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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    カフェクリエ。
    スタバのように完全禁煙じゃなく、かと言ってタリーズのようにガラスの壁で隔てられた物理的分煙環境が整っている訳でもない。
    だから禁煙席にもタバコの煙が容赦なく流れ込んでくるちょっと情けない喫茶店的セルフコーヒーチェーン店。
    だからあんまりくるコトはない。

    ff4a695c.jpegたまたま今日、訪れた街にスタバもタリーズもドトールさえもがなくてあるのはなぜだかカフェクリエだけ。
    まぁしょうがない、とひさしぶり。
    コーヒー一杯。
    環境的には好きじゃないけど、ココのホットコーヒーは悪くない。
    味にも香りにも不自然さがなく、スッキリ飲める。
    その味わいも喫茶店的。
    程よくていい。
    ココのチェーンの生まれ故郷の名古屋的なるサービス精神のせいでしょうか?
    表面張力…、って言葉を思わず思い出すほどカップなみなみ。
    テーブルに運ぶ間に盛大に、ソーサーの上にワキまけた。
    それもまた良し。
    ソーサーを左手に持ちカップを受けて、英国紳士のお茶の時間のようにして飲む。
    おもしろい。

    夜、紀伊国屋に駆け込んで、資料用の本を数冊。
    ついでに地下の「モンスナック」でカレーを食べる。

    monsnack.jpg本とここのカレーって不思議と相性が良いようで、昔は買った本の目次をココでパラパラめくって、想像力を巡らせるのがたのしみだった。
    新刊本じゃなく文庫本。
    ブックカバーを剥ぎ取って、裸の本をカウンターに置き1ページ目を開いたくらいの頃合いで、カレーがそっと運ばれる。
    決してファストではないユッタリとしたタイミング。
    片手で気軽に食べられるから?
    スパイシーな香りが脳細胞を活性化させてくれるから?
    どうなんだろう…、相関性。
    文庫本ではないけれど、今日も本の背表紙ながめつつカレーを待ちます…、のんびりと。

    それにしてもこの地下街。
    10軒程の飲食店の昔はココにしかないお店ばかりだった。
    今では半分程が入れ替わり、後からやってきたお店はみんなチェーン店。
    ゆで立てスパゲティーのおいしい店や、博多丸天うどんのお店がなくなっちゃったのは悲しい限り。
    昔の風情が無くなる中で、ココはずっと変わらずこうしてがんばっている。

    1a8a83ff.jpegポークカレーに玉子をのっけた玉子カレー。
    楕円の小山に型抜きをした白ご飯。
    サラサラで薫り高いカレーと、よく煮込まれた分厚い豚のばらの塊。
    スプーンですくって口に運ぶと、スルンと喉に流れ込んでく。
    呆気ないほどサッパリとしたその食感とは裏腹に、コッテリとしたゼラチン質のようなとろみが舌の回りにまとわりついてくる。
    豚の脂のうま味が溶け込んだカレーの濃厚すぎるほどの味わい。
    一緒に食べるご飯までもをスベスベさせる、この食べやすさが本のお供にまた良いのでしょう。
    ただ厄介なのがカレーの最後の3分の1ほどがまるでスプーンに入ってくれないところ。
    平たいお皿にとろみをもたないスープ状のカレーですから…。
    だからお皿の手前をそっと持ち上げ、皿を傾け手前の方からスプーンを向こうに動かしてススッと飲みます。
    スープの正しい飲み方の、テーブルマナーを教習するならこの店のコレ。
    そんなコトを思ってニッコリいたします。

    998c226e.jpeg家に帰る途中にちょっとKinko'sに寄る。
    出力したい企画書一つ。
    ついでに買ったばかりの本の、気になるところのコピーを取ろうと、それで立ち寄る。
    自宅にプリンターがないもので…。
    「後ろ向きに」ないのでなくて、ここに来れば最新式の立派なプリンターやコピーを自由に使うことができてつまり「買う必要がない」から、無い。
    便利であります。
    しかもこの近くにはおそらく都内で一番ユッタリしているスタバがあって、心置きなく打ち合わせやら企画書修正やらができてしまう。
    小さなレンタルオフィス…、みたいな環境。
    作業を終えて、チェックをかねてスタバに寄ります。
    ほうじ茶ラテをもらって飲んで、おやおや、一枚、アウトプットし忘れている。
    さて、Kinko'sにもどりましょうか、一仕事。

