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2025/06/12 (Thu)
スンドブチゲにレモンなスタバ
夏の昼。
昨日の体温前後という暑さに比べれば、若干、温度が下がった…、とは言うものの、クラクラするほどに暑いことには変わりはなくて、みなさまいかがお過ごしでしょう?
昼をさてさてどうしよう…、と、せっかくだから辛いもの食べ、汗だくになってやりましょうか?と、エム魂に火がついた。
それでチゲ。
東京純豆腐(トウキョウスンドブ)。
最近、どんどん店を増やしてる。
ちょっとお洒落な商業施設や複合ビルのテナントに積極的に出店してて、調理施設が最小限ですむ…、という手軽さがまずいいんでしょう。
一人用のチゲ鍋しかない、という超専門店なところもわかり易くていいんでしょう。
そもそも日本人は汁物好きに出来ていて、30年くらい前かなぁ…。
スープ専門のカフェのようなモノが渋谷中心にたくさんできた。
そのなぞり。
東京ドームのラクーアにも先日できて、それでくる。
ランチタイムは何種類かのチゲ鍋にご飯にナムルにデザートがつく。
それで大体1000円から1500円という、今時のランチにしてはかなり強気の値段なのにボクが入ったときにはギッシリ。
時間は1時を遥かにすぎて、しかも平日。
なのに…、あるいは「だからか」ほぼ100%女子の店。
ロサンゼルスのカフェをイメージしたっていう、お店の雰囲気も手伝ってはいるんでしょうが、それにしてもおそるべきかな女子パワー。
しかも男女連れというのでなくて、まず間違いなく女性同士のグループ客で、もしかしたらば辛いチゲ鍋食べて汗ダクダクになるようなとこを、女子は男子に見せたくはない?
どうなんだろう…。
ずっとしゃべるか、食べるか、あるいは水飲むか。
片時たりとも止まらぬ少女な口元を、みるだに日本経済の歯車の一番大きな部分は女性が回してる…、ってそんなことを思ったりする。
スープが二種類。
韓国風の味噌ベースのコックリ味か、牛骨スープをベースにしてスキっとしたシャープな辛さのLAスタイル。
どっちにしようか、ちょっと悩んだ。
今日の湿気を考えるならスッキリ味がいいのだろうけど、けれどご飯のおかずのスープ。
とろみがあってちょっとコッテリした方が多分あうだろう…、ってそれで韓国味噌風味。
具はアサリと牛スジ煮込みのコンビネーション。
韓国海苔と春雨を追加でトッピングしてもらう。
焼けた石鍋でグツグツしながらやってくる。
真っ赤なスープの上に海苔が熱い熱いとチリチリ揺れる、そこをすかさずスプーンをグサっと底までいれてひっくり返す。
混ぜ返す。
かなり頑丈に出来上がっている上等な豆腐が崩れまいと抵抗するのを、かまわずグリングリンとかきまぜる。
半熟玉子の黄身をつぶして再びグルンとスプーンを回し、崩れた麻婆豆腐状態になるまで混ぜて、準備完了。
ハフっと食べる、いただきます。
辛味はそこそこ。
旨味もほどよく、飛び上がる程ではないけど、十分おいしくできてる。
よく煮込まれた牛筋肉が、プチュン、クッチャリ、ゼラチン質を吐き出しながら崩れていくのがかなりのご馳走。
中でも海苔の風味と、プルンと味を吸い込んだ春雨が舌にからみつくようで特においしい。
韓国海苔は日本料理における鰹節。
それがかけると画竜点睛。
チゲには絶対、スープをすってどんどんおいしく逞しくなる春雨忘れるわけにはいきもせず、今日の具材の組み合わせ。
10点満点って自画自賛にて、お腹一杯、ごちそうさま。
ところで昨日。
「スタバのフラペチーノは甘ったるくって夏には辛い…」って言うようなことを日記に書いた。
そしたら「夏のスタバの新しいプラペチーノはスッキリしてておいしいですよ」ってコメントもらった。
それで早速、火照った体を冷ましにきます。
レモングリーンティーフラペチーノ。
レモンジュースにミントフレーバーの緑茶をあわせた…、というたしかに夏においしい飲み物。
レモン味のかき氷のようなわかり易いレモンの味わい、それから風味。
甘さ控え目。
しかも最後にフワッとミントの香りが鼻から抜ける。
モヒートやミントジュレップのように厳しい夏をしのぐために作られた飲み物がもつ爽快感が、しっかりそしてさりげなく、再現されている。
一口目からさわやかで、飲んでるうちに首から上がほぼ確実に10度は温度が下がってくれる。
これお気に入り。
冷たくしてもこうしてしっかりフレーバーが際立ってるっていうのが見事。
チュウチュウズルンと勢いつけて吸い込んじゃって、鼻の後ろ辺りがキンキンガンガン、痛くなって涙がでちゃう。
それもまた夏。
おゴチソウ。
バニラシロップなんかでカスタマイズするのもたのしいですよ…、ってお店の人に教えてもらう。
今年の夏に、はまりそう!
