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2025/05/12 (Mon)
銀座天龍・オオギョウザ
今日はちょっと朝寝坊。
目が覚ましたのが9時半前でその時間に朝ご飯を食べてしまうと、昼がおいしくたのしめない。
ほんとは11時前くらいまで寝ていよう、と思っていたけど最近、寝ることに対しては貧乏性になっちゃったよう。
お腹はぐうぐう。
ひさしぶりに空腹たのしむ、日曜の朝。
そして昼。
銀座に餃子を食べに行く。
銀座天龍。
広東料理のほんとは普通の中国料理のレストランで、メニューを開けばいろんな料理が揃ってる。
けれどほとんどの人が迷わず餃子をたのむ。
それも一品料理や麺のサイドに…、ってたのみかたじゃなくまずは最初に餃子をたのみ、それに合わせて何にしようか?って。
そんなたのみ方。
昼は食券を買ってからテーブルにつく。
今時、かなり珍しくなった分厚い紙に商品名を書いたもの。
真ん中にミシン目がはいってて、テーブルにつきそれをわたすと、半分もいでポケットに入れ残りの半券をテーブルの上に置いていく。
かつての食堂。
例えばデパート食堂なんかじゃ、昔はこれが当たり前。
香港のオフィス街によくある大衆的な食堂風な店の造りも、気軽で楽しい。
大きな餃子が8貫ついて一人前を、1.5人前にしてもらって二人で分ける。
それにご飯に焼きそばつけて、朝の空腹、退治する。
小さな台湾バナナ1本分は優にある、大きな餃子。
皮の焼け目はパリパリっとして香ばしく、それ以外のとこはシットリ、ムチムチ。
焼けてる間に肉汁タップリ吸い込んだんでしょう。
皮がそもそもとてもおいしい。
カプっと齧ると中から肉汁、ジュワッと出てくる。
一口ではまるで口に収まりきらぬ、だから残りの半分をご飯にのっけて、その肉汁をお米に吸わせる。
醤油にお酢。
つんっと鼻に来る練り芥子。
肉の旨味に焦げた小麦の甘みが全部、一緒になって口に広がる。
最近、餃子の世界では博多の鉄鍋餃子に代表される小振りの餃子が注目されてる。
確かに酒を飲んだり、ラーメン、チャーハンと一緒に食べるついでの餃子には小さい方がおいしく感じる。
便利でもある。
けれどこうしたご飯のおかずで食べる餃子は、たっぷり大きく、皮、分厚めでご飯に負けぬおいしさ、食感、あるものがいい。
何より大きな餃子は家で気軽に焼けぬもの。
だからこうしてワザワザお店にやってきて、焼いてもらって食べるモノ。
上海式のやきそばを、ご飯のおかずにして仕上げ。
上海「風」でなくて上海「式」であるのが誇り高きとこ。
「風」は何かを見よう見まねで作るもの。
けれど「式」だと、手順も技術も食材もしっかり本場そのままに作ってるんだなぁ…、って思いますよね。
オイスターソースの香りもゆたか。
トロミ。
ツヤ。
白菜、ニンジン、野菜はシャキシャキ、歯ごたえ活き活き新鮮で、肉はふんわか。
エビはカリッと表面焼いて、中はミディアム、プニュンとしてる。
太くて縮れた玉子麺。
札幌ラーメンなんかでよく見るツルンと頑丈な麺を、茹でてそのまま鍋に入れタップリ油で揚げるように焼き上げた麺。
サクサク、ときおりクニュクニュ…、って感じの食感が麺すらご飯のおかずにさせる。
普通の料理が一番おいしい。
そんな感じで腹一杯。
サービスもまたしっかり確実。
決して愛想よくはないけど、お客様の手元をしっかり観察しながらこちらが別にお願いせずとも、お冷やの交換や小皿の補充をキチンとこなす。
ほんわかいい店。
ごちそうさま。
食後に銀座の散歩をし、なんと銀座6丁目の交差点にアバクロンビー&フィッチのお店の開店準備を発見す。
