まだまだ「コストパフォーマンスNo.1ステーキレストラン」の地位を誰にもおびやかされない…、ワタクシ的にハマったお店。
トゥッカーノにくる…、秋葉原。
お腹いっぱいを求める人たちが多くあつまるこの街で、ラーメン屋さんとかカレー屋さんとか大盛り系のお店は多い。
けれどそれらほとんどが、炭水化物系大盛り料理でその点、この店。
肉を大盛りでたのしむコトができるという、異色でしかもアリガタイ店。
ヨドバシカメラの裏っ側。
かつてのアキバの電気街とは線路を挟んだ反対側で、だから人通り自体は多くない。
けれどかなり繁盛してます。
買い物にくる人たちよりも、周りのオフィスのおじさんたち。
あるいは噂を聞きつけてでしょうか?
秋葉原に来た外人観光客が結構やってきている。
お店の人も慣れたモノ。
決して流暢ではないけれど的確、そして分かりやすい英語でテキパキ、説明していく。
これなら英語のメニューを作ってもいいんじゃないかと思うんだけど、メニューの写真を指さして片言英語を相手に注文するのもたのしいコトなんでしょう。
みんなキャッキャとはしゃぎながら、注文してた…、オモシロイ。
肉は肉、ご飯やサラダは別でたのんで…、っていう定食売りじゃないのも彼らに分かりやすいのでありましょう。
ご飯、スープとサラダをえらびフルセットにてランチにします。
肉を食べたらやっぱり野菜と、それでサラダをモリモリ食べる。
葉っぱ野菜にトマトにコーン。
ドレッシングは薄味で、野菜の持ち味たのしんで…、って趣向のサラダ。
野菜を食事の最初に食べると、太らぬ体にしてくれるんだよ…、って噛みしめるようにモグモグパクパク。
サラダをほとんどお腹に収めたタイミングにて、メインが来ます。
ランプステーキの300g。
分厚いオージービーフの赤身で、注文するたび塊肉をさばいて切って用意する。
そのとき、そのときで切り分けられる部分がちょっとづつ違ってしまう。
同じランプと言ってもどれもが同じサイズで同じ状態じゃないですからネ。
今日は白い脂が一筋、太めに入ってた。
この脂が好きな人も結構います。
脂を付けた肉をよく焼き、口に入れたときにジュワッと脂がほとばしり出る…、それをたのしむ人もいるけど、ボクはあんまり好きじゃない。
だからまず、脂の部分を切り落とし、キレイな赤身だけにする。
脂は鉄板に押し付けて、溶けた脂がキラキラと鉄板濡らしたところに赤身をそっと置く。
それそのものを食べるためじゃなく、赤身を焼いて風味をつけるための脂と思えば、それもありがたいモノ。
思う存分、蓄熱している鉄板に肉をふれさせバチバチ爆ぜる音を聞きつつ、ヒックリ返して赤いところを焼いていく。
まずは一口、まだ赤いとこを食べるとひんやり、レアな牛肉独特の粘り気もってピトッと舌に貼りつく感じにウットリなります。
大きな肉を全部で2枚。
一枚を5切れに切ったその一切れを食べ進めるうちに徐々に食感変わってきます。
焼き加減が変わると肉は食感、味わい、風味をかえる。
レアなときはやさしい旨みと酸味を感じる。
当然、食感なめらかでミディアムになっていくと、酸味は失せて肉の旨味が強くなる。
タンパク質が焼けて旨みに変わるのですね。
歯ごたえガッシリ、赤身の肉のたくましいその食感に顎がよろこぶ。
鉄板の上にのせる段階で、塩をタップリこすりつけそれで肉をおいしくさせてる。
だから十分、おいしいんだけど、途中で味をちょっと変えます。
玉ねぎ、パプリカ、青唐辛子を刻んでレモン汁と合わせたサルサソースをのっける。
ソースのようで薬味のようで、野菜がサクサク、奥歯で歯切れて食感までもが変わってたのしい。
徐々に肉がウェルダンにむけて焼けてくと、オージービーフ独特の牛の匂いが気になってそしたらそこに醤油の中に炒めニンニクをタップリいれた自家製ステーキソースをかけてパクリといくと、ご飯のオカズになっていく。
肉をひたすら食べるたのしさ、肉でお腹を満たすシアワセ、お腹がたのしく満たされる。
爆ぜた脂が空気にまって体がちょっと肉臭くなる…、だから出口に衣服用の消臭ミストがおかれてるんだけど、いやいや、しばらくランチの余韻をたのしみましょうと、そのままお店をあとにした。
ゴチソウサマです、また来ます。
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