食欲がなく目覚めてしまった今朝のコト。
あぁ、どうしようってちょっと迷った。
何か食べなきゃ、体も頭も動かない。
仕事をしなくちゃいけないから、なにより頭を動かすコトが、第一だよね、と。
それで甘いモノを食べにいこうと思う。
チョコであります。
ちょうど移動の途中にリンツカフェがある。
スイスチョコレートの名店で、それにしてもヨーロッパでチョコレートと言えばスイスって言われるほどの今の状況。
カカオが取れるわけでなく、カカオを産出する植民地を持ったこともない、なんでスイスがって不思議に思う。
ヨーロッパの交通の要にあって、水がキレイで精密技術に秀でた几帳面な国民性がチョコ製造に向いていたとか…。
世界有数の軍隊が、強精剤としてチョコを安定購入するから、メーカーも安心してチョコを作れたからだという人もいたりして、それぞれたのしい理由であります。
今日みたいな朝からちょっと寒い朝には、スイス軍的気持ちになって、それでチョコを体にトロンと注ぎ込む。
一階にチョコレートの売り場があって、2階がカフェ…、その一階でホットチョコレートをたのんで一緒にクロワッサンをもらって朝のご飯とします。
チョコは栄養たっぷりで、それをミルクで溶かして飲み味わうとより直接的に体に染み込み、滋養をくれるような気がする。
今朝のような朝にはピッタリ…、オゴチソウ。
ビターとミルクの2種類があり、ビターを選んでキリッと頭をスッキリさせる。
甘くて苦くて、しかも酸味がスキッと後味ひきしめて、そのまま飲むとトロンと喉からお腹を撫でるようにして、やさしくお腹を温める。
なにより鼻から抜ける香りのステキなコト。
体全体を目覚せて、頭の芯までポワンとあったか…、そこにクロワッサンをちぎってトプンと浸すと生地がゴクゴク、チョコをすすってぽったりしてくる。
口に含むとバターの香りと小麦の風味、カカオをタップリ吸い込んだ生地がとろけて口を潤し消えていく…、これで良かった、今朝の朝!
関連ランキング:カフェ | 表参道駅、外苑前駅、明治神宮前駅
そして昨日の夜のコト…、お腹が本調子じゃないのに昼に激辛四川料理を食べてしまった、それでお腹が壊れてしまう(笑)。
どうしようかと思って、そうだ、素麺がある。
小豆島の上等なのが2輪あって、それを使ってにゅう麺作ることにした。
まずは麺をシッカリ茹でる。
タップリのお湯。
泳がせながら、4分ほど。
1分強で茹で上がる麺。
それを4分、よぉく茹でてから氷水の中にはなして氷を芯に揉むようにしてキリッと〆る。
水に放したときにはクタッとやわらかだった麺が、まるで別の食べ物になったんじゃないかと思うほどに、ひきしまって手応えがある。
この状態だと温かくしても、少々時間がたとうともコシと喉越しがそのまんま。
茹でたて状態が持続するのが素麺という食べ物のオモシロイとこ。
沸かした出汁にそれをはなって、グツグツさせたら丼に刻んだネギと鰹節を入れたお椀にザザッと注ぐ…、ネギの香りや甘みにカツオのうま味が瞬時に引き出されおいしいスープの出来上がり。
ヌルンとなめらか、喉越しもよくにもかかわらず歯ごたえがある。
なんてステキな夜のゴチソウ…、体が芯からあったまる。
[4回]
PR