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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    プロフィール
    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    朝、表参道経由の移動があって、それでアンデルセンで朝をとる。

    ado.jpg表参道と青山通りの交差点。
    ガラスの箱のような小さなビル一本が丸ごと青山アンデルセン。
    一階部分がベーカリー。
    ドアをあけるとパンが焼けてる甘い匂いにお腹がグーッと、なりひびく!
    地下にあるカフェで気軽な朝食をとることもできるのだけど、今日はほどよく時間もあって、それで2階のレストラン。
    天井から床まで開いた、大きな窓。大きな窓の反対側にはサンドイッチ用の厨房。
    本格的な料理は奥の厨房で作られるけどパンを切ったり焼いたりあるいは挟んだり。
    パンにまつわるさまざまは、そのキッチンで出来上がる。
    キレイに掃除も行き届いてて、ステージみたいでお腹がすきます。
    明るい色の木の床に、実用的な北欧の家具。
    朝がとても明るくなるようなステキな空間。
    オキニイリ。

    北欧家具のうつくしく、しかも使って心地良いコト。
    見るためでなく、目の前にあると思わず手を伸ばして触ってみたくなるうつくしさ。
    さわると使ってみたくなる。
    例えば椅子に座ってみると、たちまち気持ちがおだやかになり、椅子の周りが明るくなっていくように感じる。
    テーブルならば、そこに何か置きたくなるのネ。
    宿題だとかレポートだとかじゃなくって何かゴキゲンなモノ。
    絵本やスケッチブックや、あるいはおいしいモノを置いてユックリたのしみたくなる。
    北欧のリズムが体に染み込む感じ…、さて、朝ご飯。

    8e2ba00a.jpegアンデルセンといえば、パンの殿堂。
    いろんなパンが食べ放題。
    それらのパンに合わせておいしい料理がいくつかメインで選べる。
    スープやオムレツ。
    あるいはオープンサンドになるような、ハムやベーコンが用意されてる。
    ただ中でも一番、気になったのがエッグベネディクト。
    ホテルのコーヒーショップでもあまりみなくなった、けれど代表的なる朝食メニュー。
    ワクワクしながらたのんでみます。

    あぁ、うつくしい。
    真っ白なお皿にトーストしたマフィン。
    グリルドハムにポーチドエッグ。
    オランデーズソースがタランとかかってそれがキラキラ、朝日をうけて輝いている。
    キラキラであります、目にキラキラが眩しいくらい。
    そのキラキラの上には焼け目。
    バーナーで焼いて無理やりつけた焦げ目でなくて、オーブンに入れこんがり焼いた自然な焦げ目。
    焦げたクリームの甘い香りに目が覚める。
    黄身をちょっと固めに仕上げていただけますか…、とお願いをして、だからフォークで軽くポーチドエッグを叩くとプルンと揺れる。
    揺れはするけど、ほぼすみやかに揺れが止まって中のかたさを教えてくれる。
    ナイフを当てて、ザクッと切ります。
    ムチュンと白身が受け止めて、黄身がナイフを巻き込んでしたたかおいしい抵抗をする。

    2dc1e3b9.jpegおいしい抵抗ののちにスパッと切れた玉子のナカミ。
    トロンと黄身の真ん中部分が流れだし、ソースと混じってツヤツヤ光る。
    ポーチドエッグを受け止めるマフィンブレッドはカリッと焼けてて手応えがある。
    一口分をスパッと切って、マフィンにハムに玉子をのっけて舌にのっける。

    ツルンと白身が奥歯をすべる。
    ほどよく固まり、けれどネットリとした独特の粘りを忘れぬ黄身の甘みが口に広がる。
    玉子がメインの材料のオランデーズソースの風味。
    ほのかに酸っぱく、スルンとなめらか。
    玉子が持っているいろんな食感。
    いろんな味わい、それから風味。
    そのさまざまをマフィンを舞台にのっけて食べる。
    なんだか気持ちが豊かになるような、そのシアワセが口を満たして消えていく。

