昼食を終え、新宿にある昭和な喫茶店「西武」って店で分煙どころか禁煙席すらないつまり、1990年くらいで進化を止めた、なつかしすぎる喫茶店。
朝くると、トースト食べ放題のモーニングがあり、午後からはカレー食べ放題なんて不思議な提案のあるお店。
いつもは飲み物だけにする。
けれど今日はちょっと朝からいいことがあり、実は昨日、いつも履いてるジーパンを洗ってそれを今日着てみたらポケットの中から千円札が3枚でてきた。
中に入ってるのを忘れて洗ってしまったんだけど、ヨレヨレ、濡れてはいたけれど無傷でそのまま使えるレベル。
それでマロンパフェをたのんでみたらば、これがジャンボサイズでわらっちゃう。
なにしろパフェグラスの中に、ソフトクリームがまるごと一個入ってたりする特大サイズで、それをみんなでぱくつきながらボンヤリしてたら、タイガーマスクの格好で夕刊配りをするおじさんがやってきて、隣に座ってご休息。
新宿気分に拍車がかかる…、そんな午後。
関連ランキング:喫茶店 | 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅
映画をみました。
韓国映画の「第7鉱区」というクリーチャーモノ。
石油掘削基地を舞台に、未知のクリーチャーが作業員を次々遅っていくんだという、エイリアン的内容のモノって思って見に来た。
密室モノ。
クリーチャーモノ。
アクションモノ。
しかもB級テイストモノと好きな要素が揃っててちょっと期待をしてきたんだけど、内容微妙でココで書こうかどうか迷った。
結論から言うと、よほどの時間とお小遣いに余裕がなければDVD化されるのを待ち、しかもレンタルで見てもいいんだろうなぁっていうレベル。
けれどネ。
それでも日本の同じような映画より、マシでシッカリしているってこと。
それをちょっと伝えたくて。
日本の映画はいつの間にか、テレビ会社と広告代理店が作るものになっちゃった。
テレビでやればいいのにね…、って。
そんなレベルの映画が次々、公開される。
しばらくして、テレビの映画劇場枠で放送されるのをみても、これならテレビシリーズのスペシャルモノでよかったんじゃない?って思えるレベル。
その点、この映画。
映画であります。
映画俳優が映画の演技をしている映画。
カメラもCGも、みんなテレビのレベルじゃなくって映画クオリティーで、たまたまコレは脚本が良く出来てなかったっていうだけのモノ。
テレビが映画を支配してない。
テレビはテレビ。
映画は映画とそれぞれ存在価値をもって存在できてるシアワセを、コレをみながら噛みしめる。
俳優がいい顔してて、ウットリします。
内容的には、コッテリ顔の松たか子みたいな女の子が、どうやっても死のうとしない化けモノを必死になって殺しました…、はい、おしまい!って感じの内容。
分かりやすい。
分り易すぎて、オープニング10分目くらいにエンディングまで見通せるほど。
それでも結構、見入ってしまう。
3Dバージョンをみたのだけれど、立体効果が上手くいかされてる。
深海モノっていうのが良い方向に作用したのでしょう。
今の3Dは、飛び出すのでなく奥行きを演出するのに適してる。
だから深海。
深く深く、落ちていく感がとても上手に描かれている。
これをみながら、海をテーマにしたさまざまな特撮映画を今、3D化したらば結構、オモシロイんじゃない?
例えばアビスとかって、今の技術で作り直したらかなりの名作になるんじゃないか?って思ったりした。
なにより観終えて、同じ時間を過ごした友人と、いろんな不出来を突っ込みながら食事ができた、その思い出がプライスレスってコトにしましょう…、それでよし。
トレーラーを貼りましたけど、このトレーラーの以下でもなければ以上でもなし…、そんな映画でありました。
[0回]
PR