原宿スタバで、軽く朝食…、表参道B-SIDE店っていうお店。
かつて原宿という街に、スタバは一軒。
竹下通りの明治通り側の出口の脇にある、本当に小さなお店しかなく当然、表参道に面したところにはお店はなかった。
その裏通りにこの大型店が出来て最初は隠れ家みたいで空いてた。
それまでYahoo!がインターネットカフェとして使ってた二階建ての一軒家。
2階の窓から木々の緑が見えるとても気持ちのいい店で、そのうちココも、人知るお店になっていつも混雑してた。
そして先日、表参道の交差点にできた東急プラザの中にも大きなスタバができて、いつの間にか表参道、原宿はスタバのメッカのようになった。
とは言え、そこにお客様がかなり持っていかれたのでしょう。
この店、特に朝の時間はかなりユッタリ、できたばかりの頃の隠れ家感が戻って来ました。
アイスカフェラテをもらってそれで、ココで飲みますって言ったらグラスでご用意いたしましょうか?って言う。
温かいのをたのんでカップでというのは昔からやってたサービス。
ところがグラスで…。
へぇ、珍しいってそれでお願いしたらばなんと、本当に普通のグラスでやってくる。
トレイを外して、テーブルの上に直に置く。
するとまるでスタバじゃないような…。
まるでカフェでお茶してるみたいな景色でウットリします。
それにしてもグラスでどうぞというそのグラス。
カフェやビストロでよく使われるデュラレックスのグラスをそのまま。
てっきり、スタバのロゴが印刷されたグラスでくるかと思った、ボクの期待を軽くいなした。
いい意味、なんだかステキだなぁ…、って。
ロゴ無しグラスで飲んでもスタバのコーヒーはスタバのコーヒー。
そういう自信が、このグラスを選ばせたのかなぁ…、って思った。
プラスティックのグラスを持つのと違ったやさしさ。
そしてドッシリしたボリューム感。
氷がカラカラ、グラスを叩く涼しい音。
そのまま口をつけて飲むときのなめらかにして冷たい感触。
すべてがゴチソウ。
そして口に流れ込んでくる、ビターで甘くて香ばしいスタバのコーヒーがより一層においしく感じる。
なんてウレシイおもてなし。
それからココで今一番のオキニイリフード、ツナメルトを食べて朝のお腹を満たす。
サックリとしたパンの食感。
耳の部分は若干頑丈、だからムッチリ噛みごたえがある。
ピクルス混じりのオイルツナがカサカサとしたパンと一緒に口に入ると、噛むごと味わい濃厚になる…、今日一日の仕事がこれでがんばれそうで、でももう少し。
ココでユックリ朝の時間を過ごしましょう…、とのんびりします、水曜日。
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そして朝の打ち合わせ。
打ち合わせ場所にいったらこれ食べる?って、アメリカンドッグが差し出されます。
セブンイレブンで買ったんだ…、って。
ちょうど揚げたてのが4本あって、見てたらそれを全部買ってしまいたい衝動にかられてそれで大人買いをしたのでどうぞと。
ささやかにしてたのしい欲望達成の、シアワセ、おいしいおすそわけ。
昔は、アメリカンドッグの出没比率が一番高い場所はデパートの屋上にある遊園地。
今ではコンビニ…、様変わり。
甘くてサクッと歯ぎれる生地と、中にプチュンとソーセージ。
よほど大きく口をあけ、カプッと食べぬと一口目には生地ばかり。
ソーセージが口に入って来ぬほど分厚い衣がうまい…、こんなバランスの天ぷらをもし作ったらスゴく叱られるに違いない。
ケチャップ、フレンチマスタードをタップリほどこし味わうゴチソウ。
時間がたって、ちょっと酸っぱくなったコーヒーにこれまたピッタリあったりするのがオモシロイ。
それにしても最近の中国の人は元気だネ…、って。
表参道のはずれにオフィスを持つ彼が言う。
彼らの持ち物、そして買い物…、お金を使うのをムジャキにたのしむ姿に20年前までの自分をみている見たいでちょっと羨ましくもあり、けれどいつかは彼らもモノを買うたのしみに慣れて何を思うんだろう…、って考えたらばなんだか切ない。
彼らの国や社会もいつかはモノに満たされお金の動きがとどこおり、そのとき彼らもたのしくなくなる。
ボクらもかつてそうだったように。
そしてはじめて「ココロのゆたか」が大切になる。
ボクらの日本は「引き算の美」とか「足りるを知る謙虚でやさしい生き方」とかを知ってたココロゆたかな国だった。
これからもずっとそうした国だったなら世界に尊敬される日本でいられるはずだよね、ってそんな話をした今朝のコト。
ちょっと考えさせられる動画を一本、貼っておきます。
「Japan, the strange country」=「へんてこりんな国、日本」ってタイトル。
日本人はもともと他の国民と変わっている自分たち…、という評価が好きで、けれどこうしてそのへんてこりん具合を具体的な数字を上げて説明されるとさすがにココロおだやかでいることがむつかしくなる。
何しろこの動画一本を見ている間にも、どこかで一人、自ら命を絶つ国、日本。
ココロのゆたかが持ち味だったはずの日本が、これから一体、どうなっていくんだろうと心配になる…、ココロ貧しい国にならぬよう何をしなくちゃいけないんだろう。
そうして何ができるんだろうと、しんみり思う、そんなキッカケ、さて仕事。
[2回]
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