アメリカで一世を風靡したカジュアルウェアーのブランドで、やっと日本に上陸をする。
会社が出来たのは100年以上も前のコト。
男性用のアウトドア用品を作っていたマッチョっぽい会社が買収されて、それを気にクールでセクシーなカジュアルウェアを作るようになり、どうだろう、2000年を中心に前後5年程の10年間が流行のピーク。
その頃はボクもはまって、ハワイに行くたびアラモアナショッピングセンターのお店で大人買いをしたりしていた。
かれど今ではかげりがみえてる。
だってアメリカ中に100を超えるお店があって、通信販売で気軽に買える。
希少性はほぼ薄れ、正式出店していない日本でもお洒落な街を歩くと必ず、着ている誰かにすれ違う。
そんなタイミングでのやっとの出店。
しかも銀座の中央通りという一等地。
H&MやZARAが店を構えてるそんなところにお店を出す。
どうなのかなぁ…。
知る人ぞ知るがブランド価値のこうしたお店が、知らぬ人まで来てしまうこんな場所で商売をする。
スゴく昔のラルフローレン。
ちょっと昔のJクルーや、数年前のバナナリパブリック。
不思議な程にアメリカンブランドのブランド価値の劣化は速い。
さてさて、アバクロ。
どうなるんでしょう…、正式開業は12月の15日。
あと4ヶ月でやってくる。
[0回]
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2009/08/09 (Sun)
日記 : アジアの料理
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Comment(6)
ベトナム料理・ティンフック
夜、自宅の近所で食事にする。
ティンフック。
明日から段階的に夏休み。
「よいお休みを」といいながら、笑顔でオフィスを出た途端、バケツをひっくり返したような雨にあう。
最初はザーザー。
それが徐々に風が混じって、ビュインビュインと横殴りになる。
カーウォッシャーの中を歩るくってこんな風かもしれないな…、って風に逆いズンズン歩いて、地下鉄の駅に着いたらもうびしょ濡れ。
水洗い直後状態のズボンにシャツで地下鉄にのり、四谷三丁目についたらなんとまるで雨なんか降ってなかった。
局地的なるゲリラ豪雨ってこういうモノか…、って感心すらする。
それで今日はなるべく近所で食事にしたい。
そんな同じ気持ちの人がたくさんいたというコトなんでしょう…、お店は満タン。
しかもいつもはみないご近所さん風、三世代のファミリー客や、会社帰りのグループ客でごった返してて、小さなテーブルが一個残るだけ。
そこにちょこんと座ってまずは、前菜とする。
揚げ春巻きと、春雨サラダ。
春雨サラダは大盛りにしておいたからね…、ってお店のお母さんがニッコリ笑う。
ごめんなさいね、狭いテーブルに座らせちゃって。
そういいながら、ウィンクをして厨房の中に飛んで戻った。
アジアの料理。
特にベトナム料理と韓国料理は女性のシェフがたくさん活躍する料理。
ここもお店のスタッフはみぃんな女性。
しかも活き活き、キビキビしててその雰囲気がおいしい先味。
ここの春雨サラダ。
タイの同じようなそれと違って、酸味おだやか、しかもあまり辛くはなくて食べ易い。
たしか昔。
ベトナムに行って、タイの料理とここの料理はどこが違うの?って聞いたら一言。
とても穏やかでやさしいタイ料理だと思えばいいです…、って現地の人が言っていた。
なるほど確かに。
コリアンダーを使わずだから、香りもやさしい。
味わい深い。
揚げ春巻きを葉っぱでつつみ、ソースにつけてカプっと食べる。
パリパリ、前歯がライスペーパーを壊して行くのが心地よい。