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    壁の穴にて朝とする。

    1d38e8c2.jpegちょっとひさしぶりでありました。
    不思議なモノで、イタリアンレストランのスパゲティを
    食べたい、って最近あんまり思わない。
    けれど「壁の穴的日本なパスタ」は時折、無性に食べたくなる。
    日本で生まれた「スパゲッティをご馳走として食べるお店」のスパゲッティ。
    例えばかなり上等なイタリアンレストランでも、
    昼は1000円前後でパスタセットをたのしむコトが普通に出来る
    本日のお勧めパスタにサラダにパン。
    場合によってはそれにコーヒーまでがついたりする。
    一方、こうしたスパゲッティの専門店。
    「お店の都合でパスタを自由に選べないランチセット」なんて絶対売らない。
    好きなメニューを勝手に選んで、
    全部定価でだから選ぶモノによってはかなり高い買い物になる。
    でも食べたいモノを納得づくで食べれる自由に、
    安売りせずともお客様はやってくる。
    不思議でちょっとおもしろい。
    今日はちょっと暇な雰囲気。
    それで、前からやってみたかった、わがままオーダー、
    ためしてみます。

    c7793ab1.jpegここで一番のオキニイリ。
    明太子にイカのスパゲティーに、
    しめじのグリルをのっけてもらう。
    厨房の中にあるものならば、
    何をどのように組み合わせるのも食べ手の自由。
    さすがに、あまりにへんてこりんな組み合わせには、
    注意が入ることもあるけど、今日のこの組み合わせ。
    「できますか?」って聞いたら、「私も好きな組み合わせです」
    って、注文をとってくれた人がニッコリとした。
    自分の何気なひらめきを、褒めてもらったような気がして、
    ボクも思わずニッコリなった。
    なんだか今日は幸先がいい。

    ムッチリとした太い麺にコッテリ、
    タップリからみつくオレンジ色の明太子。
    海苔。
    そしてイカ。
    いつものそこにコンガリ焼いたシメジがドッサリ。
    バターで表面がパリッとなるまで焼き上げた茸の香りが、
    いつものこれをより一層のゴチソウにする。

    ドスッと歯茎を沈めるようなしめじの食感、かなり頑丈。
    まるで肉を食べてるみたいな歯ごたえさえある、
    顎においしいウレシイ味わい。
    しめじを炒めたバターが麺をしっかりおおって包みこみ、
    いつも以上のうま味を感じる。
    たしかにこれはよき組み合わせ。
    スベスベとした生イカの、コシとハリのある噛み心地。
    パセリをタップリふりかけて、モサモサとした葉っぱの食感、
    くわえてあげる。
    緑の香りがイカの甘味をひきだして、ついでにタバスコ、
    バシャッとかける。
    魚卵の匂いを辛味混じりの酸味がおさえて、
    最後の最後の一粒までをおいしくさせる。
    ドッシリたのしい満腹感に、今朝もお腹が「シアワセ」と言う、
    オゴチソウ。

    スタバで一服。
    バレンタインドリンキングチョコレートを飲む。

    a95c966c.jpegホイップクリーム抜きでもらって、
    その濃厚を心置きなく味わおう…、って。
    丁寧に、時間をかけて作ってくれて、手渡すときに「
    チョコレートをお楽しみ下さい」ってニッコリ、一言かけてもらった。
    たしかに作ってもらってる最中から、
    ずっとチョコの甘い香りが漂っていてワクワクしてた。
    そのワクワクがその一言で最高潮に達するワケです。
    それで一口。
    ビターでかなり香ばしく、トロンとしてる。
    その喉越しがまるでポッテリ、ベルベット。
    ゴクゴク飲むにはあまりにコッテリ、
    コクたっぷりでちょっと口に含んで舌の上を転がすようにしてゆっくり味わう。
    最初にやってくるのはやはり甘味と苦味。
    カカオの香りに首から上の温度がちょっと上がるような気がするほ
    どで、徐々に酸味が混じり始める。
    口の中からあらかた味がなくなりはじめ、舌の両端、喉の入り口、
    あるいは歯茎の付け根あたりに渋味を残してなくなっていく。
    たったひと舐め。
    それがコーヒー一杯分に相当するかのごとき見事な情報量。
    カップ一杯飲み干すころには、
    軽い酩酊覚えるほどのゴージャスな味。

