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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    年齢:
    64
    性別:
    男性
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    1960/01/26
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    うちの近所の大阪鮨の店「八竹」。
    お土産を買い、それをもってスタバに向かう。

    ad842193.jpeg最近、お気に入りの通勤経路にスタバがなくて、ボクの住む町。
    勤める町とそのどちらにも残念ながら最寄りにはない。
    それでしばらくご無沙汰で、けれど今朝。
    ちょっと寄り道。
    打ち合わせに向かう途中に一軒、スタバ。
    それも他の施設との共用テラスにとても気持ちいいテーブルがある、ステキなお店。
    そこで寿司折り、シュタっとといて、朝にいたします。
    ピクニック。

    スタバの屋外の席はその大抵が喫煙席に使われてるけれど、今の季節のこの気候。
    涼しい風が流れて通る一等席をスモーカーに独占させる手もなくて、うれしいコトにタバコを吸ってる人がひとりもいないテラスに、同じ気持ちの人たちニッコリ。
    カップを片手に空を見上げる、ステキな景色の一部となった。

    茶巾に押し寿司。

    96eacdbf.jpegどちらも八竹の自慢の料理で、特に茶巾のおいしいことったらありゃしない。
    具材を混ぜたバラ寿司を、フックラとした卵焼きで包んだこのうつくしさ。
    茶巾というより、「ふくさ包み」のようなのが、お行儀よい見栄。
    濃いレモン色の卵焼きに、クルっと茹でた貝割れ菜。
    ほどかれることを待つプレゼントのよな、めでたい景色。
    お箸で挟むと、サクっと割れます。
    箸に力を入れずとも、あっけないほど簡単に一口分がお箸にのって、不思議なことに中のご飯が崩れない。
    ほどよい加減に塊となるその一口を口にいれると、瞬間、ご飯がハラっとほどける。
    噛むとジュワッと空気をタップリ含んで焼けた、卵焼きが奥歯で潰れる。
    具材がパラっとちらかります。
    甘い田麩に甘辛く煮た細切りかんぴょう。
    エビに椎茸と盛りだくさんで、でもそれらの愁眉は蓮に穴子。
    コリっと歯ごたえたくましく、でも噛むうちにトロトロとろみに変わってく酢漬けのレンコンの存在感。
    付け焼きにした穴子が吐き出す、驚くほどの香ばしさ。
    まだ火の上で焼けてるような、そんな熱い香りがしてくる。

    本来、お米を甘くして食べさせる料理は苦手。
    おはぎ、芋粥、ライスプディング。
    どれも好んで食べたくはない。
    けれどこの大阪寿司は数少ない例外のひとつであって、不思議なほどに体をやさしくしてくれる。
    松山時代。
    父がやってたお店には寿司コーナーっていうとこがあり、そこで作って売っていたのはこうした上方風の寿司。
    甘ぁく焼けた卵焼きで包んだ茶巾はその頃からのボクのご馳走。
    なつかしい。

    お寿司にあわせて、今日のスタバはカモミエールティー。

    c7ef3c34.jpeg花木のかけらがギッシリ詰まったティーバッグ。
    日だまりのような甘酸っぱい香りが漂う、やさしいお茶。
    週末の朝の気持ちをやんわり、おちつける。
    カウンターの上には間もなく始まる、秋の商品。
    クレムドブルレフレーバーの新商品の告知をやってる。
    あと4回寝たらばもう9月。
    今年も3分の2がもうすぐ終わる。
    速いなぁ…。
    そろそろ今まで温めていた仕事に着手していこう…、って密かな企み。
    がんばろう。

    お寿司についてた甘酢生姜をシャクシャク、指で運んで齧り、それを茶請けにお茶を飲む。
    さてさて仕事、金曜日。

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    茶巾寿司…
    亡くなった祖母がだあい好きだった茶巾寿司。子供みたいに夢中にほおばっていました。
    涼しい季節になると作ってお供えします。
    お稲荷さんサイズに包む時、小さなプレゼントみたいだな、とやさしい気持ちになるんですよね。
    お供え後は父のお腹の中ですが…。
    ぷりさん / 2009/08/28(Fri) /
    お寿司なのにお菓子のような
    > ぶりさん
    お腹いっぱいにするためでないご馳走。
    なんだかやさしい気持ちになりますね。
    食べるのが勿体ない…、って思いながらも黙々食べてお腹の中。
    そのお腹の中での収まり具合もまた心地よくてステキですね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/28(Fri) /
    茶巾に押し寿司
    お邪魔します。

    暖簾に腕押しより、
    茶巾に押し寿司のほうが
    幸せになれますね!
    らんちゃあさん / 2009/08/28(Fri) /
    ウマい!
    > らんちゃあさん
    暖簾に腕押しより、茶巾に押し寿司。
    ウマいっ!の一言です。
    最近、暖簾に腕押しなお店が結構おおいですもんね。
    おいしいもので幸せを…、って思いました。
    また楽しいコメント、よろしくお願いいたします。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/28(Fri) /
    おはぎ
    私も初めておはぎを食べた時には「なんて中途半端な!」と子供心に思いました(笑)。
    お粥、しゃぶせんの小豆粥にお砂糖もショックでした、案外おいしいことが。
    甘いものは大好きなのに、トーストは塩気のあるトッピングが好きで、
    ジャムはニガテなのです・・・。
    ちなみにジャムはヨーグルトに入れるのがお気に入りです。

    それにしても茶巾寿司、うつくしいですね~。
    押し寿司より握り寿司派ですが、八竹のは大好きです。

    あーたさん / 2009/08/28(Fri) /
    しゃぶせん
    > あーたさん
    そうそう。
    しゃぶせんの小豆粥。
    あれはカルチャーショックでした。
    それまでの経験上、絶対、好きになれるはずがないものが、なんでこんなに美味しいのか?
    今でもその理由がわかりません(笑)。
    ここのお寿司はおいしい以上に美しい。
    日本の料理だなぁ…、って思いますね。
    サカキシンイチロウさん / 2009/08/28(Fri) /
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