忍者ブログ
サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
2025 . 02
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • カレンダー
    01 2025/02 03
    S M T W T F S
    1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28
    カテゴリー
    最新TB
    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
    バーコード
    ブログ内検索
    アーカイブ
    P R
    アクセス解析
    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    昨日に続いて、かにの華にてランチを食べる。



    とはいえ今日は昨日と違ったお店を選ぶ。メニューは共通。けれど厨房の中の技量や考え方で、料理の状態は微妙に異なり、それが好ましい個性の範疇に収まってるか。それともブレになってしまっているかどうかを確かめるため、メニューは昨日とおんなじランチの商品選んで見比べる。
    ちょっと意地悪なおいしいたくらみ(笑)。



    吹き寄せ風のメインの料理。ひとつひとつの料理の味はしっかりしてて、けれどちょっと沈んで見える。
    器使いと盛り付けが上手にマッチしていないのでしょう。刺身もちょっととっちらかった感じでかなりもったいない。
    笹の葉で包みこまれた蟹の寿司。
    昨日のお店では葉っぱをほどいて中のお寿司がちょっと顔を覗かせていた。今日のはキチンとくるまれていて、ちらりズム的色気が欠けてた。



    笹の葉の香りは当然、今日のお寿司がふくよかで、でも色気のある料理の方がボクは好きだな…、と勝手を言った(笑)。
    五穀米の釜飯は、今日のお店のがおいしく感じる。
    ちょっと多めの出汁加減。だからふっくらみずみずしくてホツホツとした雑穀独特の硬質感がよきアクセント。いい感じ。

    どちらにしても違いは誤差の範疇で、味は互角。よき個性。
    それにしても見た目って本当に大切だよね。同じ料理も見せ方で、誰に向けての料理か変わって見えるほど。人間が装いひとつで違った個性を発揮するのと同じかもね…、と感心します。
    食後の抹茶に水まんじゅう。今日のは中身がうぐいすあん。これもまたよし、仕事する。


    関連ランキング:かに | 柳津駅西笠松駅



    打ち合わせを終え、新幹線にて東京に。



    途中名古屋で乗り換えついでに、駅弁を買う。
    その名も「なごや」。これほどキッチリとした幕の内弁当はなかなか他に見かけない。
    旅のお供のオキニイリ。
    六角形の弁当箱のほぼ半分をご飯が占める。型押しされてゴマがぱらりと散らかっていて、残り半分にはギッシリおかず。



    エビの煮含めはお頭付きで、胴体部分だけがスルリと殻が剥かれて食べやすい。足も尻尾もバリバリおいしく食べたれる正直なエビ。ウットリします。
    魚の塩焼き。野菜の煮付け。穴子とゴボウの八幡巻きと、弁当箱の中にあって欲しい料理がそろっているのにうれしくなっちゃう。
    あられをつけて揚げたすり身もおいしくて、パクパク食がたのしく進む。
    何よりこれで好きなのがパリパリ歯切れる守口漬けで、その軽快な食感ににっこりしながらひと眠り。

    拍手[3回]

    PR
    ちなみに昨日、「かにの華」に来て、試食をかねたランチをします。



    岐阜を中心に3軒の店を営業している和食のお店。名前の通りカニを使った料理をメインに売っていて、どこも基本的に同じメニューでやっている。
    けれどお店によってほんの少しづつ違いがある。
    調理をしている人のおいしいと思う味の傾向。地域それぞれに独特の味の嗜好があってそれらを丁寧にすくいとっていくと料理が違っていく。それを「バラつき」ではなく「個性」とお客様が感じてくれれば、それこそ飲食店の理想の姿。



    ココの料理は若干味が強めでメリハリきっぱりしてて、味の輪郭がくっきりしている。茶碗蒸しも少々甘め。ひとつひとつの料理もキリッと味がはっきり。宴会だったらお酒が多分進むだろうなぁ…、って思ってニッコリ。
    仕事があるからお茶を飲む。
    カニと松茸を具材に選んだ秋の釜飯。五穀米を使って作っているので最初、一口目にはホツホツ、ちょっと芯があるのかとビックリした。けれどそれも食べてるうちに口がニギヤカになってくたのしい工夫とわかる。



