打ち合わせの前、ランチを軽くしておきましょう…、と。
場所は青山。
これから移動で地下鉄に乗る。
表参道の駅に向かって歩きつつ、そうだアンデルセンがあったじゃないか。
2階のお店はしっかり食事をしなくちゃいけない行儀のよい店。
けれど地下。
お茶だけ飲むこともできるしおいしいサンドイッチを作って軽くお腹を満たすコトもできる。
便利で気軽でいいお店。
何にしようかなぁ…、とサンドイッチのカウンターの前にたってちと考える。
クラブハウスかエビアボカドか。
10種類ほどあるサンドイッチがどれもおいしく見えて悩んで、それで結局、ホットサンドを作ってもらう。
ハムとチーズとスライストマト。
パンに挟んで、トースターでこんがり焼いてチーズが溶けたら出来上がり。
個人的にはトマトがいささかみずみずしすぎ、口の中がベタッと濡れる。
チーズとトマトが交じり合わずに、口の中をチーズがすべる…、ちょっと残念、でもトマトの酸味と甘みがこのサンドイッチの唯一の味の手がかり。
しょうがない。
ランチの時間にはメインとお茶の値段を払うと、小さなデザートが付くサービスもあって手頃な値段でお腹も気持ちも満たされる。
それにしてもさすが、パンのおいしいお店のサンドイッチ…、トーストがおいしくウットリしてしまいます。
パンそのものがトーストするのに適してるのでしょう。
生地が軽くてタップリ気泡があいている…、それをこんがり、強めに焼いてだからサクサク、耳はカチッと香ばしい。
噛むと焦げた香りの香りがひろがり、小麦の旨さが広がっていく。
不自然な甘みや粘り気を持たぬ大人な味わいで、このトーストだけ食べても多分旨いんだろうなぁ…、って思ってニッコリ、アイスティーと一緒のランチをいたします。
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打ち合わせを終えスターバックスで喉うるおしつつメールチェックをいたしましょうと街の景色をみわたせる気持ちのよいカウンターのあるスタバに来ます。
仕事の合間のオキニイリ。
最近、オフィスで仕事をすることよりも、外で仕事をすることの方が多くなってる。
そこがどこでもマックブックを開いた場所がボクのオフィスになるって感じ。
同じような人が結構いるのかなぁ…。
セルフサービスのコーヒーの店は時にオフィスのような様相呈する。
おもしろいのがお店によって、オフィスの雰囲気が違うのですね。
ドトールコーヒーは外回り営業の人が報告書を書く場所のよう。
PanasonicのLetsNoteが似合う場所。
一方、スタバはアップル系。
仕事をたのしむ人たちの自由なオフィスって言う感じ。
今日のスタバもiPhone、iPad、MacBookとリンゴマークが目立って見える。
スタバとアップル。
どこかおんなじムードを持ってる。
自由で洗練されていて、けれどどこか反権力的ロックンロールな雰囲気がある。
こんなに大きく、もうベンチャーじゃなくなったのにメジャー感を感じさせない、いい意味で会社らしさのない会社…、オモシロイなぁって思ってコクリと、アイスドリップを口に含んだ。
スキッとたのしい苦味と甘み、喉に冷たく頭もキリッと良いアイディアがやってくるよな冷たいゴチソウ…、メールチェックが終わったら100円払ってもう一杯をもらいましょうか、と思う午後。
そして次の打ち合わせ。
ちょっと遅くなりそうで、なにか軽く食べておこうかとコンビニに行く。
そうそう、今年はうなぎが大変なコトになりそう。
稚魚がそもそも少なかったから、今からうなぎが高騰してる。
例年だったら、日本にうなぎがいなくても中国には結構いたりしたのに、今年はその肝心の中国ですらウナギの稚魚がすくなくて、だから世界的にうなぎの供給が逼迫している。
そういえば、今週の月曜日って土用の丑の日じゃなかったっけ?って。
そんなコトを言いながら、うなぎ弁当を買って食べるコトにした。
太ったうなぎが一枚入っているようにみえるのだけど、目を凝らしたら真ん中のところでパカッと割れている。
細めのうなぎ。
あるいは太いうなぎを割って、上手に2本をあわせて大きな一枚に見せる工夫をしていてニッコリ。
工夫するなぁ…、って感心します。
電子レンジでチンして食べる。
別添えのタレと山椒をかけまわし、ハフっと食べると、ちょっと脂臭いでしょうか。
1000円以下の値段でもある。
人工飼料をタップリたべて、必要以上に太ったうなぎなのかもしれない…、それでもうなぎはうなぎだよねと、ハフハフムチュンとシッカリ味わう。
これで気がすむはずもなく、できればおいしい鰻を食べる幸運に恵まれるならいいのになぁ…、って思ったりした、まだまだ仕事の夜のコト。
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