[0回]
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2009/07/16 (Thu)
日記 : アジアの料理
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Comment(10)
新宿御苑でタイ的な昼
蒸し暑い。
昨日の食べ過ぎも手伝って、食欲、滲みだすようなモノを食べたくなった。
タイ料理。
新宿御苑の近くに
「クルンテープ」
というお店があって、そこで昼にしましょうか…、と。
雑居ビルの2階にある小さなお店。
ボクもタイ料理好きの友人に教えてもらうまでここにこんなお店がある…、なんてまるで気づかなかったほどの場所で、なのに驚く程に混んでいた。
お店に入ったのが午後2時近く。
昼ご飯どきをちょっと外したつもりがなんとほぼ満員。
週末、休日もお得なランチセットをやっている。
しかも基本的に昼と夜の間の休みをとらぬ店。
だから利用し易くもあるんでしょう。
蓮のお花を模した茶碗に冷たいお茶。
氷タップリ。
ユッタリ、料理の仕上がりを待つ、待つ、昼下がり。
グリーンカレーがやってきます。
スッキリとしたあまり甘みをもたないカレー。
一口食べると、フホっと舌がビックリするほど、力強くて鮮やかな尖った辛味が、ああ、南国の味。
油や脂を含まぬサラっとした食べ心地も、今日のように蒸し暑い日にはとてもうれしい。
ありがたい。
パラパラとしたジャスミンライスも軽やかで、粘り気などを一切持たぬ、だからスルっとおなかに収まる。
こりゃ、美味です。
食べてるうちにどんどん、頭のてっぺん辺りから汗が噴き出し、なのに気持ちが爽快で、食べれば食べる程、お腹がスキっと空いてくる。
これに小さなトムヤンクン麺。
ツナのサラダにデザート代わりのスイカがついてランチのセットをなしている。
麺のスープもサラダの味も甘さ控え目、酸味鮮やか。
これほど素直で、大人味のしかもおいしいタイの料理を、この東京でボクは他に思いつかぬほどおいしくて、ああ、いい店…って再認識。
一緒にいった友人の、たのんだコレ。
エビチャーハン。
エビの味噌と玉子をタップリつかって、だからご飯そのものが茹でたエビの赤みを帯びた、目に鮮やかな独特なモノ。
エビの甘みとおいしい香り。
ご飯粒ひとつひとつが、もうそれだけでエビの味わい。
これもおいしい。
豚のオイスターソース味で炒めたものと、目玉焼き。
よく焼いて…、ってたのまずとも、ここの目玉焼きはちょっとよく焼き。
黄身が流れ出さぬ程度に固まるように、強めに焼かれてだから白身もサクサクで、実はこれこそが目玉焼きの世界標準なんだよなぁ…、って、ちょっとニッコリ。
黄身の甘みで舌のほてりをおさめつつ、パクパク食べます。
はまる味。
せっかくだから、二人で一つ、汁そばとって分けましょう…、とそれで一品。
チェンマイ風のカレーヌードルというモノで、これにはやられた。
ちょっととろみのついたスープ。
辛味控え目で、スープのコクと旨味の強いタイの醤油の風味がドッシリ、舌にのっかり広がる。
おもしろいのが、スープの下には縮れて細い玉子麺を茹でたモノが沈んでる。
つまりそれだけみれば、普通のラーメン。
けれどスープの上に、その麺をサクサク揚げた揚げ麺がのる。
クニュクニュとしたゆで麺と、パリパリはぜる揚げ麺が、同時に口にはいってくるのがとてもたのしく、またおいしくて、食べ始めると止まらない。
しばらくスープに触れた揚げ麺。
カレーを飲み込みちょっと柔らかになった麺もこれまた美味で、味わい深い。
体が元気になるような、たのしい料理。
おごちそう。
お店をでると、新宿御苑の方から風が吹いてきて、スキっと頭が涼しくなった。
新宿御苑がバンコクの、ルンピニ公園みたいに感じる。
いい気持ち。
