三ノ宮で朝、打ち合わせ。それから移動で梅田の阪急。
阪急電車で移動をしたけど、やっぱり阪急という文化はいいネ…、車両のデザインに居住性。社内アナウンスや駅の中野動線までがすべて、行き届いたおもてなしとして成立している。こういう電車が東京にはないんだよネと、うらやましくなる。
移動の先で試食の仕事。「にぎわい寿司」で遅めのランチ。
阪急メンズ館の上にある食堂街に二ヶ月ほど前にオープンさせた寿司レストラン。
寿司のカウンターに思わず座りたくなる気軽な雰囲気と、にこやかな女性のサービスをテーマにした、普段使いがたのしいお店。
店のしつらえはほぼ満足の行くものになったけど、料理がまだまだ。
味が悪いというわけじゃなく、お客様の気持ちに合わせた献立がまだできてなくそれで若干、苦戦をしてる。
どうしようかと思う前に、まずは食べてみなくちゃと、それで試食の今日の昼。
ランチメニューの中で一番売りたいという、松花堂スタイルのセットを選んでたのんでみます。
甘エビや白身の刺身が真ん中にあり、上下に握りや軍艦、巻物、バラ寿司、一口大のてまり寿司。四隅に料理が詰め込まれ、目ににぎやかな、まさに「にぎわいのある寿司弁当」ではある。なのに見せ場がないから、なにから食べていいのか迷う。
ひとつひとつの料理はしっかりしてる。
出汁をタップリ含んでフルンと揺れるように仕上がった、出汁巻き玉子はシットリ旨い。
寿司ネタを上手に使った料理をつくろうと、素揚げたエビを南蛮酢に漬けた料理であったり、鮭のハラスを粕漬けにして炙ってみたり。
関西風の色白天ぷらのエビもプチュンと正直なエビ。赤出汁、焼いた穴子がたっぷりはいった茶碗蒸しとどれをとっても間違いはなく、けれどやっぱりいくつか整理し入れ替えて、もっと魅力的にしなくちゃとあれこれ意見を出してみる。
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打ち合わせを終え、さて東京にススッと帰る。夕方からの打ち合わせに間に合うようにと急ぎ足。とは言え大阪的なる料理を何かお腹に入れて帰らないと、なんだかさみしく感じてそれで、梅田の駅前のはなだこによる。
レギュラータイプと、ネギをタップリ盛り上げてマヨネーズかけ食べるねぎマヨ。それぞれ個数を選んでたのむシステムで、ネギマヨ6個をたのんで食べる。
繁盛店でいつも猛烈な勢いで焼いて売っての繰り返し。だからいつも熱々、焼きたてのモノが食べられる。
今日もススッとやってきて、ネギをかき分けまずはたこ焼きだけを取り出しパクっとやると、ヤケドするほど中が熱トロ。マヨネーズまみれになったネギに一味をふりかけて一緒に食べると、これがほどよい温度感。シャキシャキとしたネギの食感にみずみずしさが口を潤し、鼻から抜ける香りもゴチソウ。大きなタコをクニュクニュ噛んでお腹に収めて、さてさて移動を開始する。
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新大阪の駅で旅のお供にスターバックスのアイスドリップ。
トールカップにタップリ氷を満たしたところに、ショート分のアイスドリップとヘーゼルナッツシロップ入れてくださいな…、って。
そうすることで、キリッと冷たく、しかも冷たさ持続する旅にうれしい飲み物になる。氷がとけてアイスコーヒー自体は薄まり、その分ヘーゼルナッツの香りと甘みがグイッと表ででてくるような、味の変化がオゴチソウ。
今度はもっとゆっくり旅にしたいものよと思って、これからヒトネムリ。[4回]
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