昨日の朝、スタバのサラダラップを食べてどうしても、フリホーレスのブリトーが食べたくなった。
実は昨日の打ち合わせのとき、麻布十番のフリホーレスに行きたいんだけどなかなか縁がなくってねぇ…、って、言ったら最近、六本木にもできたみたいだよと。
調べてみたら、なんと、赤坂と六本木に支店ができてた。
いてもたってもいられなくなり、今日の打ち合わせの場所を六本木にリスケして、やってきました。
場所はピラミデ…、バブルの頃に鳴り物入りで開業した、当時は、資生堂が運営する高級フィットネスクラブやリュクスな飲食店が入るゴージャステナントビルでござった。
一時期それら高級系おテナントが次々撤退、地下鉄駅の裏側という便利な場所にもかかわらず廃墟のようになっていた。
中庭の真ん中にルーブルにあるガラスのピラミッドのかなり小さなバージョンを、なつかしいなぁ…、と愛でつつ周りを見渡すと、なんとパニーノギュストがあるではないの。
その隣。
ガラス張りの明るい造りで、アドベ様式に造り込まれた麻布の店よりコッチの方が気軽でいいかも。
入口正面のカウンターでまずは注文。
お店のスタッフも明るく陽気で、なんだかカリフォルニアにやってきたような気持ちがしてくる、いい感じ。
ファフィータブリトーを選んでたのむ。
普通のブリトーは豆がメイン。
栄養満点でホツホツとした食感もいいのだけれど、豆独特の粉っぽさと甘さが苦手。
ファフィータっていう鉄板の上で野菜や肉をジュウジュウ焼いてトルティアでくるんで食べる料理があって、それをブリトーに仕上げた料理。
小麦粉生地のトルティアを軽く温め、カウンターの上に敷いたアルミホイルの上にペロンと広げる。
そこにまずピーマンとタマネギを炒めたものをドッサリ乗せてそれからステーキ。
赤身の肉をミディアム程度に焼き上げてダイスカットにしたものを、これまたたっぷり。
ライムとコリアンダーで風味をつけたシラントロライス。
味の基本をなすサルサ…、甘口、中辛、辛口と三種類あるなかから中辛。
グリーンペッパーの風味がキリッと辛味鮮やかにしてもらう。
サワークリームにチェダーチーズ、レタスにワカモレ、トルティアの上に山盛りになるほどのせて、それをグルンとくるんで筒状にする。
それをアルミホイルでキッチリくるんでそのまま手づかみ、ワシっと食べるという趣向。
かぶりつくと最初はトルティアのムッチリとした生地の食感が唇なでて、それがムチュンと歯切れると、突然中から具材がボロリとこぼれ出す。
不思議な食感…、噛みごたえのあるドッシリとしたビーフステーキ、パラパラ散らかる長粒米、レタスのシャキシャキ、それらを裏切るクリーミーなサワークリームやワカモレと口の器官がどこに集中すればいいのかわからなくなる。
味の基本はやさしい酸味で、サラダを食べてるような感じがするのだけれど、これだけ一度にいろんな食感のモノが同時に口の中にやってくる、その迫力にめくるめく。
ルートビアーがおいてあり、それをもらってゴクリと飲むと、あぁ、アメリカだ…、気持ちがビュンと飛行機にのり太平洋を越えてくような感じがしてくる。
やっぱりこの店、オキニイリ。
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ちなみに、ブリトーと言えばセブンイレブンのスナックメニューの定番のひとつ。
ここのブリトーとは似ても似つかぬ野菜の気配がまるでない「電子レンジでチン!スタイル」の小腹満たしの一品で、たまに食べたくなったりもする。
でもって、1985年のコトだったんですね…、日本のセブンイレブンが導入したの。
このCM…、確かに観たような覚えがあって、特に「ブリトー♪」っていう超低音のおじさん声のジングルが聞くとなんともナツカシイ。
メキシコ生まれでアメリカ育ち(笑)…、斎藤ゆう子のあられちゃんメガネも時代であります、いい時代。
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