    それにしてもココのパン…、やはりおいしい。
    しかもパンそのものがおいしいだけでなくて、例えばパンに対する知識だったりその扱い方がとても的確…、おいしい食べ方をしっている人がすすめてくれるパンはおいしい。

    881d9dee.jpeg例えばトースト。
    良く焼いてくださいませんか?と言うと、乾いてしまうのがお好みですか?と。
    ええ、容赦なく…、とお願いすると、ニッコリしながらカウンターの中に入って、スターにパンを投入。
    それからしばらく、つきっきり。
    中の様子を見ながら程よき、火加減になるまでずっとつきっきり。
    良い加減を確かめてから他の作業をはじめたけれど、それでも作業と作業の合間にトースターの中を覗いて、火加減をする。
    その入念と丁寧の結果、こうしてやってきたそのトーストの見事なるコト。
    ため息モノです。
    パンが甘い吐息をついているがごと、香りたかくて温かい。
    中までしっかり火が通ってて、水気をほとんど吐き出している。
    だからカサカサ。
    手が溜め息をつくように、軽くて口に含むとカサッと乾いた感じ。
    けれど噛んでるうちに、シットリとしたパン本来の食感思い出すのでしょうね。
    やさしく、そしてなめらかになり口から溜め息、こぼれ出す。

    それから例えばクロワッサン。
    ちぎろうとするとバサッと焦げた表面が、こわれて崩れてパラリと散らかる。
    なおも力を入れると、ビヨンと生地が伸びてく。
    離れ離れになりたくないよ…、とグズるように白いモッチリした内側が伸びて千切れる。
    よれた繊維がほぐれるように。
    ムチュンとついに2つに分かれて、両手がバターで涼しくなってく。
    バターの風味と塩の味わいドッシリとした正統派的クロワッサン。
    エッグベネディクトのソースを拭って口に入れると、驚くほどに濃厚で、パングラタンのようになる。
    朝のゴチソウ、これはたちまちオキニイリ!

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    こんにちは
    この、黄身が一番上でこんにちわしている食べ物
    これは今まで見た事のない食べ物です。
    さぞかし美味しいのだろうと、想像するばかり・・・。

    きのう漫画家の西原りえこ先生のブログで
    「うまいもんはカロリーが高いんだよ!」という懸垂幕がでている
    ラーメン屋と思われる写真がアップされていました。
    清々しい開き直り・・・。わたしは好きです。

    サカキさんは毎日お仕事とはいえ、こんなに「うまいもん」を
    召し上がられて、一体どうやって体重をコントロールしているのか
    何かコツがおありとニラんでいます。

    なんなんでしょうかーっ!せめてヒントだけでも(T_T)
    ひろこっぴさん / 2011/08/02(Tue) /
    広島へ
    お盆に行くので、本店を拝んできます。

    未だに食べれてないエビサンドイッチはあるかしら?
    mioさん / 2011/08/02(Tue) /
    太り気味です!
    > ひろこっぴさん
    さすがに体重が着実に増えております(笑)。
    ただ、これだけのモノを食べている割には体重の増え方は控えめかもしれません。
    歩くこと。
    もう疲れ果てるまで歩くことが今一番の体重コントロール法でしょうか。
    それから、一緒においしいモノを食べるのに付き合ってくれる友達となるべく一緒に食べるコト。
    みんなで分け合うと不思議と分量以上に満腹感を味わうことができるような気がします。

    それにしても、おいしいモノはカロリー豊富。
    そのとおりと存じます!
    サカキシンイチロウさん / 2011/08/02(Tue) /
    本店
    > mioさん
    アンデルセンの広島本店はすばらしい美食の殿堂。
    たしかエビのサンドイッチはまだあると記憶しております。
    サカキシンイチロウさん / 2011/08/02(Tue) /
    ガード下の昭和のランチ HOME 1000円ちょうどの今日の夜
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