表参道で仕事があって、それで食事を近所でします。
表参道のランドマークのひとつでもある「ジャイル」っていう商業ビル。
シャネルやブルガリがメインテナントで、レストランもうかい亭が鉄板焼きのお店が入っていたりする…、いわゆる「高級でおされ」なビルで、先日、ハワイのパンケーキ屋さんがお店をだした。
雨の中というのに今日も3時間待ちの行列ができていたりするバカらしさ(笑)。
その大行列レストランと同じフロアにある「万世」…、秋葉原に本店のある肉レストランの支店があって、さすがにオサレビルの中というのでお店の造りはちと都会的。
行列レストランに比べてれば、申し訳ないほど静かでけれど、時間は開店直後のコト…、飲食店にとってはこちらが当たり前って思ったりする。
目当ての料理がございます。
排骨ナポリタンっていう、一時期ここの名物料理だったモノ。
なぜだか数ヶ月でメニューから消え、それが再び復活しました…、それで来てみる。
まずは野菜がやってきます。
サラダにスープ。
スープも野菜がタップリ入ったミネストローネで、これからはじまる炭水化物祭りに備えるココロの準備ができていい。
そしてやってくるのがこの料理。
丸い鉄板。
しかも熱々。
ジュウジュウ音を立てながら、ナポリタンとそのてっぺんに揚げたばかりの排骨一枚。
かなり大きめ。
分厚くはなくほどよき薄さで、だから衣と肉が一体化した立派な排骨…、タレにシッカリ漬け込まれ噛むとクチャっと窯焼き叉焼みたいな食感。
なのにサクッと衣が前歯で砕ける感じが、なんともうまい。
しかもこれのスゴイところが、ナポリタン単体としてもしっかりしているところ。
太い麺…、芯までしっかり熱をくわえて、けれど決して伸びぬ頑丈な麺を使ってムチムチとした歯ごたえがある。
味はあくまでケチャップ味で、脂の風味がコッテリうまい。
ねっとりとしたソースが口の周りに貼りつくほどに濃厚味で、食べてるうちにクラクラしてくる。
甘くて酸っぱく、炒め脂のうま味濃密…、具材といえばマッシュルームと玉ねぎ、それからピーマンと最小限で、まさに「麺を味わうために作られた」素性正しきナポリタン。
しかも排骨も味わい濃厚、だから舌がつかれてしまい自然とご飯に手が伸びる。
ナポリタンにご飯がセットでついてくるのを、最初は大喰いメニューを狙っているんだろうなぁ…、って思ったんだけど食べてみると、ご飯がほどよき箸休め(笑)。
感心しました…、オキニイリ。
それにしてもこのお店働いている人がとても良い。
お勘定をしてると厨房の中のスタッフがこちらを向いてニッコリとする…、わざわざ厨房を出てまで挨拶なんて、大仰じゃないとこが粋でナイスでカッコよく、お冷の交換や何か必要なものはないかと気配りシッカリしてくれる。
そんなところも含めていい店、堪能ス。
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それから次の仕事に向かうまでの時間をスタバでぼんやり。
アイスドリップにオレンジシロップをくわえてコクリコクリと舐めつつ、iPad miniでメールチェックに書物をする。
最近、めっきりMacBook Airを持ち運ぶ機会が減ってきている。
ノートパソコンは「仕事をしなさい」って命令してくるように感じるし、まわりの人にも明らかに「仕事をしてる」って空気を発する。
だからカフェやスタバみたいな場所であんまり使いたくない…、だって雰囲気こわしちゃうような気がしてけれどiPadってもっとカジュアルな感じがする。
それで重宝しておりますです…、そして次の仕事に向かう、レッツゴー!
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