サカキノホトンブログ祝日の朝

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祝日の朝

祝日の朝をサンドイッチを作ってむかえる。
冷蔵庫の中のフレッシュバジルを主役にしてやりましょうと。
いつもはキュウリをつかうんだけど、今日はレタス…、香りがほのかでシャキシャキとした歯ざわりのよい葉っぱを使って仕上げてみます。

トーストを焼く。
いつものようにこんがりと。
強めに焼いて、それを軽くさまして使う。
玉子を焼きます。
昨日の朝のはまの屋パーラーの焼いた玉子のサンドイッチをイメージしながら。
あれほど厚くは焼けないけれど、中にたっぷりバジルの葉っぱをちぎって混ぜる。
フッカリ焼き上げ、それを焼いたパンにフンワカ。
そっとのっけてケチャップをプチュッ。
レタスをちぎってそこにのせそれからハム。
芥子マヨネーズをたっぷり搾って、パンで蓋してザクッと切ります。

玉子をちょっと分厚くすると、具材がちょっと不安定になる。
お皿をはこんでいるうちに、形が崩れてしまいそうでユックリ、そっとお皿を置いて両手でやさしくもち、食べる。
バジルの葉っぱの香りはスゴい。
噛むとまっさきにやってくるのが青い香りで、いつものサンドイッチとまるで違った味わい。
玉子の香りがバジルの葉っぱで弱まって、フカっと前歯で歯切れるそれが一体何か、すぐにはわからず噛んでるうちに玉子のうま味がホワッと漂う。
カサカサ、サクサク、焦げたトーストの食感、香りがきわだって、ハムはむっちり、レタスがシャキシャキみずみずしくてウットリします、目が覚める。

ところで今朝使ったレタスの葉っぱ。
茨城県産。
安かった。
長野県産のレタスと一緒に売られてて、長野県のは小さくってしかもちょっとしなしなしてた。
一方これは、ズッシリ重たくしかも大きくみずみずしい。
なのにどちらもおんなじ値段。
お店の人に聞いてみたらば茨城県とか福島県の農産物を敬遠する人がいるからこうして別の地域のモノと一緒に売っている。
同じ値段じゃ動きが悪く安くしている。
それでも売れ残ってしまうことがあるんですよ…、って。

なんだかちょっと勿体無いなぁ…。
日本政府が一生懸命、日本の農産物は安全。
だからみなさん、買ってくださいって世界に向かって発信している。
なのに当の日本の人がこんなコトじゃぁ、そのメッセージも虚ろになっちゃう。
「絆」って人を信じる気持ちのコトを言うんじゃないかって思ったりする。
だから今日は茨城産のレタスを使ったサンドイッチとあいなった。
いつもは断面。
スパッとキレイなところを写しているのだけれど、今日は裏側。
耳をスパッと落とせば、もっと端正な後ろ姿になるのだろうけど、とっちらかったさまもゴージャス、活き活きしてておいしそう。
天気の良い朝、働くみんなアリガトウ。

ところで昨日、海外ドラマのフリンジをＤＶＤでまとめてみながらスナック菓子をパリポリしましょう…、と１００円ローソンで気になったのをいくつか選んだ。
その中で、出色だったスナックフーズがこのふたつ。

伯方の塩を使ったというポテトフライは、まるで北海道名物のじゃがポックルのような味わい、それに食べ心地。
サクサク歯切れて、口の中でほろりと崩れるその独特の食感とおいしい塩の風味にうま味がジンワリ口に広がっていく、やさしく、しかも自然なおいしさ。
ただパッケージに一体どこが作っているのかまるで情報がないのが不気味。
不気味だけれどおいしくって、やめられないのが口惜しいところ（笑）。
もうひとつの「パイジェンヌ」っていうのは東ハトの製品で、これがどうしようもないほどおいしくかなりハマってしまう。
プリン味。
あるいはフレンチトーストの風味をもったラスクのような、けれど油がじわっと広がりそのコッテリがパイのよう。
甘すぎないし、カサカサとした乾いた生地が壊れて散らかる軽さがたのしくあっという間に一袋…、空っぽにした、それでも足りぬ危険なゴチソウ、また買おう！

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