鶏の手羽揚げ。
今年になって食べられるようになった料理の一つがコレ。
鶏の皮を食べるようなこの料理。
鶏の皮がまるで苦手だったボクにはあまりに無謀な料理。
しかも形が動物めいてて、目の拷問のようでもあって、ところがそれをパリパリになるまで揚げて食べるとおいしい。
それに気づいて食べるようになったのが今年になってのコトだった。
今までそれを避けてたボクをあざ笑うかのようなここの、この手羽先は見事な一品。
塩味。
しかも最小限の塩味で、鶏の旨味と皮と身の間にあるゼラチン質の甘みを素直に引き立てる。
梅の酸味を若干感じるホットソースをちょっと付けると、スパイシーなアジア味になるのもおもしろい。
骨をバキンとおりながら、バリバリ食べる。
後には骨が残るばかりで、ビールがすすむ。
話も弾む。
エビのすり身の揚げたモノ。
サトウキビの茎にまるで小さな竹輪のように、エビのすり身を貼付けて油で揚げた、だからちょっと甘さが移った、これまたやさしく穏やかな味。
茎から抜いて、それをすり身だけを食べる料理で、なのに昔。
とあるお店でコレを初めて食べたとき、茎ごと食べてオオゴトになったコトがある。
噛めども噛めどもなくならぬ茎。
最初に甘みを吐き出すと、後はただのまるで木の根を食べてるようで、吐き出そうにも吐き出せず困ったボクに、お店の人がそっと近づき、ナプキン差し出す。
そしてニッコリ。
ボクはそっと口の中を吐き出した。
そんな過ち、二度とするまじ。
一緒に乾燥をしたライスペーパー。
丼にお湯。
そこにライスペーパーを浸してふやかし、そこに菜っ葉とすり身をのっけてクルクルっと巻き、生春巻きのようにして食べる。
薄い皮から透けてみえる、中の具材のうつくしいコト。
クニュっとした皮。
プルンとしたすり身とシャキッとキュウリの食感。
一緒にベトナムの腰の強いそうめんを入れ、それがムチムチ、存在感のある食感添える。
かなりおいしい。
ライスペーパーに具材をのせる順番や、のせる位置。
それから巻き方。
工夫をすればするほどキレイに巻けていくのがまたたのしくて、おしゃべりしながら夢中になった。
そういえば、今日は事務所でブレーカーが二度落ちる。
もともとビルの大家さんが住んでいた住宅部分をオフィス仕様に改装したとこ。
だから電気容量が大きくなくて、ちょっと負荷がかかるとプシュンと電源が飛ぶ。
一度は昼食時に付けた電子レンジが、二度目は電気ポットにお水を注いだ瞬間。
明日から電源工事もしよう…、ということになる。
ちょっとづつ。
オフィスになってくのがいい感じなんだよ…、って言いつつ巻き巻き。
カプっと食べる。
そして〆。
ベトナム風のチキンカレー。
コクのあるスープ。
ちょっとキャラメル風味の香ばしさの、中にスキッと辛味が混じる。
とろみが付いてないサラサラカレーで、不思議とどこか懐かしさがある。
辛味よりも旨味がドッシリ、口をいたわるような味。
ジャスミンライスをスプーンですくって、それをカレーにトプっと付けて口に運ぶ。
ちょっと北海道のスープカレーのような食べ方。
それもおいしい。
けれどご飯を最初に口にいれ、モグモグしながらカレーをスプーンですくって口に放り込むと、これがまた違った味になるのが不思議。
ご飯の香りとカレーの風味が口の中ではじめて一つになるのがたのしく、カレーもやさしくなる感じ。
スプーンでそっと押しただけで、ホロっと崩れるよく煮込まれた鶏のドラムスティック。
シットリとしたジャガイモ、ニンジン。
具沢山にて、ご飯のおかずにほどよく旨い。
満足、満足。
お外に出たら雨もすっかり一段落。
明日は天気になるのでしょうか?
