ポウルのパンを買って昼。
おいしいパンが多彩に揃う、ベーカリーにあって一番好きな商品。
「アンシェンなんとか」ってサンドイッチのシリーズで、ツナやカマンベール、あるいはハムといろんな具材が揃ってる。
中でも一番好きなのは、アンシェントンって名前のツナ。
ガッシリとした細身のバゲット。
それにシットリ、ツナの食感が良くあってうま味も十分。
時間が経ってもおいしく食べるコトができるので、ランチ用に買って帰るのにピッタリのそれ。
けれど今朝。
残念ながらアンシェントンが売り切れで、他の商品もほとんどなかった。
ただひとつだけ。
アンシェンミックスって言うのが残っていて、それを一本買って三つに切ってもらうことにする。
テキパキ、お店の人がパン切りナイフを取り出しまな板の上でザクリザクリと3つに切ってくれるのを、見てると既にヨダレが出ます。
それをビニール袋にいれて、はいどうぞ!って。
過大包装が当たり前のようにまかり通っている日本。
特にパンとかケーキとか。
もっと単純に包んでくれてもいいのになぁって思うコトがあるそんな中。
ココの包みはとても簡単。
ビニールに入れ、グルングルンと口をよじって結ぶだけ。
このシンプルが、なんだかお洒落でちょっと好き。
ロースハムにチェダーチーズ。
そこにレタスとスライストマト。
それでミックス。
これは二番目に好きなレシピでなによりガッシリとしたパンとチーズの相性がいい。
パンと乳製品ってそもそも相性いい上に、ココのパンは禁欲的なほどに乾燥していてしかも香りが強い。
粉の風味と焼けた香りがするのですね。
そこにチーズが混じりあってトロンとなめらか、しかもパンの風味を濃厚にする。
ハムはムッチリ、たのしい歯ごたえ。
トマトがクチュっと潰れてまるでソースのようになっていく。
パンがおいしい。
しかも甘みをあんまり持たず、なにかと一緒になることでその本領を発揮する。
そんなパンであるからこその、このおいしさにウットリします。
一本まるごと食べるとなぜだか、もっとお腹がすいてくる。
次は2本、アンシェントンとコレを買って、ユックリ時間をかけて食べよう…、そんなふうに思ったりした、いい感じ。
一緒にスタバのミラノにします。
コンビニエンスストアで売ってるスターバックスのディスカバリー。
いろんなバリエーションが出ています。
最近なんて、抹茶オレまでだしてしまって、ちょっと調子に乗りすぎている?って思ったりするほど、チルドドリンクの売り場はにぎやか。
他のブランドも一生懸命、バリエーションを増やしてて、売り場の主役を競ってる。
だからしょうがないんだろうなぁ…、って思いもするけど、やっぱりスタバはエスプレッソで勝負でしょうね。
だからミラノ。
シッカリ甘くて、エスプレッソの風味が強く、苦味もスキッと突き抜けている。
ストロー使わず、蓋をペリッとめくってナメる。
ゴクゴク飲んだりするのじゃなくて、ユックリ、ジックリ、ちょっとづつ、ナメるようにして味わうと、一層おいしく感じるステキ。
買ってしばらくそのままにして、ちょっと温度があがると香りも、味もシッカリ濃厚になる…、朝に買いランチタイムが飲み頃という、なんとも洒落たオゴチソウ。
西新宿で夕方ちょっと前に打ち合わせ。
と、その前に腹ごしらえを軽くしようかとハシヤに寄ります。
昼があまりに軽すぎて、このまま打ち合わせにでると頭が回らないんじゃないかしらって思ってそれでカーボローディング(笑)。
新宿西口にあったあの愛すべき壁の穴をなくしてしまった今となっては、この界隈で和風スパゲッチに舌づつみ打てるお店はこの店。
ハシヤをおいて他に頭に思い浮かばぬ。
大きな鍋で麺を湯がいて、竹で編んだざるで引き上げ、中華鍋にてそれを炒める。
イタリア料理のパスタじゃなくて、日本の料理のスパゲッチ。
特にココのバター醤油味は自分じゃ絶対出せぬゴチソウ。
エビときのこのバター醤油味をたのんで食べます。
壁の穴に比べるとちょっと細めで、アルデンテより若干余分目に火が入っているムッチリとしたコシのある麺。
醤油だけでは麺に味がシッカリのらない。
それをとろけたバターが接着剤の役目を果たして、味が麺にしがみついてる。
きのこを最初にシッカリ焼いて、だからムッチリ、きのこ独特の食物繊維の食感たしかでたくましい。
特にしめじ。
体の中の水分を焼かれて吐き出し、ギッシリ繊維が詰まって奥歯を包みこみつつ抵抗しながらユックリちぎれてほぐれてく。
乾いていたはずなのに芯にはみずみずしさを残しておいしく、森の香りも豊かで旨い。
エビもプリプリ。
テーブルに置かれたタバスコ、パセリにオレガノたっぷりふってお腹をやさしく満してさてさて、打ち合わせにいく準備ができる、おやつ気分のスパゲッチ。
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