やわらかい音を聞いて時間を過ごしたいと、B&Òのヘッドセットを持ってきた。 耳をすっぽり覆うタイプのモノだけど、軽くて不思議なほどに密閉感を覚えないのがデザインワークのステキなところ。 音も頭を包み込むようなやわらかさにて、それでいつもは聞かぬサイモン&ガーファンクルをメインに聴いた。 「April she will come」のさりげない切なさも、疾走感をもって冬の厳しさを貫くような「Hazy shade of the Winter」もそれぞれよくて、けれど今日の気持ちをまさぐったのがこの一曲。
My little Town。 彼らがデュオを解散してから発表した曲なのですよね。1975年の発表で、だからかフォークソングっぽさはほとんどなくて、凝ったコード進行とゴージャスなホーン・セクションが当時、生まれ始めたAORっぽさを発散してる。 ボクの小さな街。ときにそこから飛び出して戦うことが大切なのか、と思ったりして、ジムくローチのアルバムへ移行しました。あと30分で目的地。