    一言そえるといいかもしれない…、ってみんなで思う。厨房の中で試作、試食をどんなにしてもわからぬコトが、こうしてテーブルの上ならわかる。
    お客様の気持になって自分のお店を見ることが、どれほど大切…、って思ったりする。今日一番のそれが収穫。
    食後に飲み物サービスがあり、うれしいコトに抹茶が選べる。
    それを選ぶとお茶菓子が付く。季節季節の生菓子で、今日はポッテリとした水まんじゅう。上品な甘みのこしあんが、トロトロとろけるクズに包まれ口に広がり消えていく。秋が来たんだ…、としんみり思う。そろそろやっぱりクリキントン…。


    関連ランキング:懐石・会席料理 | 佐屋駅五ノ三駅



    朝、ホテルのバフェをちょこっと覗く。これはと気をひく料理がなくて、それで軽く好きなモノだけ。


     
    茶碗にご飯をよそって上にソーセージ。こんがり表面焦げて焼けてて、ところどころが揚がったように皮が破けて爆ぜている。スイートコーンをパラリとちらし、コーンポタージュをサイドに添える。
    パキッと歯切れてジュワッと肉汁。前歯がちょっと擽ったくなる。目が覚める。

    それからコーヒー。「らんぷ」という店。



    この界隈で着実にお店を増やしているチェーン店。木造。高い天井にランプが仄かなやさしい光を落とす空間。
    昔の学校や役場のようなのどかなしつらえがおじさんたちの気持ちをくすぐってくれるんでしょう。雨というのに朝からにぎやか。
    コーヒーカップがズラリと並ぶカウンターも、昔ながらのコーヒー専門店って感じでホッとする。



    飲み物たのむといろんな料理がついてくるのが当たり前の、この地方にあってココはトーストだけがサービス。
    それでも人が続々やってくるというのが、ここの実力なんでしょう。
    バター、シナモン、エッグと三種類が用意されてて卵をもらう。トロンと仕上げたスクランブルエッグでトーストきれいに覆って、ケチャップぷちゅり。
    口溶けの良い朝のお腹にうれしいごちそう。さらりとやさしい苦味で頭が芯から目覚める。やんわり仕事といたします。


    関連ランキング:コーヒー専門店 | 名鉄岐阜

    拍手[4回]

    夜、おいしいものを食べに行きましょう…、と、「魚辻」というお店を選ぶ。



    家族でやってる店なんです。田んぼの真ん中。小さな店で、昔ながらもまるで民家を改装したようなお店でありつつ、不思議なことに高級車ばかりが駐車場に止まってる。
    気さくで料理もおいしんです…、ってお店に入ってみたらばビックリ。
    テーブル席に桟敷席。多彩な客席のしつらえで、厨房をグルリと囲むカウンターの上には今日のメニューの筆書き。カウンターのショーケースには季節の素材がズラリと並ぶ。



    食堂的でありながら、居酒屋みたいに見えもして気軽な中にもおいしい香りで満たされている。
    ワクワク、ウキウキ。
    まずは適当においしいものをちょうだいよ…、とお願いするとテキパキおばんざい的料理がズラリとお皿に並んでやってくる。
    脂ののった魚の照り焼き。ごぼうにレンコン。どちらも土の香りがおいしいきんぴらで、青菜のおひたし、湯葉や生麩に茄子の煮浸し。
    体にやさしい料理ばかりで、味はしっかり。飲める人にも飲めぬ人にもうれしい料理がやってくるのがありがたい。



