会社から家に帰る途中に寄り道…、喜多方ラーメンの小法師にくる。
家に帰ってからご飯にしようと思ったのだけど。
ちょっとしたサプライズがありまして。
このお店の前にきたら、店外の掃除のためでしょうか。
お店のスタッフが一人お店の外に出てきていて、見ると女性スタッフだった。
しかも青い瞳の若い女性で、思わずニコってしたらば「温かいラーメンでも、いかがですか?」ってニッコリ返しをされたのですね。
それで来ました。
うっかりと(笑)。
今ラーメン店で外人スタッフに合うことって不思議じゃない。
むしろ日常的な出来事。
けれどさすがに「白人系アルバイト@ラーメン店」っていうのは少なく珍しく、もしかしたら近所に上智大学があるからかなぁ…。
日本語もちょっとたどたどしくて、日本生まれってこともなさそう。
普通のラーメン店がなんだかオシャレなお店のように感じる不思議。
それに今日は風が強くて寒かったしね…、今、オキニイリの商品が季節限定で導入されてて、だから来なくちゃと思っていたからいいキッカケになりました。
「青唐辛子の塩ラーメン」。
塩のスープに青唐辛子のエキスを混ぜて、スキッと鋭い辛味をたのしむ旨辛スープに特徴のある、普通は夏にやってくるモノ。
冬のバージョンというコトで、野菜少なめ。
夏のはレタスやトマト、アスパラガスなんかがのってた。
けれど冬のは白菜、ネギ。
白菜はクタクタしっかり煮こまれていて、トロンとなめらか、しかも甘みがにじみだしてく。
麺はスベスベ、しかもムチムチ、平打ち麺でツルンとなめらか。
唇の間をペロペロなでて、プルプル舌にからみつく。
青唐辛子の追加ができる。
それでタップリ。
スープの中に沈めて辛味を移して、ヒーハー味にしてゴクリ。
中国料理の辛味は普通、赤唐辛子の味噌で出す。
辛味の他に甘みがあって、ドッシリねっとりうねるよう。
ところが青唐辛子の辛味は純粋。
スッキリしてて突き抜ける、後味のいい鋭い辛味。
食べてるうちに舌がどんどん痛くなり、スープの熱さも痛く感じる…、でもその痛さにウットリします。
ここのスープはキレイな油が浮いて熱々、しかもかなり濃厚。
容赦無い辛味をうけとめ、それでうま味を感じる見事。
しかも胡椒をタップリふって、青唐辛子には欠けた香りと風味を足して、頭の天辺から容赦無く流れる汗までたのしんだ。
こってり脂がおいしくてトロンととろける焼き豚を、スープに沈めてプルンと食べて、夜のお腹を温かにする。
お水のお替りいかがですか?って、青い目彼女がニッコリするから、汗だくの顔で笑顔を作っていただきますとお替りをする…、そしてゴキゲン、また来ます。
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家に帰ってまとめモノ…、そしたらちょっと口さみしくて、パンを焼いておやつにす。
日曜のアサンドイッチ用のパン。
2枚残っていた一枚をこんがり焼きます。
トースターの強めの設定で、サンドイッチを焼くよりこんがり。
耳まで焼けるように何度も方向変えて、キレイな焼き色手に入れる。
何もつけずに焼いたのに、バターの匂いがするのですね。
甘くい香りが鼻をくすぐり、齧るとサクリと歯切れてカサッと細かなパン粉がちらかっていく。
パンの水気がほとんどなくなり、パンというよりラスクのよう。
空気をタップリ含んで軽く、しかも小麦のうま味がしんみり口いっぱいに広がっていく。
夜のお腹にやさしいおやつ。
一緒に飲もうと買って帰った三ツ矢サイダーの新作ソーダ。
「日本の果実プレミアムミックス」って言う一本。
桃にイチゴ、さくらんぼと春を感じる果物をバランスよくミックスしましたというモノで、これが本当においしかった。
スッキリとした酸味と甘み、一口目には桃の香りがパッと広がり、それが徐々にイチゴの香りに置き換わってく。
最後にキリッとチェリーの風味でひきしめる、とても明るい春の味わい。
これはかなり良くできている。
嫌味のない味、細かな泡がシュワシュワ舌の上ではじけてとても軽快な飲み心地。
なによりペトッと貼り付くような不快な甘さがないのがステキなところで、自然なおいしさとでもいいますか…、不作続きの炭酸飲料でこれは出色、オキニイリ!
ところで第84回アカデミー賞の発表・授賞式が現地時間の26日開催された。
作品賞がなんとフランス映画の「アーティスト」。
作品賞のみならず、監督賞や主演男優賞など全部で5部門で受賞した。
でもってもうパリは大騒ぎなんだそうであります…、だってフランス映画が作品賞をとるというのはアカデミー賞の歴史の中ではじめてにして画期的なこと。
それというのも英語以外で撮られた作品は基本的に外国映画賞にノミネートされる。
誇り高きフランス人が母国語以外でフランス映画を撮るなんてコトはまず考えられず、けれどこれはサイレント…、つまり言語を超越した作品だったというコトなのです。
なるほどこの手があったのか…、って思った非英語圏の映画人は思ったことに違いない。
そもそもサイレント映画がアカデミー作品賞をとったコト自体が第一回以来ひさしぶりのことで、そういえば、最近の映画は喋りすぎる映画が多い。
「言葉を必要とせず絵に説明させるのが映画の真髄」とスタンリーキューブリックも言っていたように映画の基本は本来画像。
そんな当然を思い出させてくれた快作というコトなのでありましょう。
それにしても…。
アカデミー賞にノミネートされたほとんどの映画が日本で未だ公開されていないという日本は映画後進国にて、それも日本の人たちが賞を取ったってタイトルに弱いからかもって思ったりした、早くみたくてしょうがない。
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