おやすみなさい、週末の夜。
[0回]
2009/08/07 (Fri)
日記 : アジアの料理
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Comment(5)
本駒込の海外天
会社の近所を散歩する。
本駒込の方に向かって住宅地の中をテクテク歩くと、公団を中心とした再開発ビルがあり、そこに飲食店の塊みつける。
そのひとつ。
海外天ってお店でお昼。
新しい街をそぞろ歩きすることのたのしきコト。
今日は不思議と湿気が弱くて、日陰に入って風を探して歩くと汗もあまり気にならず、次々変わる景色にワクワクしてきます。
この店。
超高層ビルの足下の、広場のような場所に何軒か飲食店が寄り添ってある中の一軒。
他には、寿司屋、そば屋にピザとパスタのイタリア料理の店があり、混んでいるのはここだけだった。
こうしたところにレストラン街を作るときの定石は「和食:洋食:中華=2:1:1」って言うテナントバランス。
その定石通りに作られていて、けれど実際お客様を集められるかどうかはそれぞれのお店の実力と努力にかかわってくるわけで、多分、この店。
他のどの店よりも一生懸命、がんばった証の繁盛…、なのでしょう。
1時を遥かに過ぎた時間で、なおもほぼ満席でビジネスマンから近所のご婦人方までいろんな人がやってきている。
ランチの料理をいくつかたのむ。
豚肉と玉子の炒め物。
なによりビックリしたのがその分量。
お皿の上に山盛りで、普通の中華料理屋さんなら優に2、3人前の料理として出すくらいの量がドッサリとくる。
ツヤツヤとした玉子がふんわか。
細切り豚肉もたっぷりで、シャキッと硬いタケノコ、小松菜。
どれも火加減絶妙で、それぞれを別々にきちんと油通ししているからでありましょう。
歯ごたえ、持ち味、しっかりしてる。
なによりキクラゲがクニュクニュおいしく、ご飯が進む。
しかもそのご飯。
チャーハン用に最適化された、硬めのご飯でふんわか玉子や炒め油にピタっとはまる。
いい感じ。
もう一品がエビと玉子のチリソース。
高級なエビチリなんかで、唐辛子辛さをまろやかにしてソースもおいしく食べられるよう、仕上げに玉子をソースに流して馴染ませる。
そんな調理法があるけど、ここのはエビと卵の炒め物をソースにあえた、分量たっぷり。
しかも手軽な値段でたのしむ料理にしてる。
卵が吸ったチリソース。
ちょっと酸っぱく、卵の風味を引き立てるのがなかなか旨い。
刻んだレタスを底に敷き、そのシャクシャクがまたたのしくて、健康的に感じる工夫。
先の料理もこの料理にしても、味がやさしく穏やかなのがいい。
毎日食べて飽きない料理。
オフィスに近いロケーションでは、こうした味の気配りがとてもうれしい。
ありがたい。
せっかくだから、麺を分けて食べましょうか…、と担々麺をとってみる。
胡麻の香りがポワーンと鼻までやってくる、香り豊かがまずご馳走。
色っぽいクリーミーな色をしてても、スープはサラサラ。
練り胡麻じゃなく、多分、フレッシュの胡麻をあたってスープのベースを作ってるんでしょう。
醤油スープの旨味がまずは口にサラっとやってきて、それと一緒に胡麻の風味が鼻から抜ける。
食べる前の穏やかな表情が、口の中にて一転、ガツンと辛味が襲う。
唐辛子のドッシリとした辛さがビビッと舌を刺し、けれどすぐさまスープの旨味に置き換わってく。
刺激的じゃない。
けれど十分おいしくて、ごくごく、スープ代わりにたのしめる麺。
いい店だなぁ…、と思います。
入り口はいると目の前に、厨房の一部が張り出していて、そこで黙々。
中国系の調理師さんが手を動かしている。
地元に根ざした店なんでしょう。
禁煙席に喫煙席と分かれたホールを、お店の人の案内を必要とせず座り分けられるおなじみのお客様がほとんどで、わかりにくいレジの場所だってほとんどの人が把握している。
使いこなしたい、そんな店。
この界隈もいい感じ。
[0回]
2009/08/07 (Fri)
日記 : アジアの料理
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Comment(2)
新三陽
おそらく今のオフィスの近所で過ごす最後の昼。
中国料理の新三陽。
おとといの昼をたのしんだ、そば屋と同じくここも昔は出前でお世話になった店。
ラードたっぷりのチャーハンと、皮が分厚く少々冷めてもうま味かわらぬガッチリ餃子。
