赤坂見附に最近あんまり来てないなぁ…、とアカサカサカスでランチとす。オフィスタワーの地下の「海南鶏飯」選ぶ。
シンガポール風のチキンライスが売り物の店で、それ以外にもシンガポールの料理が豊富に揃ってる。
小さなお店ではあるけれど、厨房で鍋をふる人は中国系、サービスをする人はムスリムの女性なんでしょう…、民族衣装をまとってる。いろんな民族が集まってひとつの国を作り上げてるシンガポールらしい景色にワクワクします。
何にしようかとちょっと迷った。それというのもホッケンミーがメニューにあってかつて表参道に専門店が一軒あって、かなり重宝していたんだけど、そこが閉店。
長らく食べていたかった。
けれどやっぱりココに来たらば海南チキンライス。
しかもココには蒸しどりを揚げたフライドチキンライスがおいてあって、茹で鶏のブニョブニョした皮の食感が苦手なボクにはアリガタイ。
初志貫徹で、それにする。
丸いお盆にご飯にチキン、スープにそれから調味料と色とりどりのギッシリ感にお腹がグーッとなってくる。
揚げた鶏はパリッとまずは歯ごたえがよく、中はフックラ。皮が見事に揚がっててブヨブヨせぬのがなによりおいしく、アリガタイ。薄切りきゅうりと一緒に食べると、パリッと歯切れてみずみずしさが口に広がる。あぁ、うまい!
それにしてもチキンスープで炊いたご飯のおいしいこと。
たまに海南鶏飯を食べたくなって困る理由は、多分、この炊き込みご飯を頭が覚えていてなんだなぁ…、って今日改めて思ったりした。
パラパラ、食感軽やかで口に散らかり鶏の旨味とジャスミンライスの香りが独特、特徴的でまるでメインディッシュのようにふるまうたのしさ。
焼いた油とネギを合わせたソースとチキンライスの相性がこれまたよくて、揚げたチキンがなくても十分、お腹をたのしく満たせるような気までしました。オキニイリ。
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それから食後のコーヒー飲もうと、これまたひさしぶりにイリーを選ぶ。
イタリア的なるエスプレッソの専門店。スターバックスがジャズだとしたら、ここはクラブミュージックとでもいいますか。スターバックスが朝だとしたら、ここは夜。
クラブラウンジのバーカウンターのようなエスプレッソバーなんて、享楽的なるイタリア人ぐらいしか考えつかない装置じゃないか…、って思ったりする。
エスプレッソをダブルショットにしてコンパナに。ホイップクリームをたっぷりのっけてやってくる。
エスプレッソはビターで濃厚…、ポッテリとした喉越しで、それをホイップクリームが蓋するように覆ってる。
スプーンをもらわず、最初はそのままホイップクリームとカップの内壁の隙間からすすりこむようにしてススッと味わう。
クリームなんてそこに存在してないように最初はエスプレッソの華やかな味。
そこに徐々にエスプレッソの熱さでとろけたクリームが混じってカプチーノみたいな味になってく。最後はラテで幕引きをする…、いろんな飲み物を一つのカップで一度に飲んで味わえる。得した感じで、さぁ、移動。
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