    刺身をたのむと、カンパチ、マグロにタコのブツ。イカにえんがわ、ウニとどれもしっかりとした目利きで選んだ見事な状態。
    刺身が旨いとホッとします。いい素材を使っているんだという安心感と、お客様に嘘をつかずにたのしませようとサービス精神。どちらも気軽でたのしい飲食店に必要な要素でござる。
    カレーを煮魚にしてもらう。これもプリッとみがはぜて、箸をあてるとホロリと骨から塊のままとれる新鮮。甘辛味に負けぬ香りとしっとりとした身質にウットリ。

    レタスの鍋がおいしんですよ…、と、それを今日のメインにします。



    出汁がはられた土鍋にコンロ。火にかけしばらくするとおいしい香りの湯気がもくもく、蓋の隙間から湧いてくる。
    蓋開け、そこにまず豆腐。それからレタスを無造作に入れ、豚バラ肉を投入したらあとはただただ食べるだけ。
    タレはなし。鍋の中の出汁を器に注ぎ入れ、それから好みで柚子胡椒。出汁の旨みだけで味わう。だから素材の味を一切損なうことなく、豚の脂の甘みであったりレタスの渋み。豆腐の旨みを素直に感じる。なによりレタスをどっさりお腹に収めることができるうれしさ。健康的なおいしさが、年取るお腹にありがたい(笑)。



    〆はそうめん。厨房の中で茹でて水でザブザブ〆たそうめんを、鍋に投入。火にかける。
    ちょっと麺が温まったところをたぐりあげてすするとそうめんのハリと歯ごたえがザクザク旨い。そうめんが含んだ塩味が素直に舌をよろこばせ、出汁の甘みを引き立てる。
    しばらくすると麺に熱が入ってトロリとなめらかになる。グツグツ煮込むとそのトロトロが一層強まり、出汁と麺の一体感がでてくるのです。出汁をゴクゴクのみながら、時折麺がヌルリと喉をかけおちる。汗も出ました、お腹も満ちる。
    満足します。いいお店。


    関連ランキング:かに | 開明駅

    拍手[3回]

    移動の途中。名古屋で40分ほどの待ち時間があって時間はちょうど11時。せっかくだから久しぶりに名古屋飯をと「チャオ」に来る。



    あんかけスパゲティーの専門店。
    おいしいお店と有名なとこがいくつかあって、実はボクがはじめてあんかけスパゲティーなる料理を食べたのがこのお店。
    30年近くも前のコトになりますか。
    ビックリしました。スパゲティーなのにあんかけ。今まで食べたことがあるスパゲティのどんな味とも違った不思議に、名古屋ってスゴいとこだなぁ…、って思い知ったわけであります。

    メニューは基本的にスパゲティーだけ。



    しかも味はあんかけ味で、多彩なトッピングと組み合わせることでバリエーションをつけるスタイル。カレー屋さんのようなシステム。
    一番人気は「ミラカン」という2種類のトッピングのコンビネーション。
    「ミラ」はミラネーゼ。赤ウィンナさんやハムやベーコン。缶詰マッシュルームを炒めたモノ。「カン」はカントリー。ピーマン、タケノコ、マッシュルームを炒めたモノ。野菜炒め=カントリー…、って連想ゲーム的なるネーミング。このタケノコがどうにも苦手で、けれど野菜は食べたくそれであみ出したのが「ミラボン」なるこれ。



    ココのボンゴレは玉ねぎとピーマン、マッシュルームをアサリの水煮と炒めたモノに、コク出しチーズがかかってて、それとミラネーゼの合い掛けレシピ。
    それがドッサリ。麺を覆い尽くすほど。
    トマトソースのような色合いのソースが軽いとろみを帯びて、それが「あんかけ」という名前の由来。
    麺は極太。茹で置き、ラードで炒めたかなり頑丈な麺に味を絡ませるためとろみを必要としたのでしょう。熱さがずっと持続するのもトロトロソースのいいところ。



