移動途中の東京駅…、グランスタって言う食品天国をブラブラします。
旅のお供にたのしいスイーツ、惣菜あるいは弁当がかなり充実しているところで、意外な発見に勉強できたりするのでたまに、こうしてぶらぶら、昨日の朝に続いての今日。
まさに意外なモノを発見、思わず手にして買ってしまいます。
朝にはなかったメッケモノ。
「グリル梵」ってお店のビーフヒレカツのサンドイッチでありまして、ええっ、こんなとこにとびっくりしました、お腹がすいてるわけでないのに衝動買い。
大阪の新世界、通天閣を見上げる街にかれこれ70年もずっとやってる洋食の店。
そこの一番人気の料理がビーフヒレカツのサンドイッチで、その専門店が大阪一の艶っぽい街「堂島」にあり、数年前に東京で一番色っぽい銀座のはずれに支店ができた。
店で食べることも出来はする。
けれどどちらのお店も基本、お土産としてサンドイッチを売っている。
キレイなオネェさんの小腹満たしのゴチソウとして。
あるいは観劇のお供や差し入れ。
銀座のお店は近所に歌舞伎座、新橋演舞場があったりもして、だからこうしてお弁当として売られることも決して意外じゃないのだけれど。
それにしてもエキナカという、場所の意外性にびっくりしました。
古風な包み。
「極上ヘレカツ」と書かれているのが関西的で、思わずニッコリ。
1000円という値段にびっくり、でもウットリで電車の中で早速味わう。
お店で売られる一人前の半分ポーション。
小さな食パン2枚一組で作ったサンドイッチをキレイに4切れ分に切って並べる。
ヘレカツの中がピンクの艶っぽさ。
パンはキレイにトーストされててその焼き加減がこれまた絶妙、
お店に行くとカウンターにズラッとポップアップ式のトースターが並んでてそこでポンポン、焼けたトーストが跳ね上がっていく。
そんな景色を思い浮かべてニンマリします。
芥子を乗っけてパクリと食べると、カサッと食パン、前歯をくすぐりなんともおいしい。
カリッと揚がったパン粉の衣。
それをほどよく濡らしたソースが、酸味が主体のスッキリとした味わいで、揚がった牛肉の風味や旨味を邪魔しない。
豚肉と違ったネットリした牛肉の歯ざわりたのしく、乾いたパンとの相性も良い。
冷めてもおいしい、だからお使いモノに重宝するのがわかる味わい。
本当はコレを軽く温め、パンを乾かし食べるともっとおいしい。
なによりお店で作ったばかりのコレを食べると、肉の旨味に身悶える。
具材は肉しかないくせをして、いろんな味や香りに風味が口いっぱいに広がっていく、不思議においしいあのゴチソウを、ひさしぶりに食べに行こうか?と思ってしまう。
ナツカシイ。
サンドイッチのお供にと同じグランスタの地下にあるピエールマルコリーニの「ショコランブル」をもらって飲んだ。
チョコレートをこれでもかってタップリ使ったチョコドリンクで、ちょっと前までホットチョコレートだったのが冷たいモノに変わってた。
サラッとしてて飲み心地がとってもよくって、ストローでチュチュっとやるとあっという間に喉の奥へと消えて行く。
チョコの香りと豊かな旨味、甘み控えめで苦味と酸味がクッキリ凛と立ち上がる。
飲みやすいのに味わいコッテリ、濃厚な旨さを感じてけれどスキッと後口がよくて喉がかわかず香りがずっと持続する…、冷たく飲めるチョコレートの最高峰の一つと思う、オキニイリ。
ちなみに下の食べログの記事。
銀座にあるグリル梵のお店のデータを貼っておきます…、ボクにとっての備忘録。
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