ヤボ用すませて池袋駅から街を脱出、その前に、ちょっと気になるお店にきます。
Hotdog59っていう店。
これで「ホットドッグゴジュウキュウ」って呼ぶんだそうな。
ホットドッグの専門店。
59ってついているのは、59秒で提供できるように努力してます…、っていうコトらしい。
それというのも、出店している場所がなんと駅のホームなのです。
駅そばっていうのはあった。
駅カレーも最近増えた。
けど駅ドッグっていうのはちょっと珍しい。
池袋駅の3番線と4番線のあるホーム。
その一番北側のはずれにあって、大きさはキオスクくらいの大きさしかない。
注文をする窓口と、商品ができてでてくるカウンター。
そのカウンターの中にはキッチンがあり人一人が中に入って調理するのが精一杯。
ジューススタンドみたいな感じ。
結構、流行っているようでボクらみたいに、このホームから電車にのるわけじゃない人たちがワザワザここを目指してやってきたりする。
安くて結構おいしいって、クチコミなんかもされてるみたいで、実はボクもそんなひとりでございます。
メニューはシンプル。
プレインドッグとそれにチーズやレリッシュくわえたモノが全部で4種類。
パンの種類が2種類あって、どちらか選んで注文します。
マスタードレリッシュ添えたホットドッグ。
ピクルス。
それからオニオンをみじん切りにしてフレンチマスタードで和えたペイスト。
それをたっぷりソーセージの上にのっけて食べる。
ニューヨークの屋台のホットドッグの定番。
セミハードのソフトバゲットみたいなパン。
あるいは胚芽を混ぜて焼いたロールブレッドのどちらかひとつ。
それでロールブレッドにする。
トーストしてて、ほんのりあったか。
肉汁たっぷりのソーセージは、ほどよく細くてパンと馴染んで口にもやさしい。
レリッシュの酸味もたのしい。
ソーセージの肉のうま味がひきたって、食欲グイグイ湧いてくる。
客席があるわけじゃない。
みんなホームにたって食べてるんだけど、一口食べると笑顔になってる。
具材をもっと沢山のせればもっとおいしくなるかもしれない…、でもそれじゃぁ、片手で気軽に食べられなくなる。
立ってたべるのにほどよい品質…、よくわかってるってウレシクなります。
それにココで働いている女性スタッフのキビキビしていて手際のいいコト。
ひとりで注文を取り、お金を受け取り料理を作り、お待たせしましたと手渡すその一連の作業がたしかに1分前後で仕上がっていく。
こうしたお店が駅のホームにこれから増えていくと電車の移動がたのしくなってく…、なんだかちょっと期待する。
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それから夜を家でたのしむ。
先週、すき焼き用の肉ってもらって半分残した松阪牛。
そろそろ食べておかなくちゃって今日はしゃぶしゃぶにすることにした。
実は先日、ディーン&デルーカでちょっと特別なモノを買っておいたのです。
ひとつはごまだれ。
京都の山田製油という油屋さん。
低温でジックリ抽出するごま油で有名な店が作ったシャブシャブ用のごまだれで、しかもディーン&デルーカとのコラボ商品だというのでそれを。
ずっとディーン&デルーカはニューヨーク直送モノを売り物にして、イタリア料理やフランス料理の食材、素材ばかりを扱っていた。
東京の港区にある超高層マンション族御用達みたいな感じで、「おされ」が売りモノ。
パーティーなんかをするときはインスピレーションがわく品揃えではあったけど、普段使いにはいささかちょっと不釣合い。
生活感にかけていた。
ところが最近。
日本の地方の名品をかなり充実させている。
名実ともに「食のセレクトショップ」のような感じになってて見所もあるし、買うたのしみも増えてきた。
このごまだれと一緒に同じメーカーの、胡麻ラー油をかい大人のしゃぶしゃぶにしましょうか…、ってちょっと画策。
〆用に広島にある製麺所の鍋用ラーメンを買って準備万端状態にする。
お酒のお供にエビを買う。
殻ごと茹でて冷凍にして売っていたモノ。
状態よくてかなり安くなっていた。
正月終わって、めでたい系の海産物の値段がずいぶん下がってるよう…。
例えば数の子。
あるいはホタテがかなり安くてエビもそう。
流水で軽く洗いながら殻を剥き、スイートチリとマヨネーズを半々にしたディップを用意して食べる。
鍋の具材は当然牛肉。
それから牡蠣に塩豆腐。
絹ごし豆腐に塩を塗りつけ、さらしで巻いて冷蔵庫の中で休ませたモノ。
カチッとちょっと硬くなってて、鍋に入れても扱いやすくしかも中まで塩の味がはいってる。
豆の風味も強くなり、かなり便利で重宝します。
緑のモノは明日葉にした。
苦味とエグ味がおいしい野菜とすすめられて、鍋にそのまま突っ込んでみる。
そしたらかなりのアクがでて、渋くてちょっと閉口しました…、それで一転、たっぷりのお湯に塩を入れアクが出るまでシッカリ茹でて、よぉく洗っておひたしにした。
それでも苦味が強くって、お腹の中がキレイになってくような気がする、大人味。
〆のラーメン。
鍋にそのまま入れるタイプのラーメン。
チャチャッと手早くできそうで、それで買ってためしてみます。
しゃぶしゃぶの鍋。
最初にコブでお湯にうま味をつけた、そこに牡蠣の旨みや、肉の風味がうつってる。
特に牡蠣の海のうま味が溶けこんで、鍋のお湯がほんのりミルク色になっているほど。
味をみたらば、出汁の出方が半端ない。
沸騰させてそこに牡蠣とカマボコ、斜め切りにしたネギをくわえて一緒に麺。
平打ちのちょっと分厚く、ツルンとしたのをいれてクツクツ煮こんでいきます。
お湯を含んで、麺がちょっと膨らんでくる。
それと一緒にスープに麺の小麦粉がとけ、トロンととろけて沸騰している泡がネットリ。
大きくなってく。
そして4分。
ピピッとタイマーがなったところで同梱されてるスープベースを絞っていれる。
辛味噌味というコトで、入れると途端にスープが真っ赤になってきて、辛い匂いが鍋の上に舞い上がってくる。
最後に一気に沸騰させて、そこに溶いた玉子を糸にして垂らし、チリチリさせて出来上がり。
そういえば、昨日の夜も今日のお昼も辛い〆。
食欲不振に悩んだ今週の前半が、なんだか嘘のように辛味をお腹が求める。
食べたく思うモノがおいしい…、そして今日のこの麺のツルツルとしてけれどムッチリ歯ごたえたのしい麺の状態。
ドッシリとして辛すぎないのに十分辛味を舌は感じて汗をかく、おいしいスープにビックリしました…、これは気になる、オキニイリ。
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