昨日の夜…、肉をお腹にタップリおさめて、けれどまだまだ去りがたい。
それでおしゃべりをするために場所を変えましょうか…、と近所の「グッドモーニングカフェ」までやってくる。
朝によく来るお店であります…、名前の通り明るい朝日が差し込むお店で、本格的な夜にやってくるのははじめて…、一度だけ通りの傍らに置かれたテーブルでベルギービールを飲んで時間を潰したことがあったけど、夜のお店の中も明るく居心地がよい。
ステーキハウスは長居するにはミッチリとした空間、空気が親密すぎて、食後をたのしむ場所としてはこういう抜けた空気がウレシイ。
オキニイリの一品たのみます。
フレンチフライ。
シューストリングの状態の細く切られたじゃがいもをサクッと二度揚げ。
芋の表面に細かな穴がタップリあいてる。
そこから油が中へ中へと忍びこみつつ揚がっているから、歯ざわりサクサク。
なのに油がジワッとにじむ。
乾いているのにシットリしているという、この食感がなによりゴチソウ。
油を食べているようなモノ…、と。
それはわかっているんだけれど、食べはじめるととまらない。
ジュワジュワ系の飲み物のみつつサクリジュワリとたのしく味わう。
指を油で濡らしつつ、あっという間にきれいさっぱりなくなっちゃった。
そしたらお腹が本格的にすいてきて、料理をいくつか。
白菜サラダ。
白菜の芯の部分を細かく切って、オリーブオイルと塩昆布をいれ仕上げたモノで、サラダというよりおひたし、あるいは浅漬みたいな食べ心地。
夜の野菜は体にやさしく感じてたのしい。
それからチョリソをこんがり焼いて、ザワークラウトを添えたモノ…、焼くべきものは焼き切るくらいにしっかりと焼く、ココの料理はボクの好みのオキニイリ。
夜の〆にとリゾットたのむ…、春の野菜のリゾットと名前がついててちょっと待つ。
夜のカフェって、料理を早く提供するのが粋ではないって思ってるフシがあるようで、お酒のつまみになるものはササッとでるけど、〆の料理は結構タップリ時間をかける。
時間をユックリ無駄遣いしてって心遣いなのかもしれない…、それも良し。
スナップエンドウ、白菜の芯、アスパラガスと食感たのしい野菜たち…、上にぱらりと菊の花びらが散っているのがうつくしく、夜のお腹が満腹以上に満たされる。
こんなステキな夜を一緒に過ごしたみんな…、本当に今日もありがとう。
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