ちょっとあるいてタリーズでお茶。
アイススラッシュ。
カップの底に出したばかりのエスプレッソ。
上から細かなクラッシュアイスでギッシリみたして、そこにシロップ。
コーヒー味の氷が口でみるみる溶けて、ついさっきまでの熱々をきれいさっぱりリセットさせる。
夏においしい、ちょっと大人なかき氷。
それにしても新宿三丁目から新宿御苑のこの地域。
よいお店が次々できてくるような、そんな気配に満ちあふれている。
繁華街にほど近く、でものどかな自然の気配に包まれている。
家賃もまだまだ高くはなくて、だから無理矢理「家賃を食べさされるような」理不尽もない。
ニューヨーク的にいうならば、チェルシーみたいなオフな街。
いいかもしれない…、って思ったりした日曜日。
[0回]
2009/07/12 (Sun)
日記 : アジアの料理
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Comment(0)
汗かく昼に韓国な夜
風が吹くのに、蒸し暑いったらありゃしない昼。
そば屋に行って、鍋焼きうどんをたのんで食べた。
暑さを熱さでしのぐ昼。
グツグツ、出汁が盛大にわきながら運ばれてくる大きな土鍋。
エビの天ぷら、ネギにかまぼこ、ナルトに椎茸、落とし玉子にほうれん草。
具沢山にて、栄養バランスもほどよい感じ(多分)。
まずはまだ生っぽい玉子の上にうどんをのっけて、黄身を蒸らして固める作戦。
3分の1ほど食べたところで玉子をみれば、黄身がほどよくミディアムレアな感じになってて、してやったり!
甘辛く煮て、しかも出汁をタップリ吸い込みプルンプルンになった椎茸の、分厚い歯ごたえ、ほとばしる汁。
エビの天ぷらそのものは熱が通り過ぎてて身が固く、天丼なんかにゃかなわないけど、衣がブクブク。
出汁を吸い込みおいしくなってる。
野菜も練り物も、玉子すらもが出汁まみれ。
ハフハフ、ズルズル。
一口ごとに汗をかきかき、最後に残したナルトをパクッと食べて仕上がり。
団扇をかりてバタバタやって、汗が引くまでぼんやりとする。
お店を出ると、湿気まじりの空気がジワっと首筋あたりにまとわりついてやってくる。
そして夜。
お気に入りの「おんがね」にて、夏の元気をもらうこととする。
にこやかな店。
韓国系の女性スタッフだけで調理からサービスまで全部をこなす愛すべき店。
座ると何もいわずとも、預けてあったボトルが出てきて、それと一緒に今日のおいしい料理をそっと耳打ちしてくれる。
大きな声で「今日のおすすめはナニナニでござい」なんて言わないところがとってもステキ。
おいしいモノを食べてもらいたい人にすすめるときにはそっと、耳元近くでささやくもの…、ってそう思いますもん。
うれしいお店。
必要以上に売り込まない。
いつも控え目…、そこが好き。
で、今日やってきた目的はコレ。
サムゲタン。
いつもはここの〆はホルモンチゲうどん。
最後にご飯を足してもらって、雑炊にして腹一杯にするのがここ最近のブームでござった。
けれど今日。
あまりの暑さと湿気にちょっと「辛くて熱い」はいささか体に重たく感じた。
それで頭に思い浮かんだのが、スッキリとしてコクがあり滋養強壮にピッタリのモノ。
それがこれです、サムゲタン。
ホロホロに鶏がほぐれてスープに混ざる。
中から餅米。
ナツメに朝鮮人参がそっと浮かんで、元気を出して!と言うようなコクあるスープ。
口やおなかに負担がかからず、やさしくそっと飛び込んできて、たちまちお腹に膜をはる。
栄養というありがたい膜。
食べ重ねるとどんどん体があったまってきて、隅々にまで潤い感じる。
ちなみにこれにたどり着くまで、いつものモノをいつものごとく。
青唐辛子のチヂミの辛さに身をゆだね、焼いたミノのクニュクニュプルンに奥歯がよろこぶ。
なかでも今日のごちそうは、根菜、葉っぱを塩水に浸け軽く発酵させてつくった「水キムチ」。
