ランチをすませて、喫茶店で食後のお茶…、これも気になるお店に来ました。
かづま珈琲という店で、エルメスのビルの裏側の路地…、飲食店なんかありそうもないそっけない小さな路地の入口に看板があり、みると確かに入り口がある。
地下に向かってトントン降りて、その段階でもまだそっけない。
地下一階のドアを開くと、あっとビックリいたします…、漆喰壁に古材を使った柱や梁がめぐらされている欧風古民家造りの店内。
すりガラスにエッチングをほどこした衝立だったり、アンティークな照明だったりと贅を尽くした上等空間。
メニューをみると、値段も上等…、ブレンドコーヒー1杯なんと1050円。
だからでしょう…、お昼休みの時間にあってお客様はボクらともうひとり。
お店の人もたった一人で、背筋の伸びたバーテンダーのような風貌、雰囲気の男性スタッフが律儀に頭を下げて注文とっていく。
お酒ではなくコーヒーを売るオーセンティックバーと言った面持ち。
この街のこの場所にして、この店で、この値段を掲げれば当然、お客様の数を限定してしまう…、上等な時間にお金を惜しまぬ人以外を寄せ付けないよう、結界を見事にはった見事なお店。
銀座だからね…、こういうお店があるのは良いこと、キニイリました。
やわらかで、飲みやすい上、香り豊かなブレンドコーヒー…、お冷のグラスまでも含めて食器も上等。豊かな時間となりました。
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そして夜…、家で料理を作って食べる。まだまだ実家から送られてきた食材がありそれらを使ってあれやこれやと工夫する。
まずは豚バラ肉とキャベツを油を引かぬフライパンでジャジャっと炒める。
豚の脂を頼りにしながら、キャベツが焦げて甘い匂いがするまで炒め、塩と胡椒と下味つける。赤唐辛子をパラリとちらし、ザクっと切ったピーマンを入れたら蓋して蒸し焼きにする。
最後に焼き肉のタレをくわえて焦げがついたら出来上がり。
キャベツがキュッキュと奥歯をくすぐり、豚の脂がプルンと溶ける。
それと一緒にラーメン作る。
麻婆豆腐の素があり、凍った醤油ラーメンもある。それを一緒にすればマーボーラーメンができるのだけど、それだとちょっと能がない。それで油揚げを刻んでネギと一緒に乾煎り、醤油でちょっと風味を付けたのをコンモリ盛って胡麻を散らしてハフハフ食べる。
黒酢をたっぷり、酸味とうま味でコクつけてお腹を温めぽっかりとなる。
ところで夜にウットリするような動画を一本。「Lights Goes On」、つまり光は続くよって意味になりますか…、そんな内容、ほっこりします。
暗闇で発光体を動かした時にできる残像で絵を描く「ライトペインティング」って手法で作られたストップモーション映像で、なんと700枚以上のライトペインティング画像を使って、製作期間1年というスゴい力作。
なんだけど…。
そんなコトを思わせない軽さとたのしさがあるのがステキ…、オキニイリ。[4回]
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