ひさしぶりに「おむす人」にて朝をとる。
名前の通りおむすび専門のお店で小さなお店ながら入り口2つ、ひとつはテイクアウト専用入り口、もうひとつはイートインの入り口で、おむすびが作られているところをみながら出来立てをたのしむコトができるゴキゲンな場所。
それにしてもこのお店。
働く人が長く続いているのにいつも感心します…、だってボクが市ヶ谷に住んでいた頃からだからもう7、8年近く朝のメンバーは変わらず同じ。
飲食店って長く続かぬ仕事、離職率が全産業中トップクラスになってしまうのが外食産業の哀しいところ…、だからこういうお店に来るとウレシクなります。
たのしい仲間と気持ちよく仕事ができるからなんでしょう。
梅とおかかのおむすび一個…、それにソーセージのフライをセットでもらって食べる、キリッと酸っぱい梅干しが口の中を一気にみずみずしくしてくれて、おかかのうま味が酸味をしっかり受け止める。
ご飯がパラリと、口に入った途端にほぐれて散らかって、この絶妙のにぎり加減がここのおむすびのステキな特徴。
油で揚げたソーセージをプチュリと食べてお茶をゴクリ…、脂のうま味がお茶と一緒になることでまるでオスマシ飲んでるみたいな気持ちになれる、今日一日をゴキゲンにはじめるために十分の朝。気持ち軽やか、出かけます。
ちなみにこの店の前にある上智大学…、まもなく再開発でオフィス用の賃貸フロアを併設した高層ビルができるんだという。
考えてみればこの大学ほど都心環境を謳歌しているところはなくて、それも人気の一つなんだろうって思ったりする…、ビルフェチとしてはなんだかワクワクするプロジェクトでございます。
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それからひとつ打ち合わせして、それからもひとつ、有楽町で打ち合わせ…、モスカフェにくる。
高速道路の高架の下…、天井高く細い通路のような部分を使って作った不思議な構造のお店で実は、かつて天ぷらの「天一」さんが「天一Deux」って名前のお店をやっていた。
高い天井を利用してスキップフロアで奥へ奥へと高くなる、それで薄っぺらな空間を感じさせぬような工夫をした構造で、極小住宅をつくるときの常套手段の一つですよね…、けれどサービス動線があまりに長くて利益が出せず撤退をした。
モスカフェというこの業態はセルフサービス…、だからサービス動線のコトを心配しなくていいから好都合だったのでしょう。
結構繁盛している感じ…、この界隈に使い勝手のよいお茶飲みスペースがあまりないというのも良かったのでありましょう。
10時ちょっと過ぎという、中途半端な時間でありつつ女性で一杯…、仕事の打ち合わせの私服ビジネスマンがチラホラっていう感じ。
ちょっと変わったものをと思って、「いちごミルク」ってメニューを選ぶ。
凍ったイチゴをザクザク崩し、イチゴジェリーと一緒にミルクで割ったもの…、イチゴに練乳かけて潰して食べていた、いちごミルクの凍ったバージョン。
懐かしくっておいしくて、けれどこれも太いストローで飲まなきゃいけない…、この飲み方ってちょっと気を抜き唇の端をゆるめてしまうと、困ったことになっちゃうわけです。
まぁ、しょうがない…、ストロー使わずスプーンをもらい固形物はすくって食べてグラスを持ち上げゴクリと飲んだ。そして次の場所へと向かう、ランチ前。
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