朝、ちょっとばっかり仕事があって「カフェクロワッサン」にひさしぶりにくる。
ロイヤルホストと根っこを同じくする店であります…。
昔、ボクが経営していた会社に、このチェーンストアを立ち上げ経営幹部として営業そのものにも携わっていた人がいて、最初は会社としてもかなりの情熱をもって積極的に展開していた。
時期はスタバが上陸したかせぬかの頃で、マクドナルドともドトールコーヒーとも違った新しいファストフードの登場を市場が待っていたときのコト。
焼きたてのパン、おいしいコーヒー。
アメリカにはオー・ボン・パンっていうチェーン店がスゴい勢いでお店を作り始めていたのを受けて日本でも、クロワッサンをテーマにお店を作って行こうと…。
もともとロイヤルホストの人たちは、チェーン展開をするなら粉物。
それも「夢を閉じ込めるコトができる粉物」を主力商品に何かビジネスをはじめたいとずっと昔から試行錯誤していましたから。
価格が安定している小麦粉。
だから多店化展開するのに有利だからと、ハンバーガーやらマフィンやらといろんなモノを試してそれで、クロワッサンで行こうじゃないか…、と。
でもなかなか上手くいかないですね。
彼らがこの業態を発見した直後から、日本のパンは驚くほどにおいしくなった。
それ以上に、日本のコーヒーはおいしくなって、この店のクロワッサンもコーヒーもどちらも中途半端のものになっちゃった。
いい店なんですけどね。
都会的で、けれどナチュラル。
クロワッサンが焼ける甘い香りがしてて、でもサンマルクカフェも同じかもね…、と。
商品の品質自体はこちらの方がずっと上…、と思うのだけど、「同じかもね」と思われる程度にとどまっているのがカワイソウ。
とは言え、朝をクロワッサンではじめるというイメージ自体がとても良い。
気持ちがウキウキしてきます。
ツナとアボカドのサンドイッチを作ってもらう。
注文すると目の前で、クロワッサンにザクッとナイフを突き刺して、そこにツナとアボカド、それからレタスをたっぷり詰め込みどうぞ…、と手渡してくれる手際が専門店。
クロワッサンはバリッと表面、乾いて仕上げたタイプで、噛むとザクッと歯切れてテーブルの上に砕けた破片がパラパラちらかる。
そのパリパリが口の中でトロンととろけて、バターの香りが滲みだす。
かなり好みでオキニイリにて、よくできてるなぁ…、って感心します。
ただ残念なのがレタスの端が茶色くなってる…、ちょっと時間が経ってしまっているのでしょうね、みるとあらかじめ大量にレタスを「ナイフ」でカットしている。
うーん、残念…、こうしたところがチェーン店的。
アイスコーヒーもほどよき味で、ほどよき朝になってしまった…、そんな今日。
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オリンピックがらみでちょっと興味深い画像を発見。
世界五大陸を現す、「青・黄・黒・緑・赤」の五色の輪を重ねて連結したのが五輪のマーク。
それらがそれぞれどの大陸を表すかという定義はどこにもないのだけれど、例えばそれを青=オセアニア、黒=ヨーロッパ、赤=南米アメリカ、黄=アフリカ、緑=アジアとした上でいろんなデータを五輪マークになぞらえてデザインしたモノ。
左から「テレビを所有している世帯数」「コカ・コーラの販売数」「人口」を表現しているのだけれど、なんだか不思議にオモシロイ。
コカ・コーラってやっぱりアメリカのモノなんだなぁ…、とか、アジアの人口って今でこんな状態なのにこれから一体どうなっていくんだろう…、とか。
それにしても全てにおいてアフリカという大陸の貧しく、意外なほどに存在感の小さなコトにビックリしつつ、なのにオリンピックになるとアフリカ系の人たちの活躍めざましいコトにもビックリ。
このオリンピックが終わったときのメダルの数で五輪マークを作ったら、どんな形になるんだろう…、って思いもします、どうだろう。
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