韓国料理は辛い料理と思われがちで、でも本当は「甘みと酸味をきわめて上手に共存させる」やさしい料理で、その代表格がこの水キムチ。
シャキシャキとした野菜の食感と、その持ち味が存分に生きた味わい、新鮮。
浸かった汁をスープンですくうとこれがスッキリ酸っぱくて、しかも乳酸飲料を飲んでるみたいな後味のよいコクがある。
夏の疲れがとれるがごとき、さわやかな味。
しかも辛い料理を食べた後、この水キムチの汁をすすると不思議と辛味がどこかに飛んでく。
お気に入り。
それにしても韓国料理の写真を撮って、撮った料理がみんな白色。
赤くはないのが、ちと不思議…、夏のコト。
ところで今日、はじめて気づいたこと。
ここのお店のスタッフは日本語を母国語としない人たち。
中にはまだまだ言葉たどたどしい人もいて、だけど営業中は絶対、日本語しか使わない。
スタッフ同士が話すときもかならず日本語。
お客様が聞いてわからぬ言葉をつかってコミュニケーションすることは、お店の中の空気をちょっと緊張させる。
さりげないけど、スゴい気配り。
感心をする。
ところで、こんな動画を拾っちゃいました!
ワンダーガールズ
っていう韓国出身の女性だけの歌手グループが唄って大ヒットした「Nobody」っていうダンスチューン。
それをバックに制服姿のおっさんが、へんてこりんな踊りを披露する…、っていうとんでもビデオ。
笑えます。
どういえばいいんでしょう…、この居心地の悪さ。
巧い。
なのに気持ち悪い。
気持ち悪いんだけど、オモシロくって目が離せない。
素人臭く作ってるけど、かなりのプロフェッショナルの手が加わっているように思える、一体誰がどんな目的でこれを作ったんだろう…、ってそう考えると、ますます気になってしょうがなくなる。
今一番の不思議系のお気に入り。
続きにオリジナルのビデオを貼っておきましょう。
[0回]
つづきはこちら
2009/07/10 (Fri)
日記 : アジアの料理
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Comment(2)
歌舞伎町のブラックホール
ビーフウィークの締めくくり。
ブラックホール。
歌舞伎町に先日できたばかりの焼肉専門店。
和牛。
しかも塩焼肉にこだわって…、という今的焼肉の王道をいくようなコンセプト。
普通ならば、結果が出るまであまり寄り付きたくないなぁ…、と思う類のお店であります。
が…。
二つの理由で、行ってみようかな?って思った。
ひとつはお店のURLが「i love yakiniku」.comであったということ。
あまりに気がきいていて、ただそれだけで気絶しそうになっちゃった。
そしてそのホームページが、肉の薀蓄ではなくて「肉のたのしい食べ方」に注力した書き方がなされていたこと。
おいしい焼肉は当たり前のコト。
もっとおいしい焼肉よりも、たのしい焼肉を食べたいなぁ…、ってずっと最近、思っていまして、その心のツボにストンとこれが落ちてきた。
それで来てみる。
果たしてこの直感が、正しいものか、間違いか。
真剣勝負でございます。
第一印象はなかなかよろしい。
お通しとして、キャベツの千切りがタップリやってきたりする。
一緒にドレッシングが添えられて、お好きなように味をつけてくださいね…、っていう、そのドレッシングがゴマの風味が鮮烈な特徴的でおいしいモノ。
大葉とキャベツのバランスもなかなかよくて、おなかをすかせる最初の一品。
予約の電話の受け答えも悪くはないし、黒っぽい店のしつらえがちょっとおしゃれ過ぎて焼肉屋的には陳腐だけれど、歌舞伎町の店だと思えば、悪くない。
ただスタッフの数とお店の大きさのバランスがよくないのかなぁ…。
サービスのタイミングがちょっと悪くて、でもそれもユックリここで時間をたのしみたいって人にはいいことなのかもしれません。
