今日は友人たちと集まって、ひさしぶりに一日しっかり遊びましょう…、と。
遊びの舞台は渋谷、それから新宿という副都心線の下側部分。
ランチを何にしようかね…、って聞いたら「絶対、かつ丼」って人がいて、渋谷界隈でおいしいかつ丼が食べられる場所ってあんまりないぞ…、と。
それでそれじゃぁ、まい泉で。
まい泉のフワフワとんかつを使ったかつ丼は、他にないおいしさだからいいんじゃないのと即決をみて、それで今日…、表参道で待ち合わせをした。
待ち合わせをしたのは11時、場所は表参道ヒルズの前でそれからテクテク歩いて、お店の前についたのが11時5分くらい。
開店時間が11時だからあまり時間が経ってないのに、もう先客が6組ほど。
一組、一組順番にお店の中に案内してる。
それで入り口部分にあるカウンター席の後ろの待合に一旦座り、人数をいい案内されるまでを待つ。
連休最初の土曜日という事もあってか、ファミリー客がほとんどで、一組一組好みの席が違うのでしょう。
丁寧に希望を聞いて、座敷であったりカウンター。
あるいはメインダイニングをへとテキパキ案内。
ボクらの番がやってきて、案内されたのがここの名物、メインダイニング。
かつてお風呂屋さんだったところを改装している。
だから角がアールに仕上がった高い天井。
かつておそらく脱衣所だったところが厨房。
窓の外には坪庭があり、天井が高いくせしてホッと気持ちが落ち着くとこがオモシロイ。
初志貫徹でまずはかつ丼。
黒豚ロースを使ったカツを玉子でとじて、漆を塗った木の丼にタップリと。
蓋をとって感動したのが、キチンと玉子に火が通っていて生なところがないのがボクの好みでかなりうれしく思う。
もともと肉にグサグサ、刃を入れて、繊維を切ってボロボロにしたモノをまとめて揚げているのがココのとんかつ。
だから肉に細かな穴が無数に開いてる。
そこに出汁が染みこんで、フックラ、しっとり。
パン粉の衣のやわらかに、植物油を使って揚げているからまるで油っこさがなく、玉子と出汁とパン粉がひとつにまとまりあって、このカツ、こうして煮るために生まれてきたんだ…、って思ったりする。
甘めのタレもボクの好みでご飯も固めでほぼ完璧。
もしかしたら東京で一番ボクが好きなかつ丼はこれかもね…、って思ったりする。
一緒に行った女子がたのんだ、女性好みの御膳料理。
カツは串かつ、クリームコロッケ、それからしいたけのフライというそれぞれほんの一口分づつ。
それに小さなどんぶり三個。
豚のしょうが焼き、鮭といくらの親子丼、鶏のそぼろと玉子のそぼろの二色丼とどれもキレイで、うつくしい。
生姜焼きのタレは甘めでコッテリ味、鮭の風味はおだやかで、感心したのが玉子のそぼろで玉子の黄身だけ砂糖と合わせてホロホロになるまで熱を通してご飯の上ではポソポソしてる。
ところが口に入れた途端に、トロンと黄身に戻ってく。
マグロの赤身の刺身をそえて、お味噌汁と漬物あわせて一揃え。
いろんなものをちょっとづつ、たのしめしかも味わい多彩で得した気持ちにしてくれるのが、女の人にはたまらぬ一品。
ボクはエビのフライが3本ついた定食、それにヒレカツを3枚追加してみんなでそれを分けて味わう。
サクサクとした衣の食感、フッカリとした独特の食感、それから味わいとココのとんかつは揚げたてで食べると本当においしい。
いわゆる普通のとんかつと一線画する独特なニュースタイルのパン粉料理って思ったりする。
弁当屋さんとして有名になってしまったのが勿体無いなぁ…、って。
黒豚用に調整された、リンゴを擦ったモノをたっぷり加えたソースも甘くてサラッとおいしくていろんなところに心配りをしているとこに、いいなと思った、オキニイリ。
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