昼に麺を食べたいと、九段下の雲林坊ってお店で担々麺。
実は生のフォーを食べたくって電車に乗って高円寺までいった。
ところが彼の地はなにかのお祭り。
目当ての店には大行列。
ちょっとココにはいられないと、新宿にむけて移動しようと思ったんだけど乗った電車がなんと東西線だった。
中央線と同じホームに地下鉄電車もやってくるのを忘れてました。
気がついたのが中野を出たあと。
急に電車が真っ暗になり、高田馬場で山手線に乗り換えようかと思ったけど、いっそ九段下までいって担々麺を食べましょうかと。
それでそのまま九段下。
とは言え目当ては別の店。
そこに行ったらお客様が一度に来たから料理が多分、なかなか出ないと思いますよ…、と。
ふられふられて、このまま行ったらランチ難民になっちゃうかもね。
それでこの店。
ちょうどお客様が入れ替わりのタイミングにて、やっと座れて一安心。
ところが続々、お客様がやってきて瞬くうちに行列できる…、今日は不思議な土曜日のよう、オモシロイ。
さて、担々麺。
サラッとうま味のしっかりとしたスープがベース。
胡麻とピーナツの風味こうばしいタレをタップリ。
ホツホツとした肉味噌、それから白髪ネギ。
細くて軽く縮れた麺が、辛味に痺れを口の中へといざなってくる…、食べるにつれて汗がジワッとにじみでてくる今の季節のオゴチソウ。
半熟卵とパクチーもらってタップリ乗せる。
五香粉の匂いがただよう、出汁に浸かったそれをいれると周りのスープが中国風味になっていく。
かなりタップリふりかけた赤唐辛子の粉で疲れた舌をやさしく撫で回す、玉子の黄身の食感がやさしく感じるオモシロさ。
花山椒の力でしびれる舌をパクチーがスキッとさせる。
噛むと首から上がなんだかアジアな感じがするのもステキ…、口の温度がちょっとだけ下がる感じがするのも楽しいパートナー。
セットにすると小さな麻婆豆腐丼がついてきます。
この麻婆豆腐が本格的で、豆腐はフルンとなめらかで辛味も上等、特に痺れがビリッと爽快…、熱々以上にホットな感じが鮮やかでいい。
一緒にいった友人が食べた「汁なし担々麺」。
太くて固めに仕上がった縮れた麺に包丁で叩いて仕上げた辛肉味噌がからんで、歯ごたえとてもたくましい噛んで食べると辛味に痺れが滲んで口にひろがっていく。
ヒーハー、舌が痛くなっても食べることをやめられないのが憎らしい。
お店の中は不思議に静か…、みんな痺れや辛さを我慢しながら味わいたのしむ、だから無口になっちゃうんでしょう、それもたのしい、オキニイリ。
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