ポールバセットでお茶を飲みます。
お茶を飲むというようりも、ポールバセットのこの空間でユッタリとした時間を過ごしたいと思ってやってくる…、ココの空気は特別ですから。
そう思ってくる人たちも結構いるんでしょう。
今朝も朝活っぽい人たちや、朝の打ち合わせをするビジネスマンが集まっていて結構、にぎやか…、東京って街は朝から元気に動いてるって感じがステキ。
いつものマキアートにしようと思ってやってきたらば、なんと夏の飲み物がある。
「オンザロック」ってショートドリンク。
冷凍庫の中で凍らせておいた、エスプレッソカップに氷を一個。
そこに直接、エスプレッソを注いで飲むという趣向。
グラインドした豆をギッシリ、ポッドに詰める。
体の体重をズッシリかけて詰めたポッドに蒸気をあてて、プシュッと注いで出来たこれ。
カップの肌が細かな汗をかいている。
手渡された時には氷が下に沈んでて、いつものマキアートに見えるのですね。
暫くみてると、ゆっくり氷が浮かんでくるのにドッキリします。
氷の表面がエスプレッソの粉が混じった泡で覆われ、最初は氷が曇って見える。
徐々に泡が滑りおち、キラッと氷本来の透明感に満ちた輝きが、カップの中に姿をあらわす。
スローモーション動画をみているみたいなユッタリ。
まるで氷が生きてるみたいにみえてウットリ。
冷えているのにエスプレッソの香りがフワッと漂ってくる。
喉がなります、ゴックリと。
カップに口をつけるとまずひんやりと凍ったカップにビクッとします。
その唇にほんのりあったかなエスプレッソが触れるのですネ…、まるでエスプレッソの方からキスをおねだりしてくる、そんな感覚、うまいです。
氷をさけてまだあたたかいところを吸い込むと、エスプレッソがトロンと口の中にやさしくやってくる…、そしてビターでまったりとしたうま味が口に広がっていく。
徐々に氷が溶けながら、エスプレッソが冷たくなってく。
冷たくなっていきながら、溶けた氷で薄まっていき濃厚な香りの影にかくれてた、酸味や苦味がその輪郭をあらわしていく。
エスプレッソからはじまって、ルンゴの方に向かってく。
温度とともに濃度、味わい、風味が変化していくさまをたのしむコトができる飲み方…、こういう味の設計図をかける人ってスゴいなぁって思って感心、オキニイリ。
関連ランキング:カフェ | 西新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅
それから新宿でたのしい企みの打ち合わせをして、蕎麦をいただく。
穴子の天ぷらがメインをなした、そばの定食…、蕎麦は大盛りになさいますかといわれたけれど、普通盛りでよござんす、と即答しました。
食事の最初に野菜を食べるといいんだよ…、とやっぱりそういう話題になってそれでお皿の上に野菜をさがしたら、天ぷらパプリカ、ししとう、それからカボチャ程度しか見つからず、ついでに薬味のネギも一緒に最初に食べる(笑)。
蕎麦をズルリと…、こういう食事がうれしくおいしいお年ごろです、水曜日。
[8回]
PR