サカキノホトンブログベルクで始める土曜日の朝

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ベルクで始める土曜日の朝

新宿で朝…、友人とちょっと会うことがあって、それで「ベルク」にやってくる。

新宿駅の改札口のほど近く。
飲食店がゴチャゴチャっと集まっている、路地的通路に面してある。
地下鉄の改札口からも近くって、便利な場所ではあるけれど通路を挟んで向かい側の立ち食いそば屋の出汁の匂いが強烈で、ちょっと頭が痛くなる。
化学調味料の焼けるような甘い匂いがもしなかったら、もっと快適。
勿体無い。

朝から夜まで、一日通してずっとにぎわっている繁盛店。
コーヒーがあって、ビールがあって。
ワインがあっておいしいスナックがそろってる。
タバコの煙がただよっていて、そして明るい笑顔があって…。
老若男女問わぬいろんな人たちがギッシリ肩を並べて座るちょっと独特の雰囲気がある。

新宿がサブカルチャーの聖地だった頃の新宿。
新宿が今を絶望した若者が未来に向かって吠える場所だった頃の新宿が、なんだかココだけ残ってる…、そんな雰囲気。
ロックじゃなくて、フォークな感じ？…、ボクは好き。
反体制が集まりギターを鳴らした新宿というこの街を、今は体制権化のような老人都知事が見下ろしている…、けれどココには自由空気がただよっていて、ちょっとウレシクなったりできる。
そういや、明日は都知事選。

朝のプレートをたのんでたのしむ。

トースト２枚に、ハムに半分ゆで卵。
ポテトサラダにスイートコーンにレタスにバター。
特別なモノは何ものっていないのだけれど、どれもがキチンとおいしい状態。
サクサクとした軽い焼き上がりのパンは朝の前歯においしい。
味わいおだやかなポテトサラダをパンにのっけて食べるとそのふんわりが引き立つ感じ。
なによりハムがおいしくて、風味豊かにニッコリします。
もともとココのハム、ソーセージは味わい豊か。
しかもとても正直に作られてるので、嫌な後口がないのですね。
ホットドッグを食べるとそんな、素材自体の実力感じる。

例えば「クワトロチーズドッグ」って言うこの商品。
四種類のチーズをブレンドしたものを、白いワインでトロトロにしたのをタップリ、ソーセージの上にかけまわしガーリックパウダーで風味を付けるという贅沢さ。
パキッと前歯でちぎれるソーセージから、みずみずしいほどの肉汁が出る。
それをソフトバゲットが見事にうけとめ、それにチーズがからんでうま味を引き立てる。
ガーリッキーではあるけれど、チーズ独特の香りも濃密。
ナッツの香りや乳の風味がどっしり、口から鼻に抜けつつ食欲湧かす。
これを食べると、赤ワインを飲みたくなるのを我慢する。

今日はちょっと花曇り…、風邪ひかぬようちょっとユッタリ過ごします。
土曜の朝の彩りとして、ただただたのしく笑える動画を一本貼っておきましょう。

生まれてまだ５ヶ月半のこの赤ちゃん。
仰天したり、ご機嫌になったりクルクル表情が変わって、かわいらしくてしょうがない。
何を見て、こんな表情になっているのか？
実はただ、おかぁさんが鼻をかんでるところを見てはビックリし、普通のおかぁさんの顔を見てはホッとしてという繰り返しを撮影しただけなんだというのであります。
表情豊かがなんだかステキ…、笑顔をもらう土曜日の朝。

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