、って見事な言い訳。
パンはよく焼きでしたよね…、って時間が余分にかかるのにコンガリ焼いてくれたトースト、見事な出来栄え。
もともとカサカサしたここのパン。
それが熱をタップリ浴びて、なおカサカサになって軽やか、ちょっと揺するとハラッと動いて挟んだ中の具材が見える。
幾重にも層なすチキンハムに野菜…、コンソメジュレがキラキラ中で輝いていてなによりハムがタップリで、なんだか得した気持ちがしてくる。
ハムがおいしい…、フッカリとしたチキン独特のやさしい歯ざわり。
薄切りのモノが何枚も入っているから、噛むときカクカクストンと何度も何度も繰り返し、はぎれていくのがとてもたのしい。
トマトは甘く、レタスはシャキシャキ、ボクの苦手な水菜が入っているのにちょっと、ウゲッと思うもジェラチンの閉じ込められたコンソメジュレの風味とうま味でごまかしながら、ニコニコ食べた。
ココのサンドイッチはどれもよくでき…、お腹にたまらぬ分量も良い。
グラスにビッシリ貼り付いた小さな水滴が、湿度の高い亜熱帯の雨季が来たよと教えてくれる…、ゴクリとのんだらさて仕事。
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