そのあと何軒か、地元の人のおすすめの店を見て歩き、どこもいまいち食指が動かぬ。そういえば近所にイカ焼きのお店があった。
廻転イカ焼き天六屋。
その名の通り、イカ焼きが回転しながら出来上がる。
中にタネを落として挟んで焼き上げる、プレスサンドマシンみたいなイカ焼き器がグルッと回って最初の位置に戻ってくる。
すると中身が焼きあがっているという、エンターテイメント要素抜群のお店で通りを歩く外国人が覗きこんでは買おうとする。
けれど食券販売機が日本語だけで写真がなくて、チンプンカンプンなのでしょう。悔しそうな顔をしながら帰ってく。もったいないなぁ…、って思ったりもする。
さてワタクシはめでたく日本語が読める人にて、イカ増量の醤油味。
ムッチリとした生地の食感。たっぷりイカが閉じ込められてて、どこをかじってもイカが口へと飛び込んでくる。
しかも熱々。
ハフハフしながら食べるとお腹が知らないうちにあったまる。
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さてさてそれでもお腹がどうにも落ち着かぬ。どこかで何か温かいものをズルンといきたい。さぁ、どうしよう。
ラーメン店は数知れず。どこもそこそこ人気があって、けれど気持ちはうどんか蕎麦。ただ夜に開いてるそういう店が思い浮かばず、ちと悩む。
そうだ、もしかしたらあそこがまだやっているかも…、と阪急電車の駅に向かっていく踊り場にある「阪急そば」を覗いてみます。
そしたらなんと店じまいをはじめる寸前。
閉店時間の2分前に滑りこんで、なんとか蕎麦を作ってもらう。
肉そばにとろろ昆布をトッピング。
ちょっと太目のムッチリとした麺線で、スルスルたぐるというよりも、もぐもぐ口の中に押しこむ感じの蕎麦。
うどんの出汁に比べるとちょっと醤油の色が濃い目で、けれど出汁の風味はしっかり関西出汁。ネギも青ネギをハスに切ったモノでござんす。関西的!
牛肉をほろほろに煮た甘辛味と、とろろ昆布のねっとりとした食感、味わいどっしりしてて、一気にハフハフ。汁まで飲んで気をすます!
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