    体がトロンととろけるゴチソウ。
    誕生日の朝、喉と体を甘やかす。
    さてまいりましょう…、仕事に向かってまいりましょう。

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    ひさしぶりにビストロで夜。
    四谷三丁目のビストロ・サンク。

    bc.jpg四谷三丁目って街の面白いところがフランス料理のお店が結構、多いトコ。
    イタリア料理はあまり無い。
    花街っぽい要素があった場所でもあって、だから小体な日本料理店はそれこそ山ほど。
    大久保に近いというコトもあったのでしょう…、韓国料理店や焼肉屋さんの充実ぶりは都内有数。
    それにしてもフランス料理屋さんがなんで?って理由を当たってみるのだけれど、ちょっとわからない。
    市ヶ谷に日仏会館があったから?
    異国指数の高い上智大学効果?…、どうなんだろう、調べてみようっ。
    しかもここ界隈のフレンチのその殆どがビストロっぽ気軽なお店。
    中でもココはカフェのように使っても、ワインバーとして使っても、もっとくだけて居酒屋みたいな使い方でもいいですヨ…、ってお客様任せな感じがとてもおおらか。
    小さなビルの地下にあって、なのに座ってしばらくするとそんなコトを忘れてしまうとてものびのびした空間。

    ef88844a.jpegメニューを見ると、前菜だとかメインディッシュとかの区別なく料理が並ぶ。
    料理の名前と横に書かれた値段が一応、どうたのめばいいのかヒントを与えてくれる。
    けれどお好きなものをお好きなように、と言うコトなのでありましょう。
    自由で偏屈でないのがステキ。
    いくつか自由にたのんでたのしむ。

    タラと春菊のブランナードのグラタン仕立て。
    脂ののったタラの身と春菊の葉をペーストにして、オーブンで焼く。
    パン粉をびっしり、上をおおってキレイな焼け色。
    スプーンでそっとすくい上げると、パン粉の下は見事に緑。
    ふんわりとしたムースな食感。
    魚の旨味と春菊の緑の香りがとても鮮烈。
    サクサク乾いた焦げたパン粉の食感が、そのふんわりを際立たせてるステキな一品。

    593a8d61.jpegもひとつ、前菜の替わりにと思ってたのんだ、タラの白子のグリルも見事。
    じっくりオーブンの中でローストして甘味を出したサツマイモ。
    それをベッドにこんがり、表面カリカリに焼けたタラの白子のおいしいことったら、もうありゃしない。
    中はトロトロ。
    まるでクリームみたいに舌に歯茎にまとわりついて、コッテリとした旨味を吐き出す。
    活きる力を旨さにかえた冬の素材の味に溺れる。

    うれしいコトに、ワインのリストもとてもステキで、何より安くておいしいボトルが揃ってる。
    しかもそれらのほとんどをデキャンタでたのしむコトができる嬉しさ。
    下手したら焼酎なんかを飲むよりも、得かも知れない。
    だって世界的な規模で考えたならワインを飲む人の数の方が、日本の焼酎人口よりも圧倒的に多くって、だから安くて当然なのに日本のワインは高すぎる。
    今日は気軽にスペインワインをゴクッといきます。
    程よくて良い。
    グラスに注いで時間が経つと、どんどん味の表情変える。
    他のお酒にないこのたのしさに会話もはずむ、料理もおいしく感じてく。

    db809ef1.jpeg鶏のロースト。
    骨付きの大きなモモを丸ごとコンガリ。
    その皮のパリパリ具合にまずはウットリ。
    クミンシードのエキゾチックな香りをまとったシットリとした仕上がりに、大きめに切り分け口一杯に頬張ってみる。
    クチャッと潰れて脂がジュワッとほとばしり出る。
    歯茎にまとわりついて包んでなで回すよな、なめらかな肉の食感。
    噛み心地。
    思わず目を閉じて口に鼻、喉から舌と料理を感じるすべての器官に全神経を集中させて味わいたくなる、すばらしさ。

    そうそう。
    ココのパンのおいしいこと。
    しかもそれをたった一切れ。
    たのむたびにオーブンでカリッと焼いて持ってきてくれるのがとてもうれしい。
    基本的なところがしっかりしてる。
    しかもサービス精神が旺盛でもある…、いい感じだなぁ、オキニイリ。

    それからココ。
    ワインをたのんで、何も言ってないのにお水をくれる。
    しかも何度もピッチャー片手にグラスにお水を注ぎにきてくれるのが、とってもステキ。
    ワインバー+レストラン+食堂にカフェ。
    いろんな楽しみ方が出来そうな店。

