サカキノホトンブログ富山の朝に、Feel On!

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

富山の朝に、Feel On!

地震で目覚める、富山の朝。
震源地は長野県の北側という…、地続き、隣の富山のホテルがグラッと揺れてウェイクアップコールを待たずに起きてボンヤリとした。

ホテルのバフェで朝ご飯。
前回に続いて二度目のホテルで、朝ご飯がたのしみな朝。
地元の食材を丁寧に、集めて調理しているお店。
鱒の押し寿司や昆布で巻いたカマボコや。
うま味に対する執着心がとても強い富山の人の作り出したさまざまな美味。
どれもどこかなつかしく、考えてみればボクが生まれた瀬戸内も海のうま味が料理の味のベースだった。
料理をあれこれお盆にのっけて、いただきます！と手を合わす。

メインクラスにたくさんとった大根おろし。
食べ物の中で好きなモノの一つであります。
大根おろしには思い出があって、実はボクが小学生の頃。
とても厳しい塾に通っていたことがある。
「白石塾」っていうおじいさんが自分の家でやっていた寺子屋式の塾だったのだけど、とても頑固な白石先生。
子供たちの体が丈夫でなければ勉強もできないでしょう…、と、好き嫌いせず何でも食べろがポリシーだった。
週に一回。
子供ひとり一本づつ大根てわたし、さぁ、大根おろしをおろして食おう。
消化にいいものは頭にもいい食べ物なんだ…、と、へんてこりんなコトを言うじいさんだなぁ…、と子供ながらにおもいつつ、それで一本、汗だくになりおろしてそれに醤油をかけてザブザブ食べると、なんだか頭がスッキリするような気持ちになった。
いまでも大根おろしをみると、そのときのことを思い出す。

多分、ココの名物なのが、蟹の汁。
ズワイの足をメインに蟹がどっさり鍋に入って煮込まれている。
醤油ベースのすまし汁。
それ以外にはしいたけ、大根、しめじと具材もさまざまで、けれどあくまで主役は蟹。

凍った蟹ではありましょう。
それにグツグツ、容赦なく煮こまれてるから身をせせるのがかなり厄介。
殻にビッシリ貼りついて、箸でこそげるくらいではびくともしない。
だからアチチと指で剥がして口に運ぶハメになる。
朝から無口に、アチチでチュバチュバ。
お盆の上に殻をこんもり盛り上げて、そして汁をごくんと飲みます。
蟹のうま味と香りが溶けこみ、おいしいったらありゃしない。
カニとかエビとか、貝とかのうま味は独特。
ずっしりとして力強くてしかもなめらか。
ゴクリとのんで、お腹あったか、気持ちもあがる。

野菜をタップリ。
サラダ野菜とオニオンリング。
マカロニサラダをソースがわりに、シャクシャクサクサク。
オニオンリングってなんておいしい食べ物なのか…、外はサクサク、中がトロンとなめらかで甘みもタップリ。
揚げた油を葉っぱでぬぐい、今朝のお腹の出来上がり。

ところで今、ちょっとオキニイリのiPhone用のアプリケーション。

「Feel on!」って言う、twitterのクライアントのひとつなんだけど、これがとってもオモシロイ。
twitterにはいろんなクライアントがあるけれど、これは「気持ちを伝える」というコトに特化したモノ。
独自のエンジンでつぶやきの内容を解析してそのツイートのムードを特定。
タイムラインを漫画化をして表示するという遊び心に溢れたアプリ。
無料のアプリというコトで、早速、落としてみたのだけけれど、結構、ハマる。

ツイートを全部で８つの気持ちに分ける。
愛情、喜び、興味、納得。
悲しみ、驚き、怒り、挨拶。
それそれぞれに独自の色が当てはめられていて、例えば喜びだったらオレンジ。
怒りは灰色と、分かりやすくタイムラインが色付けされる。
しかもそれぞれに漫画風のイラスト＋吹出しの中にツイート内容という、見ていて本当にたのしくなる。

新規作成をするときは、自分で好みのイラストを選んで投稿することもできる。
しかもたのしいのが、直近１００個のツイートを、色別のストライプで解析して、自分のツイートがどんなムードだったのかを確かめられる。
試しにボクのツイートはいつもオレンジ色がほとんど。
同じつぶやきするのなら、喜びに満ちた明るいつぶやきがいいものネ…、って思ったりする、これ便利。

[0回]