そして移動で水道橋…、ランチをズッシリ、スパゲッティ。
ロメスパの店が水道橋にできたというのでまずはお店の位置を確認と…。
「路麺」の「スパ」でロメスパという、つまり立ち食いそば屋の感覚で、気軽に食べるコトができるスパゲティーの店。
曰く3つの条件がある。
①茹で置き麺を炒めて仕上げる
②極太麺を使用する
③そして大盛り
学生やサラリーマンが多く集まる場所を立地をして好む業態だから、当然、水道橋という街にあってもおかしくはない。
飲食店が建ち並ぶ通りに面してすんなり見つける。
「ローマ軒」。
暖簾がでていて、よぉく見ると「夜はワインバー・テラ」と書いてある。
二毛作のお店とは、よく考えたなぁ…。
そう思ってお店に近づいてみると中から、盛大に麺を炒める音がする。
しかもおいしい香りがフワリ。
たまらずお店に入ってみると、カウンターに小さなテーブルが4卓ほど。
厨房の上の棚にはズラッとワインボトルがならんでいて、なるほどたしかにバルのしつらえ…、お店で働く人もちょっとオシャレでバルっぽい。
醤油パスタやナポリタン、5種類ほどの品ぞろえ。
どれもまずは、麺をやいて仕上げますので、ちょっとお時間頂戴しますと。
普通のパスタは「麺を茹でるのお時間頂戴いたします」となる。
ところがさすがロメスパです。
テフロン加工のフライパンで、かなりの長時間、じっくり焼くので時間はかかる。
しかもタレをかけまわしつつ焼いていくのでずっとおいしい匂いがしてくる。
待ってる間、ずっとお腹がグーグーします。
たのんだメニューはミートソースで、けれどこれもシッカリ麺を焼いたところに、ミートソースをたっぷりかける。
10分ほども待ちましたか。
やってきたのをみると、かなりのボリューム感。
実はここのお店のスパゲティー、並がすでに400g。
普通の店なら大盛りポーション。
しかもこれで500円。
麺を一口、ソースをからめず食べてみると、すでにシッカリ味がついてる。
しかも豚の脂の香りが強烈で、ポークソテの下に敷かれたガルニのスパゲティーを食べてるみたいな感じさえする。
これはかなりのガッツン系にて男ぶりのよい料理でござる。
ミートソースは一転、トマトの風味が際立つすっきりとした味わいで、その両方を絡めて食べるともうおいしくて止まらない。
テーブルの上に特大タバスコや粉チーズが置かれてて使えるようになってはいるのだけれど、そうした味を必要とせぬ力強い味わいで、実際チーズを足してもチーズの味を感じぬほどに濃い味。
量がこんなになければ多分、ご飯のおかずで食べたくなるようなそんな味。
なにより麺の炒め具合が見事で立派。
カリカリところどころが焦げて仕上がり、焼きそばみたいな状態でもあり、けれど麺がスパゲティー…、だからムッチリ、歯ごたえも良い。
なんだかこの店、この商品、ハマってしまう予感を感じる、オキニナリ。
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