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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    性別:
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    1960/01/26
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    すずな食堂。

    isana.jpg四谷三丁目に今年の春の終わりあたりでありましょうか。
    あたらしく出来、ずっと気になっていたお店。
    通りから見る看板の造りがちょっとチェーン店風で、だけど表に貼り出されてるメニューをみると、プロの板前さんが作っていそうな、不思議なギャップが気になって…。
    だって、「茄子と棒だらの煮びたし」だとか、「秋刀魚の柚子味噌焼き」だとか、割烹料理店のお品書きをみているみたいな料理が並ぶ。
    かと思うと、豚の生姜焼きなんて定食屋的メニューもあって、値段をみると500円から700円くらいの一品料理が揃ってる。
    どんな人がやってるんだろう?
    どんなしつらえのお店なんだろう?
    そう思ったら、覗いてみたくてしょうがなくって、けれど週末。
    土曜と日曜はお休みをとる。
    なかなかチャンスに恵まれず、それで今日。
    仕事を終えてやってきました。
    平日夜は11時までやってくれてる宵っ張りの店。

    トントン階段のぼってドアをあけると大きなカウンター。

    22ddafeb.jpeg中は厨房、表にテーブル。
    20人も入れば一杯になる小さなお店。
    いらっしゃいませ…と丁寧に声をかけてくれるのは、髪をアップに結った女将さん。
    年の頃、60半ばというところでしょうか?
    割烹料理店の女将さんのような落ち着いた様。
    厨房の中には板前さんがニッコリ笑う。
    プロの目つきに、無駄ない振る舞い。
    メニューに書かれたごとくの、伝統的で正しい料理が作られるのにふさわしい場所。
    けれどカウンターの周りに多くの品書きの札。
    焼酎、おつまみ、今日のお薦め料理などなど、気軽な居酒屋のような気配を発散してて、しかも定食メニューまである。
    こりゃ使い勝手が良さそうな、たのしいお店。

    早速、料理をいただきました。
    秋鯖の竜田揚げなる、かなり気になる料理をひとつ。

    a6754c50.jpeg青々とした魚の皮が透けてあらわに鮮やかな、この揚がり具合。
    見事なり。
    箸を当てるとパリパリと、乾いた音をやさしくたてる。
    持つとズッシリ。
    カプリとやれば熱々で、魚が抱いた脂がジュワッと滲みだしてくる。
    魚自体に施した味。
    鯖の旨味を邪魔せぬ程度の薄衣。
    茄子を揚げたあしらいも、塩をパパっと強めに打って、茄子の甘みを引き立てる。
    どれをとっても堂々とした日本料理で、ああ、これで、出来れば日本酒、クイっとやりたい。
    そう思うような立派な料理。

    今日はこれでご飯を食べます。

    2aefa1c3.jpegご飯のセットに小鉢がついて、今日の小鉢はひじきの煮物。
    あまりにおいしく、それで一品。
    蓮根のキンピラをおかずで追加。
    シャキシャキとした輪切りの蓮根が、奥歯でトロトロ、ネットリしながら濃厚な味をはきちらす。
    牛肉タップリ。
    それを醤油と砂糖で炒めた風味と旨味で覆われた、根菜ならではの繊維質。
    こうした家庭的な料理もしっかりおいしいのがよい。
    スベスベとしたこれまたおいしい炊きたてご飯。
    出汁のしっかりした味噌汁に、漬け物までもがおいしく感じる。
    いい店一軒、ありがたい。

    おごちそうさま…、って席を立ったら、またぜひお越し下さいネ…、って。
    何度も、何度も、念押され、ありがとうございますって深いお辞儀で見送られます。
    またまいりましょう。
    ココロから。

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