    で、このソースが不思議な味で酸っぱくもあり辛くもあり。旨みが強くて何より胡椒の風味がかなり強烈。
    にもかかわらず何かひと味足りないのです。
    特に甘み。それから塩味。
    ところが麺と一緒に食べると、足りなかった甘みがずっしりやってくる。
    ラードの甘み!
    炒めた具材と一緒に食べると、その味わいや塩味が足りなかったパーツがパカッと埋まっていくような楽しい経験。むしろソースが完成されていないからいろんな具材をトッピングして楽しむことができるのでしょう。



    調味料がテーブルサイドに用意されてて、胡椒を足すと辛みと同時に甘みがくわわる。タバスコ使うと酸味がくっきり際立って、味の輪郭がはっきりしてくる。
    麺のムチムチした食感に、野菜炒めのシャキシャキ前歯をくすぐる感じ。脂が焼けた香りと唇ヒヤッと涼しくなる感じ。
    味より食感を楽しむ料理に違いない。
    それにしてもこれだけたくさんのウィンナさんを一度に食べたのは久しぶり。
    もしこの街に生まれて育っていたとしたらば、これに熱狂したろうなぁ…、って思いもしました。またこよう!


    関連ランキング:パスタ | 名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅国際センター駅

    拍手[3回]

    東京駅から始まる1日。さぁ、朝ご飯と「寿司清」にくる。



    グランスタという飲食店が集まるエリアで、朝の不動の人気ナンバーワンと言えば断然この店。
    向かい側には1日行列が途切れぬ牛たんの利久があるけど、朝には牛たんを焼かないポリシー。それでかほどよきにぎやかさ。
    ココは開店と同時に満席。そのあとずっとほぼ満席な状態が朝の10時までずっと続いているのがスゴイ。



    寿司屋の魚で朝を迎えるという、わかりやすい商品イメージがいいのでしょうね。
    なにより最近、海外からの観光客を多く見かけるようにもなって、寿司やあるいは生魚というのは日本が誇る優良コンテンツなんだなぁ…、と思ったりする。
    今日も台湾からの8人組がお店の奥で朝から宴会気分でござった。それもよし。

    マグロの漬け丼に豚汁がつくくセットに、魚の端材を使った切り落とし。追加で豪華な朝にした。



    マグロの赤身をタレに漬け、タレが染み込み醤油の色がほんのりついた漬けをズラリとご飯の上に並べて作る。
    開店当初に比べてお椀が小さくなって、ご飯の量が控えめになった。朝のお腹にほどよき量で、しかもお椀の中一面がマグロの漬けで覆い尽くされているがごとき、贅沢感を目で味わえる。いい工夫。
    ひんやりとしたマグロの食感。軽い酸味が後味ひきしめ、ご飯の熱さを和らげる。急いでハフハフ食べるのにありがたくって、ハフハフモリモリ。



    漬け丼よりも大きな器でたっぷりやってくる豚汁は、ゴボウに大根、人参、豚肉、油揚げと具材たっぷりで野菜でお腹を温め満たす…、健康的がありがたい。
    豚汁にパラリと七味を散らしたあとに、もしこれをマグロの漬けにかけたらどうなる…、とちょっと試した。
    不思議なコトに赤唐辛子の辛味がほとんど顔みせず、胡麻の風味や陳皮の香りがマグロをエキゾチックな味わいにする。



    魚の切り落としには鯛にサーモン、マグロのブツ。タコとさまざま並んでて、魚が変わると異なる味わい、食感をあれこれたのしむコトができるのがうれしい一品。
    そこから鯛とサーモンをワサビを溶かした醤油に漬けこみ、漬け丼の上に並べて三色漬け丼としてハフハフ食べた。
    思いがけずもワサビがたっぷり、口の中へとやってきて、ツーンと目頭熱くなる。
    汁をすすって辛さをなだめ、寝ぼけ眼をパチリとさせた。さぁ、移動です。元気よく。


    関連ランキング:寿司 | 東京駅大手町駅二重橋前駅

    拍手[2回]

    前のページ 次のページ
    Copyright © サカキノホトンブログ All Rights Reserved
    Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
    忍者ブログ / [PR]