早朝起きて仕事をボンヤリしていたら、家をでるのがおそくなる。
打ち合わせの時間になんとか間に合うようにと、渋谷のパン屋…、ゴントランシェリエで軽くパン食べる。
モンブランの形を無したクロワッサン。
表面パリパリ、中はシットリ、しかも芯にはたっぷり栗のペーストが入って口でトロンととろける、かなりゴージャスな食べ心地。
カフェオレたのんで一緒に味わい、朝の体を温める。
ところで今日、台湾からかなぁ…、若い男子のグループ4人が、お店の中やパン工房、それにパンをいくつも買ってパチパチ画像に収めてた。
業界視察のようにも感じ、そういやボクらも昔はアメリカに行ってはパチパチ写真を撮ってた…、なんだかちょっとナツカシイ。
関連ランキング:パン | 渋谷駅、神泉駅、表参道駅
水道橋のオフィスの近所の洋食屋さん…、鳴海でランチ。
この界隈は水道橋というよりも、もう神保町。
けれど九段もすぐそばで、つまりどの最寄り駅からもほどよく遠く、都心の中の田舎のような風情があるのがオモシロイ。
しかもこの店、電信柱の影に看板、年中緑の生垣の中…、ボンヤリ歩いていると必ず見落とし、通りすぎてしまいそうな佇まいが控えめ、そしてかなり好き。
ランチタイムになると続々、近所の人がやってくる。
おじさんサラリーマンがメインだけれど、それに混じって女性同士のグループ客もやってきてみんなメニューを見ることもなく好みの料理をたのんで注文…、おなじみさんが愛するお店。
メニューはグリル料理か揚げ物。
どこにでもある洋食レストランのそれなんだけど、働いている人が女性ばかり。
だからどこかやさしく感じる。
ナイフ・フォークを紙ナプキンでクルンとくるんで、さぁ、どうぞ。
お冷グラスはピカピカで、ソースや醤油、タバスコなんかの瓶もキレイに磨き上げられ並んでる。
生姜焼きとエビフライ。
その盛り合わせを選んでたのむと、やってきたのがこの見事。
焼かれた鉄板の上でジュウジュウ。
生姜ソースが沸騰するように湧いている。
何よりウットリしたのがエビフライ。
生姜焼きが発する湯気を背景に、スクッと直立するようにそそり立った姿が凛々しく、おいしげで思わず顔がほころんだ。
細いパン粉がよじれるようにこんがり揚がって、かなり高温の油の中で調理されてきたのでしょうね…、香りがドッシリ、こうばしい。
ナイフで切るのももったいなくて、そのままパクリとかじって食べる。
サクッとパン粉がこわれてちらかり、プチュンとエビが歯ぎれる食感、オゴチソウ。
タルタルソースもおいしいけれど、生姜醤油を吸わせて食べるとパン粉衣の風味が一層こうばしくなり、ご飯をおねだりする味になる。
尻尾までもがカリッとおいしく、一本だけでもおどろくべきかな充実感。
ちょっと厚めの豚ロース肉をこんがり焼いて仕上げたココの生姜焼き。
くちゃっと脂がおいしくて、しかもサックリ、前歯がたのしむ肉の確かな噛みごたえ…、醤油のタレが焦げておいしい風味をだして、生姜醤油を仄かな酸味がひきしめる。
生姜焼きの下でジリジリ焼けていたナポリタンに生姜醤油が混じってこれが、ご飯のオカズにピッタリ味になっていくのもたのしくて、何よりご飯がスベスベ旨い。
特別なコトはなにもない。
けれど全てがご飯をたのしく味わって…、って、おかぁさんが作ってくれるお弁当のおかずのようなおいしさがある。
気軽なランチの料理って、それでいいんだって思ったりした、さて仕事。
関連ランキング:ハンバーグ | 神保町駅、九段下駅、水道橋駅
[6回]
PR