そして商品。
肉にはらみにホルモンにと、和牛のいろんな部位がキッチリそろってて、けれどそれらの盛り合わせに結構工夫があってたのしい。
たとえばタンのいろんな部位だけ集めたタン盛り。
カルビだけとか、ロースだけとか、赤身がおいしいところから、脂の旨みに悶絶させられる部位まであれこれ、いろんな味を食べ比べできるというのが、まずはたのしい。
焼きながら。
食べながら。
今のお肉がどうおいしいかを、比較しながら評論できる。
絶対評価は評論の専門家がするものであって、アマチュア的には相対評価がし易く、しかもたのしく感じる。
塩ダレで食べるというここの流儀も、ご飯のおかずとして考えるなら不適だけれど、ここはなんといっても歌舞伎町。
お酒のつまみとして肉をパクつく場所でもあって、ならば的確。
ビールや焼酎をおいしくさせる、よき、趣向。
で、ここのお店の特別なトコ。
脇役ネギ…、っていう薬味といればいいのか、タレと言えばいいのか、刻んだネギに味をくわえた小皿が何種類も用意されてて、それと一緒に肉をどうぞ!という提案。
これは面白い。
メインは白ネギを細かくみじん切りにしたモノに味と風味を含ませたモノ。
ネギたん塩とかでよくあらかじめ肉にまぶしてやってくる「あれ」。
それをわざわざ独立させて、しかもガーリックまぶしだとか、わさびやゆず胡椒をくわえてみたり。
あるいは辛味噌でビリビリ刺激をくわえたり…、と。
あるいは青ネギ。
あるいは玉ねぎをすってポン酢にあわせたモノと、同じ肉でも薬味によって味をかえつつ、またたのしませる。
結構はまる食べ方なりぃ。
中でも鬼おろしした玉ねぎとポン酢を脂の乗った肉にタップリ、乗せるようにして食べるとこれが、さっぱりしてておいしいことったらありゃしない。
玉ねぎの甘みが引き立つ。
それが肉の甘みと一緒に口いっぱいに広がっていく。
しかも白ネギのようなとがった匂いを残さずとっても後口よくて、もっともっとって肉をせがんでしょうがない。
お酒を飲ませる工夫は他にも、肉の刺身やホルモン料理に活かされている。
たとえばミノの湯引きなんて料理があって、霜降りにした新鮮なミノ。
それをポン酢とネギであえて味わう。
プルンとしたミノの食感。
熱湯で固められた表面のサクッとした噛み応え感。
焼いたミノとは一味違う、まるで貝の柱を食べてるみたいな感覚。
癖になります。
ハチノス、センマイ、ハツにレバーと内臓モノをそのままテロンと出すのでなくて、それらそれぞれ、もっともおいしく感じる状態をキチンと理解し料理にしてる。
悪くない、と思います。
そして〆。
ビビンパ、冷麺、スープにクッパと、必要最小限の〆の食事が揃ってる。
種類をそろえるのではなくて、ひとつひとつ、納得のいくものだけだそう…、ということでしょう。
郊外型のお店なら、はしごするのが面倒だから、〆まできっちり充実させなきゃいけなくなるけど、歌舞伎町では〆でしめるかはお客様の個人の自由、ということになる。
だからこれでいいんでしょう。
ただひとつ。
「つけそば」っていう料理があって、それがちょっと気になった。
熱々のテールスープに冷たいそばをひたしてどうぞ…、というつけ麺的な〆の一品。
たしかにまじめに肉を仕入れて仕込む焼肉屋さんのスープは旨い。
そのスープを味わうすべが、クッパだけでは勿体無くて、流行のつけ麺風にそれを食べさせる。
気がきいていて、おもしろい。
スープの熱々が時間が経つとぬるくなり、しかも麺が冷たくしまった麺のためつけるとますますぬるくなるのがもったいない。
できればスープが石鍋でグツグツしながらやってきて、そこに冷たい麺を沈めて食べるなんて工夫があったら最高なのに…、ってちょっとワガママ、思ったりする。
お店をあけてまだまもなくて、だからいろんなところが荒削り。
