午前中の仕事を終えて、午後の仕事に向かう途中に表参道でランチをとった。
気持ちは肉!でありました。
断じて肉。
しかもガッツリ、分厚いお肉。
つまりステーキ。
さて、どうしよう。
分厚いステーキを、気軽な値段でたのしめる店。
そうそうなくて、そうだ、あそこが…、と思い浮かんだお店が一軒。
バルバッコア・グリルなる店。
夜はシュラスコ。
昼は手軽な肉のランチがたのしめて、しかもサラダバーがとっても魅力的。
昼のメインはステーキで、かなりガッツリ。
頑丈なのが食べられる。
ランチ休みの終わりあたりにやってきたらばまだ満席。
体の大きな人がたくさん。
しかも外国人が7割ほどで、日本の会社の就業時間に縛られてない自由な人がこの界隈は多いんでしょう。
そうそうそれから、この店の上にあるのがゴールドジムでそこを根城にしているスポーツ系の人たちがかなりいるように見えたりもする。
東京という街。
こうした変わった市場があって、そこにピタッとハマるとビックリするような繁盛店ができたりします…、ココがそう。
まずはサラダバーであれこれ。
シズラーなんかも同じシステム。
…なのだけれど、不思議とボクはココのサラダバーが好きなのですね。
シズラーのサラダバーが野菜がそのまま並んでるだけ。
食べれば食べるほど、体が冷えてくるような愛嬌のない野菜売場のようなバー。
ところがココのサラダバー。
野菜の料理が沢山揃う。
揚げたジャガイモをガーリックチップと一緒にあえたモノだとか、ディルの風味を加えた玉子サラダとか、気の利いた料理があれやこれやと。
野菜自体もヤシの芽だとか、ロマネスコだとか変わった野菜も揃ってる。
あれやこれやとお皿に盛ると、アペタイザーの盛り合わせみたいになってくれるのがなんだかたのしい。
キャロットラペをタップリとった。
最近、バフェのラインにニンジン見るとどうにもこうにも食べたくなっちゃう。
色鮮やかが目においしげで、クセある香りが身体に効く感じ。
温かい料理のメインがラザニアで、これがとってもおいしくビックリ。
肉がタップリ、ソースのコクもドッシリとして、あぁ、こういう料理を食べるとワインが飲みたくなっちゃう…、ってウットリします。
フレンチフライにツナのコロッケ。
メインディッシュがいつやってきてもお腹の準備は万端なり…、と。
そのタイミングにてステーキがくる。
ランプステーキ300g。
思い憧れた、まさにステーキ。
ゴロンと大きく、しかも分厚い。
ステーキ肉は分厚く焼くのがやっぱりおいしい。
焼き加減を聞かれたから、おいしいように焼いてください。
お願いしたら、ミディアムちょっとウェルよりでくる。
表面コンガリ。
ココはオーブン状のグリラーで焼く。
だから肉が自分の脂でやけていく、だから焼け色、かなり強めでツヤツヤしてる。
切るとサクッとナイフが入る。
ナイフを前後に引いても肉がよじれぬほどに肉質頑丈。
けれどスパッとキレイに切れる。
切れた中身はロゼ色で、口に含むとひやっと肉が舌にキスする。
うま味がジュワッとほとばしり出る準備をしている…、そんな感覚。
噛むとかなりの歯ごたえ感じる。
顎にガッシリ。
噛めば噛むほど味わい深く、うま味がジュワッと広がっていく。
顎がほどよく疲れるゴチソウ。
焼肉じゃない、シャブシャブでもない、ビーフソテでもなくってステーキ。
この歯ごたえがまさにステーキ…、顎のゴチソウなんだよなぁ、って思ったりしてニッコリとなる。
味は塩と胡椒だけ。
生玉ねぎと唐辛子をお酢につけたレリッシュをほんの少々、乗っけて食べると肉の甘みが引き立ち旨い。
肉そのものの酸味が弱い。
ちょっとさっぱりした味わいで、たくさん食べると飽きが来る。
そのちょっとした物足りなさを補って、300gなんてあっという間にお腹におさまる。
サイドについたマッシュポテトが、ガーリッキーでこれまたガツン。
マッチョな昼のオゴチソウ。
食後のデザート。
プリンカラメルをベースに置いて、そこにネリンとソフトクリーム。
コーンをチョコンと帽子に見立てる。
溶けてしまった雪だるまのようで、ちょっと哀しく情けなく、けれど食べるとフルンとおいしい。
バフェではあんまり甘いものを食べないんだけど、今日は格別。
疲れた顎を甘い食後でなだめる感じ。
しばらくちょっとお腹の具合が良くなくて、それもとうとう、今日でおしまい!
食べるたのしさ、思い出す。
それにしても件の体の大きな人たち。
おどろくほどの食欲で、何度も何度もサラダバーとテーブルの間を行ったり来たり。
食べられるコトってなんてステキなことなんだろう…、って思ったりする。
お腹をととのえ頑張る元気と一緒にさてさて、もう一仕事、がんばろう。
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