お上品なパニーニだけではお腹を満たすコトができずに、ランチをはしご。
ここしばらく、お米ご飯を食べてないので定食なんかを食べることができるお店はないかしら…、とテクテクするもなかなかそうしたお店がどうにもみつからぬ。
青山って場所に定食系の食堂って似合わないのかどうなのか、思ったお店に辿りつけず別の何かを食べなきゃいけなくなるのかなぁ…、と思っていたら表通りに小さな看板。
炉端焼き屋のランチ定食って看板にあり、それでお店に近づいてみた。
四階建ての建物全部が飲食店で、フロアーごとにお店が異なる。
寿司屋に炉端の居酒屋に、メキシコ料理のレストラン、それからバーというその構成もオモシロイ。
アートディレクションもシッカリと。
バーの名前が「都内某所」というのもたのしく、ちょっとお店を覗いてみたいなぁ…、と。
それでためしてみることにする。
2階のお店「しげぞう」って店。
いい店でした。
お店の人が気持ちよく、玄関口で靴を脱ぎ踏みしめる床が細かな凸凹がある冷たい木の床。
靴を脱ぎ、入ったところに炉端があって、そこで魚が焼けている。
炉端の周りにカウンターがあり、6席くらいはありましたか…、掘りごたつ式のテーブルがズラッと並んで、個室がいくつか。
結構、使い勝手がよさそうで、気取りがなくてくつろげそうな良い空間。
奥の落ち着く個室に案内される途中、他のお客様が食べてた料理を見てワクワク、かなりのよさそうに見えて気持ちが盛り上がる。
4種類ほど用意されてるメインの魚の料理をひとつ。
それに3種類用意されてる副菜をひとつ選んで組み合わせるという、プリフィックスみたいなメニューの構成で、しまほっけの焼きモノメインで、野菜の天麩羅をサイドに選ぶ。
やってきたらばこれがビックリ。
大きなサイズのホッケが半身。
それに合わせた天ぷらが、サイドというよりまるでメインのような分量。
主菜、副菜という関係じゃなく、メインが2つというようなお値打ち感に得した感じ。
つやつや、脂ののったホッケはキッチリキレイに焼き上げられてて、脂に煙が移っておいしい。
箸を当てるとプリンと身が弾けるようにとれてくれるのがオモシロイほど。
身もジューシーで、口の中が濡れるほど。
それに天ぷら。
ナスにしいたけ、ニンジン、玉ねぎ、さつまいも。
ピーマンくらいの大きさの万願寺とうがらしが一本ついて、色とりどりで量感たっぷり。
衣がガシッとかためでシッカリ。
衣自体に味がほのかについているので、そのまま十分おいしく感じる。
ついてやってくる天つゆは、味がシッカリ上等でご飯のオカズにピッタリとした揚げ物料理になっているのがありがたい。
もう一人前とった組み合わせは、鮭のハラスと刺身の盛り合わせ。
これもどちらもシッカリしてて、特に刺身の立派なコトに、どれをたのんでも一定以上の価値を保っているなんて、いいじゃないのと思ったりする。
固めにカチッと炊き上がり、水気を十分飛ばして盛ったご飯も上等。
キッチリとった出汁で作った味噌汁の味もほどよくて、しかもご飯に汁がおかわり自由の上に1000円札でお釣りがきます。
ちょっといい店、めっけ物、近々ここの上から下まで、全部制覇をしてみようかなぁ…、と思ったりするオキニナリ。
ちなみに下の食べログページ。
おそらくココがまだできたばかりということなのでありましょう、メキシコ料理のお店の分しか発見できずそれを代わりにはっております、ご容赦めされよ、ごめんなさい。
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