ヴィロンで朝を過ごす今日…、それも東京駅の真ん前の店。
渋谷のヴィロンはパンとコンフィチュールを堪能できる朝ご飯で有名な店。
とは言え最近、選べるパンやコンフィチュールの種類が減ってかなりパワーダウンしちゃった…、それでご無沙汰。
一方、丸の内のココのお店はレストラン部分はランチからの営業。
併設されたパンの売り場は朝から営業していて、そこで買ったパンをテラスで味わえる。
飲み物だけはバーからお出しいたしましょう…、って趣向の朝で、そんな今朝。
ジャンボンフロマージュを主食に選んだ。
レトロドールという、ちょっと細めに仕上がったバゲットタイプのパンを半本。
中にチーズとジャンボンブランをはさんだだけ。
調味料は使わず、素材同士の味でたのしむ…、パンがおいしいから料理として成立できるレシピなんでしょう。
バリっと前歯で壊れるパンが、ザクザク口の中にちらかり、噛むとかなりの塩を感じる。
その塩こそが、小麦を甘くおいしくさせてバリッと焼ける秘訣なんでしょう。
焦げた香りが鼻をくすぐる。
顎にガツン!とおいしくて、噛む楽しみに頭が芯からめざめてく。
ジャンボンブランはムッチリとした食感に、脂のうま味をにじませる。
ガッシリとしたチーズがとろけて、パラッとちらかったパン屑をネットリひとつにまとめてく。
それそのものでおいしいパンも、ただそれだけを食べてるうちはあくまでパンでところがこうして何かと出会うとはじめて料理になってく。
しかも齧るところによって、チーズだけだったり、ハムだけだったり。
あるいはチーズが多めに混じったところだったりと素材同士のバランスが異なり味がかわってく…、ひと噛みごとに新たな発見あるのがたのしい、オキニイリ。
飲み物はメインに合わせてフランス風に、カフェオレもらう。
ドリップコーヒーと沸かしたミルクを半々にして混ぜあわせたモノ…、エスプレッソになれた口にはぽってり感がないので少々、よそよそしい感じがしてしまう。
でもそれこそがフランス的って思ってゴクリ。
大きなカップにかなりタップリやってきて、ゴクリゴクリと飲んでるうちにお腹がドッシリ、満たされてくる。
レンズを通してみる景色…、それがまるで日本じゃないようにみえるところがオモシロく、丸の内ってそんな街になったんだよねって思ったりした、朝のコト。
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ちなみに本日、8月23日は「ウクレレの日」というコトらしい。
ハワイの楽器ウクレレの原型が、19世紀にポルトガル移民が持ち込んだ楽器だという説から、ポルトガル人が初めてハワイの移民局に移民登録をした、1879年の今日をウクレレの日としたんだそうな。
ウクレレがらみで動画を一枚貼ろうと思って、これにしました、変わり種。
Fairchildっていう1980年代後半に活躍していたグループの「小さな星」。
この曲が収録されていたアルバムが「ウクレレ天国」…、それでこれ。
たまにカラオケでも歌うオキニイリの曲でして、テクノな音にちょっとかすれて舌足らずな切ないボーカルがのる独特の雰囲気が好きなのですね。
ちなみにこのボーカルのかわゆきガール。
YOUねぇさんでござります…、時代とニーズに合わせて人は自らを変えて進化する生き物なのだとしみじみ思う、さて、仕事。[2回]
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