でも悪くない。
おいしいものを食べてもらおうという気持ちは熱くて、でもそれが暑苦しくならない程度にしっかりほどよくまとまっている。
なにより「たのしい焼肉」という新しいジャンルに一生懸命挑戦しようとしてるのが、いいんじゃないの…、って思ったりした。
たのしい勉強。
ありがとう。
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2009/06/27 (Sat)
日記 : アジアの料理
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本とさや
そして夜。
ちょっとした野暮用があり、9時過ぎという時間に始まる浅草の夜。
本とさや。
ワタクシ的おいしい焼肉屋さんリストの堂々、ナンバー1のお店がココ。
ひさしぶりにHPを見たら、随分、垢抜けたデザインになっていてそこにこんなメッセージ。
「焼肉もロックも強火が一番!!」。
おもしろい。
肉食系男児をロッカーと定義するならば、確かに強火でボウボウ焼いて、体を強火で焦がすようにして歌うたえ…、というコトになるのでしょうな。
焼肉って、たしかにロケンロールな食べ物で、クロームハーツに似合うのはフランス料理じゃなくてコレ。
ここでは「無煙ロースターで快適に」フロアーと、「煙ボウボウで大胆に」フロアーに分かれてて、煙ボウボウフロアーだと待たずに座れることが多い。
今日は煙まみれのフロアーで、早速、ボウボウ、強火で焼きます。
ロースにカルビにはらみ、ミノ。
肉そのものの味わいは「並」が一番おいしいようになっていて、上、特上となるにつれ、おいしくなるのは肉じゃなくって脂の方。
だから「並」を盛ってもらって強火でボウボウ。
網の上にて肉から脂がユックリ滲み、汗をかく。
その汗が火に包まれてたちまち蒸発しながらカリッと、端から徐々に焦げていく。
焦げながら、煙をまとい香ばしくなり、自らの表面をガシッと固めて壁にして旨みを外に出さぬようにする。
歯ごたえ、味わい、噛み心地。
どれをとっても、一級品。
ご飯にキムチ。
モヤシに菜っ葉にワラビのナムル。
どれをとっても味がピタッと決まってて、安心できる、おごちそう。
それになにより、ここのタレがスゴくおいしい。
とろみがついてるわけじゃない。
透き通ってて、普通に醤油の色しかしないサラサラのタレ。
なのに肉をチョコッと浸すと、まるで旨みの肉に乗り移ってくるかのように味わいタップリ。
ビールにも合う。
ご飯にも合う、何味?と改めて聞かれてしまうと困るほど、普通においしいしょうゆ味。
どことなくウナギのタレを薄めたような、甘みにコクにドッシリとした香りがあって、老若男女、これを嫌いという人なんて日本のどこにもいやしないだろう…、ってそんなことすら思ってしまう、お気に入り。
コックリとした濃厚味のテグタンスープ。
それに冷麺。
牛骨スープがコックリ濃厚。
まるでビーフコンソメの中に麺を泳がせたような滋養にみちた味わいで、汁までゴクゴク、飲み干せる。
〆まで旨いが、当たり前のことなのだけど、焼肉屋さんではなかなかそうは行かぬことが多くて、だからかなりホッとする。
やっぱりいい店。
くるたび「好き」の気持ちが募る。
またきます。
実は先日、このブログをいつも見てくれている友人から「最近、肉づいてますねぇ」って言われてしまう。
たしかに今週。
気づけば肉。
それも牛肉にむしゃぶりついてるような気がする。
暑さに負けぬ、今からエネルギーを充填しよう…、と体が夏に向かって準備はじめているのかもしれないなぁ…、って思ったりする。
さて、一句。
肉づいて、肉付きよくなる、オラが夏。
そして今日の「おやすみなさい」のその前に。
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