サカキノホトンブログマウイマイクス

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マウイマイクス

どうしても試してみたいお店があって、それで白山。

かつてオフィスが近所にあった街であります。基本的に住宅街。けれど近所に学校があり、若い人たちが集まる街でもあったりします。
地下鉄の駅から歩いて３分ほど。住宅街の入口部分の一軒家。「マウイマイクス」っていうハワイに本店を持つローストチキンのお店だという。
確かにマウイ島の古いダウンタウンの中にありそうな味ある建物。お店に入る前からなんだかウキウキしてくる。いい感じ。

お店の中も、ハワイのビーチハウスみたいな感じで明るくとても気持ちいい。
まずカウンターで注文をしてお金を払ってテーブルで待つ。そのカウンターの後ろに大きなロティセリマシンが置かれてて、鶏がグルグル回って焼かれる。
こんがり焼けた鶏の姿においしい香りに喉が思わずゴクリとなります。注文すると手渡されるトランプカード。これがボクの呼び出し番号。
料理ができると「ハートの４のお客様」って…、ただの番号で呼び出されるより気が利いていて悪くない。

ローストチキンの胸肉部分を使った料理が豊富に揃う。
例えばサラダ。マイクスサラダっていう一番オススメのサラダの上には、ホカホカ湯気を立てるローストチキンのブレスト。このむな肉をサンドイッチにしたものもあり、これ、賢いなぁ…、って感心しました。
というのもそもそもローストチキンのお店がなかなか増えない理由に、ハーフサイズだと日本人のお腹に大きすぎるというコト。
お腹に程よいサイズの鶏は小さく痩せてておいしくはない…、さぁ、どうしようとみんな迷って結局あきらめてしまうんだけど、ここの主力のローストチキンは一羽の四分の１ポーション。モモと手羽だけ。胸肉部分はこうして別の料理で使う。

サンドイッチやサラダに使えば、気軽な値段でお腹を満たす、ランチタイムにピッタリの料理が豊富できるというモノ。
よく考えたなぁ…、って感心すると同時に味もしっかりしてる。
バサッと歯ごたえたくましく、口の中の水分を奪ってしまうような味わいの胸肉とサラダ野菜とドレッシングの相性抜群。
とは言え、やっぱりローストチキンを食べなくちゃと、ハーフサイズをたのんでみます。サイドはスパイシーなハーブソルトをまぶしたマイクスポテトを選ぶ。
大きなお皿にドッシリとしたボリューム感にウットリします。腿も胸も分厚くて健康的に育った鶏を使って焼けた、見るもおいしいローストチキン。

湯気が出るほど熱々の鶏をナイフでまずは解体。
一度も凍らせていない鶏というコト。だからでしょうネ…、ナイフをあてるとブリンと肉がはじけるように、自分でキレイに肉が外れる。
中からジュワリと肉汁、それから透き通った脂が滲んで「食べて！」と誘う。
それにしてもチキンというのは、パーツによって味わい、食感がまるで違って食べててたのしい。
腿のネットリした食感に、手羽のムチュンと粘り気持ったたくましさ。胸はふっくら、繊維がほぐれてユックリ、クリーミーになっていくとこ。どれもがおいしく味わい深く、みるみるうちにお皿の上が骨だけになる。

自分の脂で皮がパリッと焼けていて、焼く前にあらかじめほどこした下味が肉の中に染みこんで、そのまま食べても十分おいしい。
けれどいくつかソースが選べる。
バーベキューソースとハニーマスタードを選んで食べてみたのだけれど、これがおいしい。特にバーベキューソースなんて、スモーキーな香りがチキンをおいしくさせる。
この店、スゴく好きな店です。なかなかこれほどおいしいローストチキンを手軽に味わえない。サービスだって明るくてよい。こんなお店が近所にあったら入り浸ってしまうのになぁ…、って思ったりした。オキニイリ。

マウイマイクス白山店

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[3回]

2014/02/06 (Thu) 東京の他エリアのレストラン Comment(0)

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