CICADAのデザートをスキップし、やってきたのがカカオサンパカ。
CICADAと同じ裏路地にあるチョコレートの専門店。
入り口から中をみるとただチョコレートを売っている販売店のように見え、けれど中にはいると奥へ奥へと店が広がる。
そこにはカフェ…、青山マダム(笑)で一杯で、ひとつテーブルが相手はいたけどそこでオジサン二人がチョコを食べるのはちょっと気持ちがひけてしまう雰囲気。
お店の入り口部分にあるスタンドコーナーでそっと食後のチョコにした。
アイスクリームに熱々のチョコをかけて食べるデザート。
チョコをかけると最初はアイスクリームをキレイにおおい、それがユックリ、弾けるようにまだらになってく。
チョコの脂とアイスクリームの脂同士が反発しあうのでしょうネ。
グラスの底に溜まったチョコはたちまち固まり、けれどずっとネットリしてる。
ビターで酸味をほとんど持たぬリッチなチョコで、冷たくなってもなお香ばしい。
そのチョコレートもおいしんだけど、バニラアイスクリームの風味豊かでトロンととろけるなめらかに、体もトロンとなってしまった、ステキな食後の今日のコト。
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夜のお腹の足しに何かを作りましょう…、と食材在庫と相談しながらちと思案。
そうだ!
ソーミンタシヤーを作ってやろうと。
そうめん、ツナ缶、ネギがある。
白出汁もあり、これだけあればあとは腕だけ(笑)。
チャチャッと作る。
固茹でにしたそうめんを、水で丁寧に洗ってキュキュッと〆る。
テフロン加工の鍋にネギ。
ごま油を入れ、ネギがしんなりするまで炒めてそこにパカッとツナの缶詰。
油も一緒にほうりこみ、そこにそうめん。
白出汁少々注いで、あとはジャジャっと炒めて出来上がり。
ソーメンチャンプルーと呼ぶ店も結構あるけど、チャンプルーは豆腐と野菜を炒めたモノ。
ご飯や素麺のようなでんぷん質のモノを炒めるときには、タシヤーという。
同じ野菜を炒めても水気がなくなるまで炒めると、イリチーになる…、お麩に玉子を吸い込ませフックラ炒めた料理はたしかに「フーイリチー」。
沖縄料理の世界も深い…、今日のタシヤーはちょっとみずみずしく出来てしまって味わいやさしく、食感までもがなめらかでいい。
夜のお腹がやさしく満たされ、あったかくなる…、オゴチソウ。
一口食べるとお腹が空いていたことをなぜだかお腹が思い出す。
それで料理を2種類。
ソーミンタシヤーに合いそうなモノを作ってみようと、まずはゴーヤを薄切りにする。
そのまま食べてみたらばまだまだ苦味がやさしい…、だからそのまま。
オニオンスライスを作って塩で良く揉んで、トロミと苦味がでてきたら冷たいお水でザブザブ洗って、ギュギュッと絞る。
ツナの缶詰を脂ごと、軽く塩で味を整えおひたし風に仕上げてパクリ。
お麩を戻して玉子に浸し、刻んだネギと茹でエビ具材にフックラ炒める…、出汁の風味をたよりの味付け、水気をすっかり飛ばしてつまり「フーイリチー」の出来上がり。
なんだかすべてが沖縄風に仕上がった…、夏よ来い来い、早く来い!
[9回]
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