普通のチャーハンにケチャップで味を足したようなチキンライスと、若いお腹にうれしい料理をとっては元気をもらってた。
そば屋とココと、それからニューサバナって洋食屋があって、その3つの店をとっかえひっかえ。
選択肢は決して多くはなかったけれど、変化はあって結構たのしい昼を味わっていた。
最近、ちょっとご無沙汰で行くと出前のおじさんに、「おひさしぶり」って元気な声をかけられる。
お互いに、随分、白髪が増えました。
健康焼きそば。
ここ一番のお気に入りがこれ。
やわらかいそば。
そこに豆腐の辛子煮をトロンとのっける。
挽き肉と豆腐。
赤唐辛子と一緒に炒めてスープで煮込む。
基本的には塩味で双方の具の持ち味じんわり引き出しながら、とろみをつけて最後に醤油で風味を少々、つけてやる。
しらしめ油でツヤをだし、最後にゴマをたっぷりかけて出来上がり…、という、麻婆豆腐のようでいてまるで麻婆豆腐と違ったやさしい味わい。
グルングルンとよくあえて、麺と一緒に口に運ぶととてもなめらか。
みずみずしくて、まるで汁無し汁そばみたいな食感。
健康とは、体がみずみずしく潤った状態であることなんだなぁ…、って思ったりする。
健康的。
中国料理店のカレーライス。
初めて目にする、一緒に行った人がとったモノ。
淡い黄色。
とてもなめらかでツヤツヤしてて、洋食屋さんのカレーじゃない。
そば屋のカレーにちょっと似ていて、気になり一口、ゆずってもらう。
鶏のスープのスッキリとした旨味たっぷり。
胡椒の辛さと煎って香ばしいカレーの風味。
シャキシャキたまねぎ、豚バラ肉と、具材はココの他人丼に入ってるモノ。
カレーライスというよりもカレーご飯って呼びたくなるよな、初めて食べるのになつかしい味。
もっと早く知ってれば、お気に入りになっていたのに、なんだか名残り惜しくなっちゃう。
切なくおいしい。
肉団子。
ミートボールじゃない。
つみれでもない。
肉の粒子を徹底的になくすほど、細かく挽いた豚肉をスープと一緒にトロトロになるまで練って、練って、それを団子にした肉団子。
それをカラっと揚げているから、外はサクサク、中はフックラ。
しかもブヨンと弾力があり、それが甘酢のあんとからまり、口の中にてシットリとなる。
ところでこれ。
実はオーダーが最初は厨房の中まで通ってなかった。
麺やご飯が出た後で、これで全部そろいましたか?って、注文をとってくれたのと違うおにいちゃんが伝票もって確認にきた。
肉団子をお願いしていたんですけれど…、って指摘をすると彼は急いで厨房の中に駆け込んだ。
大急ぎで作ってください…、って声がして、まあこうしたことってよくあるよネ。
ご飯を食べるペースを落として肉団子が出来てくるのを待ちましょう…、と、のんびりテレビをみながら食事してたら、注文をとってくれたおにいちゃんが飛んでくる。
ごめんなさい。
ボクのミスでご迷惑をおかけします…、って、わざわざ謝りにきてくれた。
レストランで失敗したときのこれが正しい対処法。
でも今はこの正しさが当たり前じゃなくなっちゃったネ、ってみんなでちょっとしんみりとした。
午後はずっと荷物の移動とかつてのオフィスの掃除をします。
家具に備品に段ボール箱。
ほぼ完全に移動も終えて、オフィスの鍵を大家さんに無事、返す。
新たなオフィスの家具をこれから組み立て直し、整理整頓が本格的にスタートします。
まだまだ引っ越し、道半ば。
[1回]
2009/07/31 (Fri)
日記 : アジアの料理
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Comment(4)
食べる勉強、ブラックホール
個人的にもお気に入り。
ビジネス的にはオキニナリという、ブラックホール新宿三丁目の店。
今日は会社の仲間と一緒にやってくる。
勉強半分、今日はかなりのどたばた仕事でもあり疲れた体に元気と喝をプレゼントしよう、とそんな気持ちでバタバタと。
予約の電話を最初は間違え、歌舞伎町の1号店にかけてしまった。
そっちのお店はかなり混雑、忙しそうで、一方こっちは「お待ちしてます」と即答だった。
週末はこっちのお店が忙しく、平日はその逆。
立地が影響してるんでしょう。
居心地の良いボックス席に陣取って、まずはビール。
千切りキャベツをつまみにグビグビとやる。
それにしてもここの千切りキャベツはおいしくってしょうがない。
ほどよき細さに、みずみずしさ。
ほんの少しの大葉を混ぜて千切りにした、だから風味がとってもさわやか。
