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2024/11/21 (Thu)
ピクセルズ
「ピクセル」っていう映画。
パックマンに代表されるアーケードゲームのキャラクターがある日突然、宇宙から襲来。人類との戦いを挑むという物語。
すべては、アーケードゲーム全米一を選び出したコンテストのビデオを宇宙に放って、異星人へのメッセージとした。それを戦いの挑戦状だと勘違いした宇宙人がゲームキャラクターを模した武器を作って地球に送り込んだ…、という、その設定が確かにそんなコトもあるかなぁと思わせる。
しかもこの映画。SONY傘下のコロンビア・ピクチャーズの作品で、映画の中でもプレステの戦闘ゲームで子供が遊ぶシーンがでてくる。
殺戮をたのしむゲームが好きな人類を、もし異星人が見たらたしかに「こいつら好戦的で危険ないきものに違いない」と思うに違いない。そんな軽い自己批判をやってみせるところがなかなかSONYも大人な会社(笑)。
その戦いで活躍するのが、かつてゲームオタクと言われたおじさんたちというのがなかなかたのしく、オモシロイ。
ちなみにワタクシ。自宅でテレビゲームをすることはほとんど無い。けれど学生の頃、アーケードゲームにハマったものでござります。
特にパックマンとギャラクシアン、ゼビウスなんかにはかなりハマって、コントロラーのスティックを根本で持って動かすがあまり、指を傷つけ血だらけにしながらそれでも必死にやったものであります。
そうそう、テトリスのような落ちゲーを仕事途中にしていたコトが内緒であって、それこそそれは社会人としてのボクを破壊する、ライバル企業からの刺客のようでもありました。
だからなんだか、この戦いが他人ごとじゃなかったりもした(笑)。
アメリカを代表するコメディー俳優、アダム・サンドラーの作品は日本じゃなかなか流行らない。
この作品も笑いどころが日本と微妙に違うアメリカ作品故の、なかなか劇場があたたまらないもどかしさはある。でもテレビゲームという世界共通のテーマが良かったのでしょうネ。今日の劇場はほぼ完売。
パックマンを開発した「岩谷徹」さんていう日本人が、登場人物としてでてくるところも、ゲームの世界は国境、文化を超えるんだって感じでたのしい。
わかりやすさ抜群の娯楽作でございましたです。オキニイリ。
ちなみに一番最初に貼ったポスター。日本版とアメリカ版なのだけれど、珍しいことにアメリカ版には重大な間違いがあるのですね。
答えは見てのおたのしみ!
それからこの映画。1978年前後のヒットソングが効果的に使われているのも、その次代に青年時代をおくったボクとしてはうれしいところ。例えばこの曲。
ダリル・ホール&ジョン・オーツの「She's Gone」。
1976年の作品ですから、ボクが洋楽というものを聴き始めた時代の名曲。ゆったりとした流麗なメロディーに、なめらかなファルセットボイス。エッジの効いたリズムに、なによりゴージャスなハーモニーと、当時のムードがとても濃厚。
しかもこの動画。
珍しいライブバージョンで、ベルボトムのパンツにピチッと細身のシルエット。ヘアスタイルまで当時な感じ。なんだかすごくナツカシイ。
[4回]
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2015/09/13 (Sun)
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