おやつでパフェ会。
おいしいパフェを食べたい…、ってずっとTwitterでつぶやいていたゴキゲン女子。
ならば四谷三丁目に、とびきりのパフェのお店がございますから…、とパフェ好き男子も一緒に誘って、パフェ会とした。
フルーツパーラーフクナガなる店。
一階がフクナガって果物屋さん。
その二階。
果物屋さんがやっているフルーツパーラー。
普通の喫茶店やパーラーに比べて、いろんなアドバンテージが考えられる。
どこよりも安く果物を仕入れられる。
普通のお店が仕入れられない、多様で多彩な果物を使いことができたりする。
けれどそれ以上に、果物の最もおいしい状態を熟知した上、使って料理を作れるというとこ。
ここのパフェはそうしたこの店ならではの、利点を駆使した特別なパフェであります。
まずフルーツパフェ。
その日、その季節においしいフルーツを盛り合わせにしたココのデフォルト。
今日のメインはメロンであります。
メロンの切り身。
それにメロンのジュースで作ったシャーベット。
皮ごと食べて、まるで苦くも渋くもない不思議なブドウ。
プラムにキウイ。
マンゴー、それからパイナップルとゴロゴロ、次々、果物転がりだしてくる。
パフェはパルフェで、つまりパーフェクトとおんなじ意味のフランス語。
フルーツパフェは、果物をパルフェな状態で食べるスイーツ。
アイスクリームやコーンフレークスみたいなモノで、量や味わいごまかさない…、まさにココのフルーツパフェはフルーツ料理でござります。
季節のパフェというのがあって、今の季節は無花果のパフェ。
ストンと深いパフェグラス。
一番下にバニラアイス。
中に一口大にきざんだ無花果の実。
上に無花果シャーベット。
凍らせた無花果をフードプロセッサーで潰して固めた、だから中にはプチプチ無花果の種がタップリ。
ひやっと冷たく、口に運ぶ寸前に驚くほどに鮮烈な無花果らしい香りを発する。
舌の上にてトロンととろけて、ササッと消えてなくなるんだけど、ずっと口の中に無花果居座る感じにウットリします。
そこにホイップ。
ホイップクリームの中には再び刻んだ無花果の実。
上にプチプチとしたシャーベットをタップリ重ねて最後に無花果の実を飾る。
小ぶりの無花果。
それをまるごと一個飾って、食べるとなんたるおいしさのコレ。
白い実の部分はカチッとちょっと固めの状態。
ところが中はトロンととろける。
種がプチプチ、ひとつひとつが口の中ではぜて散らかる。
無花果の皮と実の間を食べると、たまに苦味や渋味があるけど、この無花果にはそんな不快な風味がまるでないのがステキ。
吟味に吟味を重ねた末の、見事な味わい…、悶えちゃう。
それからフルーツサンドイッチ。
実はボクはココにくるまで、フルーツサンドという料理をまるで認めることがなかった。
サンドイッチに挟む具材は、パンのおかずになるような料理じゃなくちゃボクにとっては受け入れがたい。
それを果物挟んでさぁどうぞ…、っていうのはいささか邪道とずっと思ってた。
ここに一緒にやってきた友人が食べたフルーツサンド。
おいしそうにみえて分けてもらった。
そしたらコレがおいしくて、それまで持ってたこだわりスパッと捨ててしまった。
パンの食感。
フックラとして、ちょっと固めでしかも塩の風味が豊か。
ちょっと薄めてやわらかで、おそらくそれだけ食べても十分旨いパン。
そこにホイップクリームを塗り、薄切りにした果物を、そっとのっけて挟んで切る。
バナナ、リンゴにキウイにマンゴー。
果物が持ってる酸味がホイップクリームと一緒に口にやってくる。
噛むとジュワッとみずみずしさが、パンを濡らしてトロンとさせる。
ショートケーキのような味わい。
けれどスポンジケーキじゃなくてパンの食感、そして味わい。
サッパリしてて、甘ったるくないのがステキ。
今日のお昼にサンドイッチを食べたばかりというのにまたまたサンドイッチを頬張りニッコリ。
パフェのシャーベットやアイスクリームで冷えたお腹もやさしくホワンと温かになる。
おごちそうさまってお金を払って出ようとしたら、最近、お客様のコトを四ツ谷三丁目の消防署の前でよく見るんですよ。
近所にすんでらっしゃいますか?って、お店の人に聞かれちゃう。
ええ、そうですよ…、って答えはしたけど、ボクってそんなに目立つのかなぁ…、って思ったりした、また来よう。
関連ランキング:フルーツパーラー | 四谷三丁目駅、曙橋駅、四ツ谷駅
[0回]
PR