昼を原宿…、バンブーでする。
勉強がてらでございます。
実は御婦人方にとって魅力的なドリンクバーを考えてるんだけれどという人がいて、それならココのお店のランチはとても勉強になるんじゃないか…、とそれでやってきた次第。
もともとサンドイッチハウスとして開業した店。
表参道の裏路地にあって、かつては古いヨーロッパ風の民家を使って営業してた。
数年前に改築し、ちょっと高級な感じの洋館になって生まれ変わった。
庭があって、テラスがあって、メインダイニングはそのテラスとシームレスでつながっている広々とした空間で、しかもオープンキッチンという港区的にカジュアルな店。
最初はフランス料理の店としてスタートをして、けれどやっぱりサンドイッチレストランだった頃の雰囲気が好きな人が多かった。
表参道というこの場所は、時間をかけて高価な料理をたのしむ場所ではないのですね。
散歩がたのしく、ウィンドーショッピングをするのがたのしい。
豪華な食事をするのなら、青山だったり赤坂だったり、隣の街に行ったほうが店がそろっていて便利。
だから表参道ヒルズの中のレストランも、高級な店はほとんど淘汰されてしまった。
そこでお昼はキャフテリアスタイルのカジュアルなメニューに今はなってる。
厨房の前にサラダやキッシュ、ケーキや飲み物がズラッと並ぶ。
とは言えそれらが並ぶテーブルはアンティーク風の普通のテーブル…、ホテルのバフェのようにピカピカ、まるで社員食堂みたいな感じじゃないのがいいところ。
サンドイッチの具材があれこれ。
エビとアボカドだったりスモークサーモンのペーストだったり、それらをパンで挟んでもらえばサンドイッチで、けれどそれをサラダにのせるとサラダの具材。
まずはサラダをもらいます。
ツナのサラダを野菜にタップリ。
ツナ缶詰の中にどっさりブラックオリーブ、オニオンスライス。
ディルとピクルスで風味がシッカリととのえられてて、ドレッシングをつかわず野菜がおいしくなってく。
パンではさまずレタスでツナを挟んで食べてるみたいな感じで結構たのしい。
メインをキッシュ。
キノコが具材の秋のキッシュとスモークサーモンの定番キッシュ。
やっぱりキッシュはスモークサーモンがおいしいんだよね…、と、定番キッシュを選んでたのむ。
厨房の中で熱々にして、やってきたのはフィリングフルフル。
パイの生地がサクサク。
しかも口に入れるとシットリバターの風味がにじむ。
スモークサーモンの脂の風味と、スモークをした香ばしさ。
ホツホツとしたブロッコリーが口の中で散らかる感じもまたオゴチソウ。
今日勉強のメインの飲み物。
ジュースはすべてフレッシュジュース。
搾りたてのをガラスのピッチャーに入れたものを、氷をタップリいれたアイスベッドの上におく。
アイスティーやアイスコーヒーもすべてガラスのピッチャー入りでそれをお店の人がひとつひとつ説明をする。
これください…、と言うと氷をグラスにいれて注いでくれる、仕草や作業がとてもキレイでプロフェッショナル。
飲み物をおいしく感じさせる工夫をキチンとしてる。
何を飲もうか…、とちょっと迷っていたらばハーブのアイスティーはいかがですか?
気持ちが落ち着くカモミールと、白樺のエリクシールをブレンドしたモノ。
美肌効果もございます…、って。
夏に疲れたお肌のためにとそれをもらって飲みはするけど、効果のほどはいざしらず…、ほんのり甘くて香り高いやさしい味が気持ちをキレイにしてくる。
そんなコトを思ってニッコリ、仕事の続きをいたします。
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