食事のあとにちょっと打ち合わせをしたいことがあり、エクセルシオールカフェに来る。
ドトールコーヒーと同根で、商品の構造自体はよく似てる…、けれど一生懸命ヨーロッパ寄りを装っていてだからときおりへんてこりんな商品を出す。
例えば、夏のはじめからやっているのが、ペリエエスプレッソという飲み物。
上島珈琲店が夏になるとかならずコーヒーのソーダ割りを出すんだけれど、それを「エスプレッソとペリエで作ってみたわよ…、シルブプレ」って感じの商品。
たのむとトレイにペパーナプキンとペリエ模様の緑のシリコンコースターが並んで置かれる。小さな瓶入りペリエと、氷の上にエスプレッソを注いだグラスの両方がきて、グラスにペリエを注いで飲んで!シルブプレって趣向の商品。
…、なのだけど…。
お客様が実際飲んでたのしむはずのグラスが紙のナプキンの上。
注ぎ終わったらゴミになる、ペリエの瓶がコースターの上という下克上的なる景色に笑ってしまう…、ペリエさんからもらったコースターだからしょうがないのかもしれないけれど、あまりにグラスがかわいそうで、場所を交換した上でトクトク注いでシュワシュワさせた。
泡が細かで注ぎ終わった瞬間は、黒ビールみたいな様相呈する大人の飲み物。
エスプレッソの細かな粉がペリエの泡を膨らますんでしょう…、ポッテリとした感触が唇撫でてプチッとはぜて消えていく。
エスプレッソの仄かな甘みと、ペリエの塩分、そして炭酸水のプチプチ感が一緒になって「カカオフィズ」的風合いがある。
カカオフィズ…。
ボクがバーでバイトをしていた学生時代…、フィズって人気の飲み物だった。
スロージンを炭酸水で割ったモノとか、バイオレットとかカカオとか…、甘くて喉越しなめらかで同じ炭酸系の飲み物でも、最近はやりのハイボールのバチバチ感が希薄でやさしい飲み口だった。
優雅なモノに憧れる気持ちが街に溢れてた頃…、なんだかちょっとなつかしい。
ところでこの動画。
映画に出てくる人の顔を顔認識アルゴリズムを使って全部重ねあわせて、マッシュアップしたらどんな顔になるのか?ってコトをやってる動画なんだけど結構、これがオモシロイ。
Avatar, Portrait from Shinseungback Kimyonghun on Vimeo.
人の顔ってひとつひとつをみると違って見えるけれど、所詮、同じような位置に同じようなパーツが並んで出来上がってるので、何千という顔を重ねてしまうとどうしても同じ印象になってしまいはするのだけれど、映画によって確かに違った印象になる。
下に三枚、画像を並べておきますけれど、それぞれ何の映画でございましょうや?
答えは左からマトリックス、アバター、アメリでござんす。
アバターはやっぱり青い(笑)…、オドレイ・トトゥの顔ってスゴく特徴的で他の人の顔をマッシュアップしてもオドレイ・トトゥのようになっちゃうということがわかってちょっとオモシロイ。[5回]
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