なにより胡麻の風味豊かで塩がびしっと決まったドレッシングが絶妙で、バクバク食べてお代わりまでする。
10種類のナムルの盛り合わせ。
エリンギ、舞茸、セロリにそれからブロッコリ。
西洋野菜やキノコのたぐいは、胡麻油風味の塩味で素材の持ち味を引き出すように味付けをする。
一方、大根、ニンジン、小松菜などは軽く酢をふりスッキリとした味付けにする。
素材にあわせて、味、変える。
つまり素材、素材で別々にキチンと仕込んでそれを最後にあわせて盛るという入念に、正直だなぁ…、って感心をする。
この前、食べて感動をしたズッキーニのナムルは今日は欠品。
セロリのナムルは相変わらずのお気に入り。
ひとつひとつの味はビックリするほどじゃない。
けれどこうしていろんな素材を一度にそろえて食べ比べられる、そのたのしさこそがご馳走なんだ…、って思います。
キムチに薬味。
今日は盛り合わせじゃなく、白菜キムチに枝豆キムチを単品でとる。
白菜キムチはちょっと酸味が強くてスキっと鋭い大人味。
枝豆キムチはホツホツとした豆の食感。
鞘ごとキムチになっていて、それにカプっとかぶりつきプチュッを中身を吸い込む食べ方。
キムチ風味の鞘の毛が、唇なでる不思議な食感。
しかもその鞘の産毛が毛細効果を発揮して、キムチのつけ汁をたっぷり含んでそれが口になだれ込む。
これはこれにて、おもしろい。
ただただ枝豆を茹でておつまみとして売ろうとすれば、それほど値段が頂戴できぬ。
でもこうして気がきき目新しい料理にすれば、工夫に見合ったお代を頂戴できるんだ…、っ商品開発することの大切なコトを再認識。
青いネギの根っこの部分と青唐辛子を醤油でつけた辛めの薬味。
刻んだ白ネギを塩、ごま油、ゆず胡椒で味付けをした、青さわやかな薬味をもらい、それで肉をたのしむ準備。
肉を焼く。
肉質はそこそこであります…、程よい感じ。
例えば浅草にまで足を伸ばせば、本とさやというあまりの肉とタレの旨さに悶絶してしまうようなおいしい焼肉屋さんがあったりする。
そうした「正統派焼肉店」に比べると、ちょっと物足りなくはあるけど、でも肉をおいしく食べてもらう方法を一生懸命考え提案しているこの店。
おいしいというより、たのしいお店。
やっぱりステキ。
今、「肉がおいしきゃいいでしょう」って焼肉屋さんは結構、みんな苦労をしてる。
だって、お金をはずめばおいしい肉を食べられるのは当たり前。
どうせなら、お肉屋さんで上等な肉を買ってきて自分で焼いて食べればいいじゃん…、ってことにもなっちゃう。
気の利いた肉屋さんなら焼肉用の味付けをした肉を売ってくれますし…。
家では食べれぬいろんな方法。
いろんな味わい、楽しみ方を提案しなくちゃ、お客様を喜ばせることはむつかしい。
例えばこんなたのしい工夫。
ネギご飯。
細かく刻んだ白ネギを、ごま油で和え塩で味を整える。
ご飯にのっけてあぶった胡麻をタップリかける。
風味さわやか、ここに焼いた肉を乗っけてガブっと一気に口にかきこんでやる。
肉の脂がサッパリ、スッキリ調和され、不思議な程に
肉がうまく感じる食べ方。
肉もうまけりゃ、ご飯もうまい。
しかもこのネギ飯。
塩をちょっと多めに振ると、ビールの肴になっちゃったりする、なんだかとっても不思議な料理。
おもしろい。
それにしてもここの塩の使い方。
あるいは塩の選び方。
旨いなぁ、って何度やって来ても感心します…、いい勉強。
ここで初めてたのんだサイド。
レンコンとネギのチヂミというのが、ビックリする程おいしかった。
レンコンを薄切りにして、軽くお湯に通したものが具のメイン。
ネギと一緒に生地でまとめて、ネギがトロトロになるまで焼いたら出来上がり…、という、レンコン以外は普通のチヂミ。
にもかかわらず、シャキシャキとした歯ごたえが、今まで食べたどんなチヂミとも違った食感。
噛んでるうちに、徐々にトロンとレンコンがなり、口の中がネットリしてくる味の変化もまたご馳走。
マニュアルでガチガチに教育されたというのではない、ちょっとゆるめのサービススタイル。
けれど一人一人が一生懸命。
自分で考え、お客様の喜ぶことを試行錯誤でやっている。
その若々しさがなによりうれしい、応援したくなるお店。
またまた来ましょう…、勉強させていただきます。
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2009/07/27 (Mon)
日記 : アジアの料理
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