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2024/11/27 (Wed)
コーシュにコメダ
今日、中央線にのって西に向かった目的。
ギャラリーゴーシュという荻窪の小さな画廊で、「名探偵ホームズのイメージボード展」という企画展覧会が行われていた。
それを観ようと友人と。
1984年に放送された、テレビアニメ。
シリーズの最初の何話かを、宮崎駿が監督・演出。
その物語の設定をするにあたって、当時の日本のアニメ界を代表するクリエーターたちが描き残したスケッチを展示している。
もうボクが24歳になっていた頃の放映で、だから当時は興味がなかった。
けれど最近、機会があって見なおしてみたら大人の鑑賞にも耐えうる作品であったというのにビックリしました。
そのビックリの理由がこうした、開始当初の設定の確実にして詳細で、入念なコトにあったんだって再びビックリ…、演劇においてキャスティングが重要で、一番最初に敷いた線路が強固で正しく、しかも行く先明快であるかどうかがその成功を導くポイント。
それとアニメも同じなのかもしれないなぁ…、って思ったりする。
それにしても、日本のアニメってやっぱり世界に誇るべき、豊かなコンテンツのひとつだなぁって思ったりもした、目の勉強。
オープニングの動画が一本、ありました。
日本とイタリアの合同作品…、だからカタカナ名前が次々でてくるところがなんだか不思議にゴージャス。
飛ぶ乗り物を表現するのが大好きな宮崎駿らしさを満喫できるのもいい。
この歌、ダ・カーポなんですネ。
劇中音楽は羽田健太郎さんが担当してるし、決して子供だましで作られたんじゃない丁寧な作品だったんだなぁ…、って今更ながら思ってちょっとナツカシム。
それからお茶をしましょうか…、と荻窪まわりで喫茶店を探していたら。
コメダ珈琲を発見しました…、混んでなければためしてやろうと、駅前からちょっと入った路地にあるビルの2階のお店を覗く。
3組ほどは待ってましたか、聞けば10分ほどでお店に入れるんじゃないですしょうかというので待って、10分足らずで案内されてお店に入る。
首都圏の郊外の店は「いわゆるフィーバー中」のようで行列続出…、休日なんて一時間待ちも当たり前な店が多いという中、もしかしたらばココは穴場?って思いながら、さぁ、コーヒー。
まずはアイスコーヒーをタップリポーションで。
樽型の取っ手のついたステンレスのマグ。
中空構造になってるのかなぁ…。
大きさの割にかなり軽くて、ずっと冷たさが持続する。
大きな氷。
それもタップリ。
酸味も苦味もやわらかな、ゴクゴク飲める冷たいコーヒー。
コーヒー好きにも物足りなくて、けれどこうした飲みやすさこそが、このチェーン店がいろんな人から受けてる理由じゃないかなぁって思う。
それにしてもサービス精神旺盛で、ふっかりとした分厚いタオルの熱いおしぼりに、ロゴの入ったオリジナルお冷グラス。
細かなところに欠けるべきコストをしっかりかけてる。
こういう部分を手抜きするお店が最近当たり前…、昔の喫茶店はこういうところにこそ、気合を入れてお客様をオモテナシしたモノであります。
コーヒーに必ずついてやってくる袋に入った塩豆が、これまたおいしく得した感じ。
名古屋風とでもいいますか…、「お値打ち感」は当たり前、お客様にどれだけ「得を感じてもらえるか」を追求しなくちゃ生き残れない。
そういう名古屋で生まれ育った「らしさ」を感じてニッコリします。
フードメニューもサービス精神旺盛で、名物のシロノワールの甘さは虫歯にしみるほどにて、片手のコーヒーをおいしくさせる。
トーストで作ったミックスサンドもドッシリとしてボリュームタップリ。
パンのこんがり焼けた状態、噛むとペロンと具材が垂れてこぼれだすほどタップリ入ったところも「軽食」というよりしっかりした「食事」的。
ココで食事をして帰る人も多いといわれるけれど、それも当然と感心しながら、お店をあとに…、今日はたのしいお勉強。
コメダ珈琲店 荻窪南口店
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2013/04/29 (Mon)
丸の内リム:喫カバ
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