    21b6e7c9.jpeg最後にもらった子羊の一皿もキチンとしてた。
    肩の肉。
    その大きさからまだまだ幼い羊だったのでありましょう。
    匂いや食感に癖のない、だからシッカリ料理してあげないとピントのぼけた味になる素材をキッチリ。
    レアーに焼いてそこにキノコのソースをまとわす。
    ジロール茸のローストに、モリーユ茸のグリルが羊を取り囲む。
    噛みしめる。
    牧場の牧草、緑の香りが口の中を満たしてく。
    なんたる幸せ。
    やっぱりボクはフランス料理が好きなんだなぁ…、って、そんなコトを思い出させてくれるステキに思わず笑顔になっていく。
    よい店一軒、ありがとう。

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    最寄りの駅から一駅歩く。
    いつも使ってる駅を過ぎると徐々に通勤顔の人の姿がまばらになっ
    て、しばらく行くと再び徐々に人が増えてく。
    四ツ谷の駅から吐き出されては、
    青信号のリズムに合わせて間歇泉のようにまとまり、こちらに向かう人の向こうに見えてくるのがサルバトーレ。

    36717afc.jpegMitsui Garden Hotelの一階。
    そこのコーヒーショップの機能も兼ねてて、
    だから朝からやっている。
    この店。
    この界隈に旨いピザを食べさせる店が他になくってランチや夜は席
    が取れなくなっている。
    特に夜なんて、まるで居酒屋じゃないかしら…、ってほどにサラリーマンやOLでにぎわっていてびっくりするほど。
    イタリアンレストランはどこも苦戦してるというのに、やっぱり飲食店は立地が大切なんだなぁ…、って。
    けれど朝はさすがにノンビリ。
    ピザ釜囲むカウンターにはサラダにスープ。
    ソフトドリンクがセルフスタイルで並んでて、
    大きな窓から朝の光が降り注いでくるなかなかステキな伸びやかな場所。
    朝にしました…、ユッタリな朝。

    b52993bb.jpegメインディッシュが3種類あり、
    それを選ぶと厨房の中で作ってくれる。
    それができるまでサイドの料理と飲み物をセルフサービスで好きな
    だけ…、ってシステム。
    こじんまりとしたホテルの中の小さなお店ならではの、
    ほどよいサービス。
    賢い感じでボクは好き。
    レタスにハーブ野菜が種類豊富にタップリ揃う。
    パリパリしててみずみずしくて、
    ボールの下には氷をタップリ敷き詰めてだから冷え冷え。
    他にはツナやコーンがあるきりで、
    けれどコンディメントのベーコンビッツやクルトンがキッチリとした自家製で、それがおいしい。
    特にベーコンビッツの風味豊かにはかなりウットリ。
    ミネストローネの中にも大きな角切りベーコンがどっさり沈んで食
    欲誘う。
    専門店らしき気配がなかなかに良い。

    しばらく待って、メインが来ます。

    10196327.jpegリゾット、ハムにヨーグルト。
    実はココにはエッグスベネディクトのセットがあった。
    それが目当てで来たのだけれど、残念ながら今日は品切れ。
    仕込んだ分のオランデーズソースが全部、出ちゃったっていう。
    まぁ、しょうがないかととったリゾット。
    悪くなかった。
    ホツホツとしたイタリア風のアルデンテじゃなく、
    ちょっとおじやっぽい柔らかご飯。
    魚の旨みがドッシリしてて、チーズとトマトの風味が香る。
    シメジに野菜、
    それにオリーブと具沢山にてまるで今年流行りのトマト鍋の〆…、みたいな感じで朝にたのしい。
    お腹や体にやさしい感じも悪くない。
    サクッと強めにトーストをした胚芽パン。
    空気をタップリ含んで軽やか。
    ハムも軽くグリルして一皿全部ハズレなし…、
    ってそれがとってもありがたい。

    次はエッグスベネディクト。
    そう思いつつお店をでます…、さて仕事。

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    夜、打ち合わせ途中で新宿西口。
    モッチリとしたモノで口を満たしたく、壁の穴にやって来る。

    kba.jpg西新宿。
    「ハシヤ」っていう壁の穴的和風スパゲッティで有名な店がもう一軒ある。
    野村ビルの食堂街。
    壁の穴よりちょっと高級。
    その分、バリエーションはかなり豊富で、へんてこりんな組み合わせにカスタマイズできたりもする。
    ちょっと迷った。
    けれど移動途中で次の打ち合わせ時間も迫ってる。
    そんなに時間があるわけじゃなく、それで駅の真横のこの店。
    勝手知ったる我が家のような店でもあって、だから安心。

