忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2024 . 11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    C&Cで朝カレー。

    f0f852b3.jpeg不思議なコトに、カレーというものに対してそれほど執着心をボクは持てない。
    おふくろの味的ノスタルジーも見いだせず小さな味の違いを求めて、食べ歩きだったり食べ比べだったりをする気にもならない。
    ましてや自分の味を作り出そう…、ってそんなふうにも思えない。

    「とりあえずな料理」的なイメージがある。
    大人数が集まったから、とりあえずカレー。
    昼ごはんのメニューが決まらなかったから、とりえずカレー。
    そんな感覚。
    ただ、とりあえずの中でもどこかしらアウトドアな感じがあるのがカレーという料理のボクの中でのイメージで、そういえば小学校の時の飯盒炊爨で作った料理がカレーだった。
    そのとき、普通の人が作るカレーは嫌だからと、ルーを使わず料理本をひもときながらトマトを使ってスパイスいれてと工夫をしたけどあんまりおいしくなくって泣いた(笑)。
    今でも変わった味のカレーは苦手。
    普通においしく気軽なカレーが一番好きで、たとえばココのこのカレー。
    トロミも程良く、とは言えモッタリするほどでない。
    ご飯とのからみも程良くて、なによりガツンと辛いのがいい。
    しかも辛味がインド系でなく、胡椒の甘みや風味を感じる洋食風のところがボクの好みにあってる。
    それからご飯。
    ココのご飯の炊き加減が、ちょっとポソッとかためで乾いた感じで、それがカレーと出会うとほどよく、シットリとしておいしく感じる。
    スタンド系のカレーの中の最高峰のひとつと思う。

    8316e640.jpeg朝くると、とてもお得なモーニングカレーをやっているのがうれしいところ。
    茹でた野菜がのっかるカレーか、唐揚げ一個がついているもの。
    どちらかひとつ。
    スタンドカレーにはやっぱり揚げ物があう。
    立ち食いそば屋もそうだけれど、気軽に満腹を作り出すには油のうま味を借りるのがいい。
    ココの唐揚げは、揚げたというより焼いたような仕上がりで、サクッと感がまるでない。
    ムチュンというか、ネチッというのかフリッタ衣のようなポッテリしたモノが肉を包みこみ蒸し焼きにしたような食感。
    かなり大ぶりの一切れが、呆気無いほどサックリとスプーンでちぎれる。
    カレーと絡めて食べるとムチョンと、肉がほぐれてご飯と混じる。
    朝から背徳気分にひたる。
    甘さ控えめのここのらっきょ。
    ツルンと奥歯を前歯を逃げまわり、奥歯が捉えでガツンと噛むとクシャッと潰れて酸っぱい汁を吐き出していく。
    福神漬もコリコリ歯ごたえたのしくて、ヒーハーしながら食べ進む。
    胡椒パワーで持続する辛味が頭を突き抜ける。
    汗をかきます、朝のコト。

    ところで今日。
    浮世絵師の歌川国芳が1861年の今日、没したのだそうであります。
    utagawa.jpg「幕末の奇想の絵師」と言われる異色の画家。
    抜群の描写力と豊かな発想で独創的な作品を次々生んだ、けれど当時の日本ではなかなか評価されず、最近になってやっと注目されるようになった人。
    へんてこりんな絵が多いのです。
    お行儀のよい芸術性より、人を驚かせる娯楽性。
    うつくしいとは、人が思わず目を背けたくなるようなモノの中にある…、まるで岡本太郎が口にしていたようなコトを実践してた人。

    彼が活躍した江戸時代の末期というとき…、いろんなモノが煮詰まって新しい何かをみんなが必死に探した時代なんでしょう。
    他にもいろんな異色の画家が次々、生まれた。
    例えば狩野一信
    実は彼の代表作「五百羅漢図」が江戸東京博物館で先月から公開予定だったのだけど、地震のために延期になった。
    今月中には公開開始というコトなのでありますけれど、待ち遠しくてしょうがない。

    拍手[0回]

    PR
    ■ この記事にコメントする
    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード
    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    ■ コメント一覧
    一日千秋のおもいで…
    12chの美の巨人で存在を知ってから、
    心待ちにしてました、「五百羅漢図」の展覧会。
    公開されたらぜひぜひご一緒しませんか?
    まりおさん / 2011/04/14(Thu) /
    4月末
    > まりおさん
    4月末には公開予定となっていました。
    ぜひ、ご一緒に。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/14(Thu) /
    無題
    なんと。歌川国芳の命日なんですか。
    ぼくは明日、ボストン美術館から貸し出されている浮世絵を観に行ってきます。今回の展示が終われば、最低でも5年は観れなくなるとか。貴重な浮世絵。保存状態も良いらしいので楽しみです!
    チキンさん / 2011/04/16(Sat) /
    浮世絵
    > チキンさん
    大衆の目の保養として作られた浮世絵。
    あまりに身近で、日本では長らく評価されることがなかった芸術。
    ボクたち日本人の周りには芸術で満ち溢れているのでしょう。
    浮世絵展。
    たのしまれてくださいね。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/16(Sat) /
    無題
    五百羅漢展、4月29日~7月3日までの開催が決まったそうです。
    もとの会期より長くなりました。楽しみです。

    歌川国芳の展覧会は、昨年府中市で開催されたときに見てきました。14日が命日だったんですね。
    カネコさん / 2011/04/17(Sun) /
    ありがとうございます。
    > カネコさん
    なるほど、ゴールデンウィークからというコトですね。
    ありがたい情報、どうもありがとうございます。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/17(Sun) /
    チャパティ
    こだわりの家庭科カレー
    おもいだしました
    ぼくもなんだかこだわって
    そうそうよみ○りクッキングの
    カレーの本を探し出して
    チャパティつくって
    おこられました(笑)
    なつかしいです、小六の夏
    ネコスタさん / 2011/04/20(Wed) /
    子供のこだわり
    > ネコスタさん
    ボクも小学生の頃、いろんなモノをつくりました。
    大抵失敗。
    料理の本て嘘ばっかり書いてるんだなぁ…、って思っていました(笑)。
    それにしてもチャパティ。
    チャレンジャーでしたね。
    サカキシンイチロウさん / 2011/04/20(Wed) /
    ブラックデーにジャジャン麺 HOME 六本木から新宿の西、暑い昼
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]