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2024/11/27 (Wed)
熊本三昧
昨日の夜、熊本市内の焼肉のお店を視察して、実は人吉という街でも焼肉レストランの経営者さんと、繁盛を継続させるために何をしなくちゃいけないか、というコトを一緒に考えた。
そして今朝のコト…、熊本市内から一時間ほど走った郊外、大津町という街にある焼肉の店、大津屋さんにやってくる。
長い歴史をもちながら、1年ほど前にお店を大改装し、それを機会にオーダーバイキング制を導入したお店。
肉にこだわり、できうる限り手切りで肉を提供し、タレやソースまで自家製という大変なコトを当たり前のようにずっと続けてきた店。
そこがなんで食べ放題をと、かなり議論沸騰ではあったけれども今ではそれもすっかり定着…、いくら食べても、何を食べても値段が変わらぬ安心感は、今という時代においてお客様への魅力にあふれた提案だったというコトなのかもしれません。
味の大津屋
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肥後大津駅
それから移動で、宝来茶屋という海鮮料理のお店にきます。
実は昨日いった、人吉という街に本店があり、田舎ならではの素朴で、けれどダイナミックな料理づくり人気をとってる。
田舎には田舎の商売があるんだよなぁ…、と思いながらも、今回チャンスに恵まれて熊本いう大きな街にお店を作った。
商売の仕方やメニューの作り方を都会にあわせて作らなくっちゃいけないのかなぁ…、と思ってなやみはしたのだけれど、自分たちにはこのスタイルしかないんだと、それで田舎ならではのやり方を熊本の店でもやることにしようじゃないか、と。
それでこんな料理をメインにすえた。
大きな鉢に氷をギッシリ。
そこに刺身を豪快に、ドッサリ盛り込む。
演歌歌手はどんな舞台でも同じ演歌を歌い続ける…、自分らしさを疑わず一貫性をもって継続することが成功するための唯一の道ってコトかもしれない。
しかも、その刺身がブリブリ。
活きがいい。
そのため大きな生簀を作る。
鯛にマアジに鯖にイカ。
相当の売上を目論まなければ、これだけの魚を仕入れて泳がせるコトはできない。
できてまだ、街の認知がないから売上はまだまだ期待通りじゃないんです…、けれど魚がいなければ、商売自体ができぬこと。
だから今は一生懸命、歯を食いしばるばかりであります…、って。
商売は、人気がでるまでをどうガンバルかで未来が決まる。
大変だなぁ…、って思ったりする。
それにしても鯛の刺身のおいしいこと。
日本の西側で食べる鯛の刺身はみんな、ゴリゴリ固くて、歯ぎれるコトをしたたか抵抗するほど頑丈…、活きがよくって、しかもギリッとしめているからこその味わい。
甘い九州の刺身醤油をもってしても、鯛の旨みや風味を封じ込めるコトができないほどにかおりたかくて味わい深い。
醤油にトップリ浸してわさびと一緒に熱いご飯の上にのっけて味わう…、ご飯の蒸気で蒸されて魚の香りが一層際立つ感じがオゴチソウ。
エビとイカ、ピーマン、かぼちゃにオクラの天ぷら。
サクサク衣が軽快で、これまた甘めの天つゆにトップリつけて味わった。
小鉢にサラダに茶碗蒸し…、これで1500円はしないというのに、なんだかちょっと申し訳なくさえあるゴチソウ。
地方には地方の良さがあってステキと思う午後…、そして東京、ひとっ飛び。
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2013/06/01 (Sat)
東京以外のレストラン
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