    お店に入ると、夜のピークに備えてでしょう…。
    麺を茹でてる真っ最中。
    こりゃ、おいしい麺にありつける…、とミートソースにするコトにした。
    魚卵やホワイトソースで麺をコーティングする訳じゃない。
    炒めて味を麺に入れる訳でもなくて、バターで和えた麺にソースをかけただけ。
    だから麺の状態が味を決めるミートソースをたのむチャンスと、それでコレ。

    9de2222b.jpegついでにちょっとカスタマイズ。
    シメジを乗っけてくださいな!と、初めて試す組み合わせ。
    太い麺。
    ムッチリとしたパスタでもない、うどんでもない、ここ独特の麺にタップリ、ミートソース。
    周りを焼いたシメジが飾る。
    醤油の風味と焼いた油の香りが、洋食面したミートソースを和食に変える。
    そもそもココのミートソースは、ケチャップっぽい甘みと酸味に不思議なコトにボンゴレっぽい風味が混じる。
    わかりやすいのに、複雑な味。
    そこに炒めたシメジを添えると、なおさら一層、他に例えようのない味となる。

    パセリを散らす。
    粉チーズをこれでもか…って、タップリふってタバスコをパシャッ。
    アラビアータ風を気取ってワシャワシャ混ぜる。
    くるんとフォークでまとめて口にスポっと運ぶと、うん、今日の麺の具合はやっぱり見事。
    ムチムチしててピトっと舌に貼り付いてくる…、そんな食感。
    スルスル、口の中を逃げ回るようなアルデンテの麺とは違った肉感的に、これはこれでいいんじゃない…、って。
    コクを出すよりスッキリ酸味を強調させた、サッパリ味のソースも絶妙。
    昨日会社の近くで食べた、イタリア的なる「ボロネーゼ」もいい。
    けれどこれは日本で生まれた日本の古風なミートソースのスパゲッティ。
    これも結構、オキニイリ。

    それにしても炒めたシメジの食感たのしく、逞しいコト。
    一瞬肉かと思わせる、ドッシリとした歯ごたえと、シコシコ歯切れる繊維の力。
    お皿に残ったミートソースを、拭い取るよにしながら食べる。
    生命力をお腹に入れる。
    そんな感じでキレイサッパリ、お皿の中が無くなった。

    3edb3f2a.jpegセットについたアイスコーヒー。
    カランカランと氷をグラスに響かせながら、ゴキュっと飲んで昼とした。
    口の中がスッキリとする。
    オゴチソウ。

    ちなみに今日。
    「爪切りの日」なんだそうであります。
    昔からの言い伝えで、「年が変わってはじめて爪を切る日が今日」…、ってことなんだそう。
    正月に刃物仕事をしちゃいけない。
    しかも爪や髪の毛という生命力と再生の象徴のようなモノを、めでたいときに切っちゃいけない…、って昔の人は思ったのでしょう。
    いろんなモノに敬意を払う。
    日常的な行いゴトのひとつひとつを丁寧に暮らしていくため、昔の人が考えたこうした習わし。
    大事にしたいと、そう思う。
    今日は部屋に戻ったらお風呂につかり、爪をやわらかにしてそれからやさしく切ってあげましょう。

    そういえば、ソニー。
    新しいCyber-shotのシリーズをリリースしました。

    sybershot.jpgそれがなんと。
    メモリースティックだけじゃなく、SDカードにも対応する…、というのだそうです。
    かなりビックリ。
    このカメラがSDカード対応というだけでなく、SDカードそのものも作って売る、というコトでもある。
    あの誇り高くて、独自路線をひた走る唯我独尊企業の象徴。
    かつては規格に賛同する企業グループがありはした。
    けれど今となってはほぼソニー専用規格になっちゃった。
    今やソニエリの携帯電話のメディアもSDになってしまって孤軍奮闘。
    実はソニーのCyber-shot。
    コンデジとしてはなかなかに良くできてはいるのだけれど、買おうと思えぬ最大のその障害がメモリースティックを使ってる…、というコトだったりしてた。
    だからこれはウェルカムだなぁ…、って。
    かたくなに自ら信じるコトだけを守れば良い…、って時代じゃない。
    みんなと一緒にがんばることも大切じゃない…、ってそういうコトかもしれません。
    ちなみに今度のCyber-shot。
    フルHDのビデオ録画が可能であったり、ファイル内容を無線で転送する機能を有していたり…。
    電子コンパス、GPSにとソニーの最新技術がてんこ盛り。
    やっぱりソニーって凄いかも。

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